鬼滅の刃三味線女の鬼は上弦の四!鳴女(なきめ)の正体や過去とは?

2021年11月19日

この記事では『鬼滅の刃』に登場する鬼の一人、「鳴女(なきめ)」の正体について深堀りしていきます。

鳴女とはアニメ1期の終盤で十二鬼月下弦の鬼が無惨のもとに集められた際に、無惨の傍らにいた三味線のようなものを弾いていた鬼です。

実はまだあの時点では十二鬼月ではなく、ただ無惨に重宝されていたという女鬼です。

どちらにせよ鳴女が琵琶を弾けば最後、空間操作が始まってしまいます。

そのあたりについては下弦の鬼の粛清シーンで明らかになりましたが、鳴女の詳細についてもっと掘り下げていこうと思います。

この記事では…

  • 鳴女の初登場について
  • 上弦の鬼になった経緯
  • 鳴女の正体や過去

ということを知ることが出来ますが、ネタバレも多くあるのでご注意ください。

 

鬼滅の刃三味線女の鬼は上弦の四!

鳴女の登場回はアニメ第1期の最終話ですが、彼女が後の上弦の肆(四)になります。

もっとも上弦の肆には半天狗も座しているため、

  • 上弦の肆(旧):半天狗
  • 上弦の肆(新):鳴女

のように使い分けていたりしますね。

さて、その鳴女が上弦の鬼になったのは単純に「無惨のやらかしのせい」といっても過言ではありません。

下弦の鬼たちの前で登場

鳴女が初登場した回は原作漫画の第6巻51~52話でした。

アニメなら第1期26話「新たなる任務」ですね。

コミックでもアニメでも、この話のまさかの展開に唖然とした人は多いかと思われます。

何しろ、この話はこれから炭治郎たちの前に立ちふさがるはずだった下弦の鬼たちが鬼舞辻無惨に粛清されるエピソードですからね。

そのいきさつを順を追って説明しましょう。

突然、異様な空間に転移した下弦の鬼たちはそれぞれ突然の状況を把握しようと努めます。

そのうちの1体が鳴女を見つけ、この異空間が鳴女の血鬼術であると見当をつけました。

同時に鳴女の近くに見慣れない和装の女がいることにも気づきますが、それが無惨が女に擬態した姿とは気づきません。

ようやく気付いたのは「頭を垂れて蹲え。平伏せよ。」と命じられてからです。

鳴女の転移で1か所に集められた下弦の鬼たちはすぐさま平伏し、無惨の叱責を受けます。

「累が殺された」「上弦の顔ぶれが変わらないが、お前たち下弦は何度入れ替わった?」

その叱責を聞き、下弦の陸・釜鵺(かまぬえ)は「そんな事を俺たちに言われても」と思うもののその思考が読まれてしまい、

「(中略)何がまずい?言ってみろ」

と凄まれた後で、無惨に喰われました。

その後も、

「私は貴方様のために命をかけて戦います!」(下弦の肆・零余子(むかご))
  ↓
「お前は私の言う事を否定するのか?」(無惨)

「血を!貴方様の血を私にお与えください!」(下弦の弐・轆轤(ろくろ))
  ↓
「私は何も間違えない。(中略)お前は私に指図した。死に値する」(無惨)

といったようにイエスといってもノーといっても、一方的な理由で下弦の鬼たちは次々と殺されました。

このうち下弦の参・病葉(わくらば)は何を言っても殺されることを悟り逃亡を図るものの、気が付けば元居た場所に戻っており無惨に首を取られてしまいます。

このうち下弦の壱・魘夢(えんむ)だけは

「他の鬼たちの断末魔を聞けて楽しかった」

「あなた様直々に手を下して頂けること、私を最後まで残してくれてありがとう」

というクズぶりを披露。

そのおかげで無惨の処刑から免れ、「無限列車編」のボスになったのは周知の事実ですね。

一応無惨が何故下弦の鬼たちを処刑したのか?

と言えば、下弦の伍・累が倒されたのがきっかけです。

下弦の伍・累は無惨のお気に入りでしたが、彼が倒されたことで無惨は下弦の鬼たちに見切りをつけます。

炭治郎と初めて出会った際に彼の耳につけていた耳飾りを目にした無惨。

嘘か真か分かりませんが、継国縁壱」を思い出した無惨は炭治郎の存在にビビッてしまったと言われています。

それが故に浅草で付き合っていた妻子のもとを去り、女体化したり子供化したりして姿をくらましたとか。

魘夢に炭治郎の殺害を命じているあたり、信憑性がありますよね。

継国縁壱」という人物の正体については、こちらの記事で取り上げています。

【鬼滅の刃】日の呼吸初代剣士の名前は?炭治郎の耳飾りや痣の意味も

 

この下弦の鬼粛清の場面では、鳴女は一言も喋らず琵琶を弾いたのみでした。

というのも鳴女は仕事人気質で必要以上の会話をしたがらない性格です。

ただ稀にある会話シ-ンでは礼儀正しいですね。

またコミックの落書きにていがみ合う上弦の鬼たちに対して、「早く帰ってくれないかな……」と内心思っているように感情表現は案外豊かのようですね。

上弦の四になった経緯

鳴女はその異能から特別に優遇された鬼でしたが、半天狗が死んだことで上弦の肆となります。

このあたりの経緯についてはコミックやファンブックでは説明されていません。

ここで一つ考察するとすれば、鳴女が上弦の肆になった理由はひとえに人材不足が原因なのでしょう。

先述したように、原作やそれに関する資料集ではそのあたりには触れていませんが、鬼側の人材不足ぶりが伺える箇所が「無限城最終決戦編」でいくつかあります。

それがこちら。

  • 上弦の伍は玉壺討伐後、空位のまま
  • 無限城に招かれた雑魚鬼は全て無惨の血により、下弦レベルまで底上げされている
  • そもそも”別枠”だった鳴女を今更になって、上弦の鬼にさせている

もしも無惨が下弦の鬼たちを粛清しなければ、こんなことにはならなかったでしょうが…。

それでこそ無惨様です(笑)

やれ「頭無惨」だの、やれ「パワハラ上司」だの、やれ「鬼柱(登場人物たちのなかで一番、十二鬼月を討伐しているので)」だの言われるだけはあります。

ちなみに「人材不足なら新しい鬼をつくればいいのでは?」と思うかもしれませんが、そもそも無惨は鬼をつくることに抵抗を覚えていました。

無惨の目的は「自分が生き残ること」、そのため自分に害を成すかもしれない同胞作りは実のところ嫌だったのです。

だというのに鬼をつくっていたのは、無惨であっても克服できない陽光に耐えられる鬼を探していたからでした。

(もう1つ理由がありますが、ここでは割愛します)

「刀鍛冶編」にて半天狗を通し禰豆子が太陽光を克服したことを知るや否や、総力戦の準備を始めたあたりどれだけ無惨が陽光を克服したかったのかが伝わりますね。

なおその鬼を無惨がどうするかと言うと、吸収して陽光への耐性を得ようとしていたようです。

つまるところ欲しいSSRが出てきたのでガチャを止めたユーザーと同じ…といったところでしょうか?

 

 

上弦の肆()鳴女の正体や過去とは?

実は最終回を迎えても鳴女の正体や過去が明かされなかったのです。

これによって巷ではあれこれ鳴女について言われていました……が、『公式ファンブック第二弾』にて鳴女の衝撃の過去が語られています

その内容に「これは作中で明かさなくて正解」と評されたほどです。

そんな鳴女の正体と過去、ついでに彼女の血鬼術も含めて解説していきます。

鳴女の正体と過去

結論から言えば、人間時代の鳴女は通り魔でした。

幸薄そうな外見からは想像もつきませんが、その発端となったのは鳴女の夫のせいです。

鳴女は元々、無名の琵琶奏者でした。

琵琶の演奏でその日の銭を稼いでいたものの、夫が博打狂いであるため貧しい暮らしをしていました。

その夫がある日、博打のために演奏用の着物を売り飛ばします。

一着しかない着物を売られた鳴女はついに逆上し、夫を金槌で殴り殺しました。

夫を殺した後、鳴女はボロボロな着物のまま琵琶演奏に挑むことになります。

琵琶演奏にふさわしくない見た目をしているので好奇の目が集まっているうえに、夫を殺した直後ということもあって鳴女の手は震えていました。

その震えを止めることもできず、また演奏する場から退くこともできず結局鳴女は琵琶を弾くものの……。

何と聴衆から大絶賛されるのです!

これに味を占めた鳴女は、演奏する前に人を殺すというまさかの結論に至るようになります。

実際に人を殺してからの演奏をしたほうが周りから称賛されました。

しかし演奏前の殺人は無惨をターゲットにしたことで止まります。

言うまでもなく鳴女が襲ったところで無惨には敵わず返り討ちになりました。

けれども無惨はそんな鳴女を気に入り、鬼にしたという過去があったのです。

血鬼術「異空間・無限城」

三味線と書きましたがその手に持つ楽器は正確には琵琶(びわ)であり、鳴女の琵琶は奏でれば誰でも無惨の本拠地「無限城」に召喚できます。

琵琶と鳴女が一体化しているのか、あるいは琵琶自体を奪えるのか分かりません。

無限城は鳴女がつくり出している異空間であり無惨の本拠地でもあります。

内装は無数の部屋がつながっている状態ですが、全てがあべこべで重力すらも歪んでいるそうです。

鳴女が琵琶を鳴らすことで出入り可能で、その際には障子や襖といった戸が足元に展開されて対象を落とします。

無限城内では自由自在に無限城の構造を変えたり、城内にいる対象の転移をしたりなど空間に特化した能力を見せつけました。

その能力は上弦の参・猗窩座(あかざ)ですらも気づかれずに召喚するほどです。

上弦の肆になってからは無惨の血を与えられたのか、探知探索の血鬼術を開花させます。

触手の足を持つ眼球の眷属を放ち、鬼殺隊の動向を把握しながら禰豆子の居所を探っていました。

「無限城最終決戦編」では攻撃こそなかったものの、恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)を相手にしても引けを取らなかったほどです

すでにアニメで登場した鼓屋敷編』の鬼「響骸」の上位互換と言えば分かりやすいでしょうか。

 

まとめ

  • 鳴女の初登場は下弦の鬼たちが粛清されるエピソードで、のちにそれが彼女の上弦の鬼入りにも繋がる
  • 人間時代は琵琶演奏のために人を殺していた通り魔だったが、無惨を襲ったことで鬼になる
  • 鳴女の血鬼術は「無限城」で、主である彼女の意のままに城内の空間は操れる

お喋りなキャラではないため過去が明かされるまでは印象が薄い鬼でもあったものの、無惨の打倒を考えたらやはり放っておけない女鬼ですね。

「僕のヒーローアカデミア」でたとえるなら、ワープ能力を持っていた黒霧といったところな気がします。

響骸といい玉壺といい、芸術肌な人間が鬼になったら異空間使いになる法則でもあるのでしょうか?

それはそれとして鳴女のポジジョンは昔、無惨から逃げる前の珠世がつとめていたそうですが…。

無惨は未亡人が好きなのでしょうかね?

戯言、失礼しました。

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