甘露寺蜜璃の曲がる日輪刀は実在した?長さや戦い方や戦闘シーンまとめ

2022年2月13日

『鬼滅の刃』の登場人物である”恋柱”甘露寺蜜璃。

彼女は「柱合会議編」にてその人柄が何となく伝わってきましたが、一体どんな戦い方をするのかは全く分かりませんでした。

それが明らかになるのは物語の中盤で、その戦い方はもちろん甘露寺の「曲がる日輪刀」に驚かされた読者は多かったと思います。

「曲がる」とはどういう意味なのか?

その長さや戦い方とは?

甘露寺蜜璃の戦闘シーンはどんなものなの?

といったことをこの記事では簡単にご紹介していきましょう。

 

甘露寺蜜璃の曲がる日輪刀は実在した?

甘露寺蜜璃の日輪刀はその桜色に染まった刀身よりも「曲がる(しなる)日輪刀」であることが目を引きます。

基本的に柱の日輪刀は変わった形状が多いものの、甘露寺の日輪刀もまた類を見ない形状です。

しかし実は甘露寺が持つ「曲がる(しなる)刀」は実在しており、他作品でも武器として登場していたりします。

それでは実在する甘露寺の日輪刀がどんなものなのか解説していきましょう。

恋柱の日輪刀は新体操のリボン

恋柱・甘露寺蜜璃の日輪刀を一言でまとめてしまうと新体操で使うリボンです。

作中で甘露寺の日輪刀は「極めて薄く柔い」と説明されていますが、その通りでムチのようにしなる刀身をしています。

いわゆる「変異刀」であり、刀鍛冶の里長・鉄地河原鉄珍にしか打てないとされる傑作です。

当然ながらその扱いは段違いに難しく、下手をすれば自分自身が怪我をします。

しかし甘露寺は持ち前の怪力にくわえて関節の可動域が広く、また身体の柔軟性も優れています

そのため、この変異刀の特性である「しなる」を最大限に引き出すどころか、スピードやオールレンジもピカイチな隊士です。

もっと具体的に言えば攻撃時のスピードは善逸や宇随以上、オールレンジの攻撃は新体操的な動きをすることで複数の鬼を葬れます。

逆に血鬼術そのものを切り刻んで相殺すること(「広範囲全周囲防御」とも呼ばれています)を可能にしていました。

なお鞘に仕舞う際はその形状ゆえ、折り曲げるように収められています。

元ネタは中国の剣

一見すると甘露寺の日輪刀はフィクションだからこそ成立している武器のように思えますが、ちゃんと実在する武器です。

代表的なものは…、

  • 中国の「腰帯剣」(ようたいけん)別名ヤオダイジャン
  • インドの「ウルミ」

などです。

中国の「腰帯剣」は暗器の一種で、その名通りにベルトに偽装した鞘を腰に巻いて携帯します

腰を一周できるほどよくしなっており、他作品であるものの漫画『ヨルムンガンド』では「腰帯剣」と思われる武器が暗殺に用いられるシーンがありました。

 

反対にインドの「ウルミ」は暗器ではなく、インドの古武術カラリパヤットで最後に教わる武器として使われています。

携帯時は「腰帯剣」と同じく腰に巻くこともあるものの、そのまま丸めておくこともあるそうです。

「鞭状の長剣」と表現されているように全長120~150cmほどで、刀身の両端は尖っています。

どうやら殺傷能力を高めるためであり、鞭を振るうように扱うのが基本となっているものの、難易度が高い武器としても有名です。

難易度が高いため古武術カラリパヤットでは最後に教わる武器となっています。

「ウルミ」と類似した武器が登場する他作品として漫画『るろうに剣心』に登場した”刀狩の張”こと沢下条張の愛刀・薄刃乃太刀(はくじんのたち)が挙げられます。

「ウルミ」というには薄刃乃太刀は長すぎるものの、イメージとしてはぴったりです。

 

 

甘露寺蜜璃の刀の長さや戦い方・戦闘シーンまとめ

甘露寺は日輪刀はもちろん、戦い方も独特です……が、それは戦闘シーンも同様です。

他のキャラは真剣に悩んでいるにも関わらず、甘露寺は基本的にコミカルで善逸を彷彿とさせます。

良い意味でムードメーカーなのですが、そんな甘露寺も無惨戦では本気でキレたことが印象深いです。

ここではその時の名台詞や甘露寺の日輪刀の長さ、戦い方について迫っていきましょう。

長さ

甘露寺の日輪刀の長さは説明されていないので不明のままです。

なので目測すると身体を一周する程度はあることが分かります。

通常の刀の長さはまちまちですが、日本刀(打ち刀)の長さは60~75cm程度です。

甘露寺の日輪刀は明らかに通常の長さ以上あるうえに、彼女の身長(167cm)以上もありそうなので実在する武器よりも長いと判断します。

戦い方

甘露寺が使う呼吸「恋の呼吸」とは「炎の呼吸」から派生した呼吸法です。

もともと甘露寺は入隊した直後、炎柱・煉獄杏寿郎の継子となって「炎の呼吸」を学んでいました。

しかし甘露寺の身体の動きが独特すぎたために炎の呼吸は継承せず現在に至ります。

というのも甘露寺の筋肉は柔らかく、アクロバティックな動きを可能にしていました。

そのうえ男顔負けの怪力も備わっており、公式でも「甘露寺の筋繊維の密度は先天的に常人の八倍はある」と断言されています。

力を抜けばしなやかに、力を込めれば剛力となる甘露寺の身体は変幻自在な動きを得意にしているというわけです。

よって「恋の呼吸」は柔軟性はもちろん音感も重要視しており、「柱稽古編」で他の隊士たちの面倒を見ることになった甘露寺は音楽に合わせた舞踏をしつつ、柔軟性を(力技で)鍛えていました。

ようするに剛柔一体となった身体を活かし、素早く攻撃するのが甘露寺の戦い方です。

ちなみに「恋の呼吸」の型には猫や猫を彷彿とさせる呼び名がつけられていますが、これは甘露寺が猫好きだからとなっています。

さらに余談ですが、岩柱・悲鳴嶼行冥もまた猫好きで2人で猫談義で盛り上がるそうです(笑)

戦闘シーン解説

甘露寺蜜璃は『刀鍛冶の里編』(12~15巻、122話など)無限城編』(16~23巻、183話など)で戦います。

「刀鍛冶の里編」では上弦の肆・半天狗の分身体である憎珀天に、「無限城編」では琵琶鬼の鳴女そして無惨に挑みました。

憎珀天戦では分身体の特性にまんまと騙され、一時的に気を失うものの炭治郎たちの助けで命拾いしました。

そんな炭治郎たちが甘露寺が気にしていた怪力を「希望」と言ってくれたことにより、力をセーブすることなく戦うことを決意します。

本気になった甘露寺はたった1人で、炭治郎たちが本体の頸を斬るまでの足止め役を買って出ます。

この時、甘露寺は「痣者」として覚醒するものの、さすがに限界となってしまい、

「ぎゃあああああ~~~~~!!!もう無理!!ごめんなさい殺されちゃう~~!!」

と叫びました。

(直後、本体が倒されたことで分身体も消滅し、再び九死に一生を得ます)

上弦の肆・半天狗の血鬼術や特性については以下で解説しています。

鬼滅の刃上弦の肆・喜怒哀楽の名前や強さと血鬼術は?半天狗の最後や過去についても

 

鳴女戦では伊黒と合流でき、そのまま雑魚鬼を倒しながら無惨のもとへ急ぐ途中に遭遇し戦闘となりました。

しかし鳴女の能力により、変幻自在な攻撃を得意とする2人であっても苦戦を強いられます。

その後やってきたた愈史郎に鳴女を任せ、伊黒と甘露寺は無惨と戦っている炭治郎たちへと向かいました。

新上弦の肆・鳴女の能力や強さについてはこちらで解説しています。

鬼舞辻無惨パワハラ会議の三味線(琵琶)女は誰?正体は新上弦の肆・鳴女(なきめ)!

 

無限城崩壊後はそのまま無惨戦がスタートし甘露寺はその初戦から参戦していました……が、途中で重傷となってしまい戦線を離脱します。

一般隊士たちの手当てを受けた甘露寺でしたが、仲間たちのもとへと急ぎこう言い放ちます。

「もういい加減にしてよぉ!!馬鹿ァ!!」

といって泣き怒りながら、無惨の左腕(触手)を怪力で引きちぎるのです。

 

まとめ

  • 甘露寺の日輪刀は新体操のリボンのようにしなやかで薄く、素早くて広範囲の攻撃を繰り出せる
  • 甘露寺の身体は力を抜けばしなやかに、力を込めれば怪力無双となる
  • 半天狗の分身体である憎珀天、琵琶鬼の鳴女、全ての元凶の無惨と戦った

甘露寺といったら「怪力」というイメージがあるのですが、しなる日輪刀の特性を踏まえると技術も必要です。

そう思うと意外と技巧派だということが分かります。

戦い方も怪力に頼ったものではなく、飛び跳ねるような動きからして明らかですね。

超人ゆえに大きなトラウマを抱えた彼女でしたが、超人であっても朗らかさを失われていない甘露寺には何度も癒されました。

伊黒も言っていましたが、甘露寺は戦い以上に会話など何気ないシーンで仲間たちに大きく貢献していたと思います。

そんな甘露寺蜜璃の最期についてネタバレしている記事はこちらです。

鬼滅の刃伊黒小芭内が包帯の下・口を隠す理由ネタバレ!蛇柱の正体と甘露寺との最後

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