リゼロ2期ロズワールがラムとガーフィールをなぜ死亡させた?原作との違いも

アニメ2期『Re:ゼロから始める異世界生活』の第11話で、ついにロズワールが謎の強行に及びました。

その内容は自分の腹心であるメイドの「ラム」を、突然背後から一突きにし、同時に聖域の番人「ガーフィール」もろとも殺してしまったのです。

このショッキングな行動に、アニメ視聴者はかなりの衝撃を受けたようです。

そこでこの記事では、”なぜロズワールがラムとガーフィールを殺したのか?”という事について深堀りしていきます。

 

リゼロ2期ロズワールがラムとガーフィールをなぜ死亡させた?

第11話での終盤でロズワールは、ラムとガーフィールをまとめて串刺しにしてしまいました。

これはどうしてだったのでしょうか?

このシーンの中でロズワールはこの様に話していました。

「君(スバル)と二人で話すのに、ガーフィールがいると邪魔そうだったからねーぇ。」

つまりロズワールの狙いは、スバルに一緒に付いてきたガーフィールを消すためだったのですね。

ラムはその囮、ガーフィールの注意を反らすために使ったということです。

ガーフィールはすぐに頭に血が上り、冷静に物事を聞き分けれる性分でないから消したのでしょうか?

それも大いにあるのでしょうが、彼を殺した理由はそれだけではないようですね。

ガーフィールはロズワールでも苦戦する

ガーフィールの強さについては、第8話ですでにお披露目されました。

獣化の力によって、その攻撃力はとんでもなく跳ね上がり誰もガーフィールを止めることはできませんでした。

魔法が使え、角が折られてもかつては”鬼族の神童”とまで言われたラムでも全く歯が立たなかった様でした。

(実際にラムとガーフィールの戦闘シーンは描かれませんでしたが)

それに加えてロズワールは現在、墓所の試練を受けたことによって魔法が使えない体になっています。

万全であれば”ルグニカ王国最強の魔法使い”と言われるロズワールが強いのでしょうが、現在の状態ではガーフィールに勝ち目は薄いのでしょうね。

そこでロズワールは今の状況でも確実にガーフィールを目の前から消すために、ラムを囮にした「騙し討ち」を敢行したのでした。

死に戻りを確認したかった

それ程までにスバルと2人きりで話したかった理由。

それはスバルが何度もこの世界をやり直しているという事について確認したかったのです。

この事実にロズワールは途中から気付いていました。

そしてスバルの目の前でラムとガーフィールを殺すことで、スバルの反応を見ていました。

そこで激昂するわけでも、怒り狂うわけでも、パニックに落ちるわけでもなく何処かに冷静さを置くスバルを見て確信するのです。

スバルが何回もこの世界でコンテニュー出来るという事を。

「――取り返しがつくものだと、そう思っているからじゃーぁないかい?」

このセリフからも、ロズワールは聖域にスバルが訪れたときからその様に思っていたのです。

厳密にはスバルが命を落とすことで発動する”死に戻り”という事は理解しておらず、スバルが自由に自分の意思で世界をやり直せると思ったようです。

その証拠にスバルに暴行を加えることで、スバルが目の前で世界をやり直すかどうかを試していました。

なので世界をやり直すことの発動条件については理解していません。

それを知るきっかけとなったのが、ベアトリスも持っていた未来を書き記す本「叡智の書」の存在です。

そこでスバルの能力を知ったロズワールは、エミリアの確固たるルグニカ王国の王位継承を果たすためにスバルの力を利用しようと考えたのです。

スバルがエミリアの騎士に立候補したときのロズワールの嬉しそうな顔は、今思えばこの時からすでにスバルの能力に感づいていたという事なんですね。

どうしてそこまでエミリアを王選で勝たせたいのか?

その先にロズワールは何を目的としているのか??

それらは下記の記事で詳しく書いております。

『リゼロ・ロズワールは黒幕で敵か?狙いや目的と正体についてネタバレ』

ラムを殺したロズワールに怒りの声

ちなみにネット上では、ラムを背後から串刺しにしたロズワールに対して避難に声が多数上がっています!

ちなみにこの回が放送された9月16日はロズワールの誕生日というなんとも言えない皮肉。

リゼロファンからの大バッシングという、思わぬ誕生日プレゼントを送られてしまったロズワールなのでした。

 

 

アニメ2期11話ロズワールの原作との違い

リゼロ2期11話でのロズワールが絡んだシーンで、原作との違いについても紹介します。

ここで紹介する他にも細かい原作との違いはあったりするのですが、大きく違った内容を3つ紹介したいと思います!

リューズの複製体をスバルが呼ぶ

ロズワールがガーフィール達を殺してスバルを追い詰めるシーンでは原作と若干の違いがあります。

スバルにロズワールが暴行を加えて、”やり直し”をさせようとするシーンです。

原作ではここでスバルが、リューズの複製体をロズワールの前に呼び寄せます

「ドナ茶」を飲んだことによって『強欲の使徒』となっていたスバルは、リューズの複製体を操る資格を得ています。

ロズワールがもし黒だった時のために彼に対抗すべく、ガーフィールと共にリューズ複製体を用意しておいたのです。

スバルは用意したリューズの複製体20体でロズワールの口を割ろうとしますが、しかし複製体はあっさりロズワールの魔法の前にやられてしまいます。

天候を変えるための魔法をロズワールが解除したたために、自在に魔法を使えるようになったためです。

ロズワールいわく、魔法使いに複数で挑むのは愚かな行為だそうです。

レムやアーラム村の住人は大兎に襲われる

原作では「レム」や「リューズ」、「オットー」にアーラム村の住人が聖域内の大聖堂に避難していました。

しかし彼らはロズワールが降らせた雪によって現れた「大兎」の群れに襲われてしまいます。

大聖堂の中に立て籠もっていたようですが、村人達は自らの根城に火を放ち兎に食われるより、自決の道を選んだのでした

スバルはロズワールが大兎に食われた後に、大兎から逃げ回りやっとの思いで墓所のエミリアの元へとたどり着きました。

この道中にスバルは燃え上がった大聖堂を見つけ、その中の者たちが無事ではないことを悟るシーンがあるのです。

メイリィの登場はかなり遅い

アニメ版ではスバルとベアトリスが屋敷から脱出し、エルザから逃げる際に魔獣使いの「メイリィ」に遭遇しました。

そして「メイリィ」の操る魔獣によって「ペトラ」「フレデリカ」が襲われたとなっていました。

しかし原作ではこのタイミングではまだメイリィ出現してきません

メイリィが登場するのは4章のかなり終盤、ロズワールの屋敷において”ある助っ人”の協力を得たスバルがエルザを迎え撃つ際に初めてメイリィが登場してきたのです。

この”ある助っ人”が誰なのかは、アニメ2期の2クール目で明らかになることでしょう。

この戦いは2期の中でもかなり激熱な戦いですのでお楽しみに!

 

リゼロ2期ロズワールがラムとガーフィールを殺した理由と原作との違いまとめ

この記事でロズワールがなぜラムやガーフィールを殺したのか、その理由についてを書いてきました。

スバルの死に戻りに注目しているのが、”強欲の魔女”エキドナに続いてこれで二人目となりましたね!

それにしてもこの回も、ラムやガーフィールといった彼らの最期など心臓が落ち着かない展開ばかりでしたね(汗)

ロズワールはこれからまだまだ暗躍しますので、その彼の動向に注目していきましょう!

『リゼロ・ロズワールは黒幕で敵か?狙いや目的と正体についてネタバレ』