上弦の参あかざ(猗窩座)が人気の理由とは?生い立ちや鬼になれのセリフの意味も

2021年11月22日

この記事では「鬼滅の刃」上弦の参・猗窩座(あかざ)の人気について書かれています。

上弦の参・猗窩座は当初、あまり人気がありませんでした。

その理由は当然、炎柱・煉獄杏寿郎を殺したことが大きいです。

そのせいで長い間ネタキャラとして扱われてきました。

ところが猗窩座戦が終わると一転し、人気キャラの仲間入りをします。

しかもネタキャラではなく、ちゃんとした理由を持った人気を得たうえでのことでした。

その理由や過去の生い立ち、「鬼になれ」というセリフの意味などをご紹介していきます。

 

 

上弦の参あかざ(猗窩座)が人気の理由とは?

上弦の参・猗窩座が人気なのは「戦い方がカッコいい」「実は鬼の中ではまっとうだった」といった理由が挙げられます。

おまけにビジュアルもカッコいいですから、隙がありませんね。

もちろん顔だってイケメンです。(^^)

そんな猗窩座の人気の理由についてもう少し迫っていきましょう。

あかざ(猗窩座)はイケメン

猗窩座はこういった見た目の特徴があります。

  • 紅梅色の短髪
  • よく鍛えられた細身の体
  • 全身に入った藍色の紋様
  • 白目の部分が水色で、ひび割れた模様が入っている
  • 黄色い瞳
  • 上半身は袖のない羽織、下半身は道着
  • 両足首には大きな数珠

といったインパクトがある外見をしていますが、その顔立ちは中性的でどこか幼いです。

おそらく整った顔立ちと大きな目のせいだと思います。

つまるところ童顔です!

芸能人でたとえるなら「竹内涼真」「玉森裕太」「瀬戸康史」が似ていると思いました。

童顔をはじめクリっとした目が猗窩座との共通しているので、ここに紹介させていただきました。

人気が出る理由を考察

猗窩座の性格を一言でまとめるなら、ストイックな武闘派です。

永遠の生を謳歌できる鬼となって「至高の領域」に至ることを目的としており、人間を喰らうよりも鍛練を趣味に持っています。

鬼の中では人好きらしく、強者と出会うとその相手の技を称賛したり鬼化への勧誘をしたりなどかなり距離を詰めてきました。

逆に「弱者」と判断した場合、雑草のごとく見下すうえに「話の邪魔になりそうだから」といった理由で殺しにかかります。

同時に老化によって弱くなっていく人間自体を嫌悪しており、嫌いなものに対しては徹底的に毛嫌いしますね。

戦い方も正々堂々と拳で戦闘する……ものの、やはり鬼というべきでしょうか。

潔白な武闘家である一方で、身勝手なところもあります。

例えば「無限列車編」にて煉獄にトドメを刺したものの、死力を振り絞った煉獄によって朝日を浴びそうになった時、身も蓋もなく生存本能に突き動かされるまま逃走しました。

また自分を超えた強者を前にすると称賛も勧誘もなく、先述した生存本能にくわえ強い忌避感や嫌悪感に従って相手を殺そうとします。

一見すると、この性格で人気を博するのは難しそうですが下記の理由が人気の秘密ではないでしょうか?

  • 戦闘スタイルがカッコいい
  • 鬼になった経緯が悲しすぎる
  • 実は鬼のなかではまっとうだった

先述したように猗窩座は拳のみで鬼殺隊と対峙しますが、はっきり言ってその姿は格好いいです。

血鬼術によって拳は冴えているものの、それを差し引いても武術を感じられる戦い方は惹かれてしまいます。

鬼になった経緯は後述にて語らせてもらうとして、猗窩座がまっとうな理由はいくつかありますね。

例えば「無限城最終決戦編」にて猗窩座が撃破された後、その気配を察知した黒死牟と童磨がそれぞれ反応を示しました。

黒死牟は鍛練に励む猗窩座を快く思っていたらしく、上弦の陸が撃破された後で無惨が上弦の鬼を招集した際は

「そうか…励む…ことだ…」

と激励しました。

そんな黒死牟が猗窩座が死んだことを察知すると

「軟弱千万!!」

と怒りをあらわにします。

一方、童磨はというと「悲しい。一番の友人だったのに」と言いながら、猗窩座がいかに特別扱いしていたかを語り始めました。

それによると猗窩座は女性だけは喰わないし、殺さない鬼だったそうです。

鬼からすると女性のほうが栄養価が高く強くなるには手っ取り早いそうですが、それだけは頑なにしなかったとか。

その直前、猗窩座の過去が明かされたこともあり、上弦の壱と弐による猗窩座の株上げは効果的だったと思います。

 

上弦の参あかざ(猗窩座)の過去の生い立ち

猗窩座はその過去が明かされるまでは「卑劣な武人」というイメージがつきまとっていましたが、過去が明かされるや否や「格闘技が好きな介護士」と評されるようになります。

それは猗窩座の人間時代が心優しい青年だったからで、強くなろうとしたのも自分の愛する人を守るためでした。

その過去は「鬼滅の刃」でも屈指のエピソードとしても有名です。

そんな猗窩座の過去と鬼になった経緯をまとめてみたので、ご覧ください。

人間時代

人間だった頃の猗窩座の名前は「狛治」と言います。

猗窩座と同じくストイックなところはあったものの、人間時代のほうが喧嘩っ早いです

けれども他人思いで、家族や親しい人間を全力で守ろうとする優しい青年でした。

狛治が生まれたのは大正時代よりももっと前、江戸時代です。

身分は町民だったようですが、病気の父親と貧しい暮らしをしていました。

普通に働くこともできたでしょうが、狛治は父親の薬代を求めて何度もスリを行い捕まっては罰せられる少年時代を過ごします。

江戸時代、罪人は罪を犯した証として入れ墨を腕に施されていました。

狛治の腕に合計6本の入れ墨が施された折、父親は息子が罪を重ねる原因となった自分に責任を感じて自殺します。

  • 俺は人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない
  • 迷惑をかけて申し訳なかった

父親の自殺は狛治のことを思ってのことでしたが、それは狛治も同じでした。

「父の為なら自分は死んでも構わない」と思っていた狛治にとって父親の自殺は手酷い心の傷をもたらし、世の中を恨むようになります。

そんな狛治は父親の自殺後、罪人として江戸を追放されました。

そのまま自暴自棄気味に喧嘩を起こしていたところ、止めに入った男に気絶するまでボコボコにされます。

穏やかな表情をする男は「慶蔵(けいぞう)」と名乗り、素流(そりゅう)の道場の主だと明かしました。

※素流とは素手で戦う武術のことです。

意識を取り戻した狛治は名乗りついでに慶蔵の身の上を聞かされ、最後に「生活費を稼ぐために家を空けがちな自分の代わりに病弱な娘を看てほしい」と頼まれます。

成り行きで付き合っていた狛治でしたが、その娘恋雪(こゆき)と対面したとたん大人しく慶蔵の頼みを聞き入れました。

恋雪の姿に父親の影を見てしまったからです。

それから狛治は恋雪の看病と慶蔵の武術を学ぶ日々を送ります。

その日々は穏やかなもので狛治は2人のおかげで心が癒えていき、また恋雪も何気ない狛治の一言に心を救われていました。

そして狛治が18歳になった年、慶蔵からこう言われます。

「この道場継いでくれないか」

「恋雪もお前のことを好きだと言っているし」

と告げられます。

急な申し出に呆けてしまうものの、理解が及ぶにつれ罪人である自分が「父親の遺言通りにやり直せるかもしれない」という期待が湧きあがりました。

そうしていつか看病した時に「花火を見に行く」という恋雪との約束を果たした狛治はそこで彼女に誓います。

「俺は誰よりも強くなって一生あなたを守ります」

こうして夫婦になった2人は慶蔵とともに健やかに暮らしていく……はずでした。

鬼になった理由

狛治が鬼になった理由は、恋雪と慶蔵の命が奪われたからです。

実は狛治が拾われた頃から慶蔵はある厄介事を抱えていました。

慶蔵の道場は剣術道場からやっかみを受けていたのです。

それはその剣術道場の跡取り息子が起こした事件が関係します。

その事件のことは決着していたのですが決着に応じた道場主が死んだことを良い事に、門下生たちが跡取り息子を焚きつけて慶蔵たちが使う井戸に毒を投げ入れたのです。

これを知らずに井戸の水を飲んだ慶蔵と恋雪は死んでしまいますが、偶然にも死んだ父に恋雪と夫婦になった知らせに行った狛治だけは難を逃れます。

恋雪は病弱だったため毒を飲んだ時点で即死したものの、慶蔵は数時間苦しんだのちに死にました。

またしても自分がいない時に限って守れなかった狛治は復讐者となり、慶蔵から教わった守る拳で跡取り息子を含む剣術道場の門下生を67人全員素手で皆殺しにします。

こうして復讐を成し遂げた狛治でしたが2回目の喪失は計り知れないもので、呆然自失のまま夜の町を徘徊します。

その血まみれの姿に巷では「鬼が出た」と囁かれるようになり……それは鬼舞辻無惨の耳にも届くのでした。

眼前に現れた無惨に狛治は拳を振るうものの、無惨には届くことはなく逆に無惨の手刀で顔面を貫かれます。

同時に無惨の血が注がれますが、「もう…どうでもいい…全て…が…」と呟き狛治は鬼になったのでした。

 

 

鬼になれのセリフの意味

猗窩座は「無限列車編」にて煉獄に「鬼になれ」としつこく誘っていました。

その理由は鬼ならではの考えのせいです。

この台詞は猗窩座の名セリフに挙げられていますが、他にも猗窩座の名セリフはあります。

全部を紹介するのは一苦労なので、今回は一部のみにしていますがご容赦ください。m(_ _)m

柱を鬼に誘う理由

猗窩座が柱を鬼に誘う理由はやはり老いて死んでほしくないからです。

藤の毒や日光をのぞき、鬼として永遠が約束されている猗窩座にとって強き者が老いて死ぬことは懸念すべきことでした。

老いて死ぬよりも、その強さを永遠に磨き続けるのが強い者の在り方だと考えています。

そのため強者と認めたら、猗窩座は「鬼にならないか?」と勧誘していました。

名セリフまとめ

上弦の鬼として初登場を飾ったこともあり、猗窩座の台詞は結構多いです。

どの台詞も名セリフにふわさしいので全てご紹介するのは難しいですが、そのうち5つのセリフを厳選してみました。

 

「“この少年は弱くない侮辱するな”、杏寿郎の言葉は正しかったと認めよう」

「無限城最終決戦編」にて、炭治郎に襲いかかって反撃を受けた後の台詞です。

出会った頃は弱者だと見なし、その後も炭治郎に殺意を抱いていた猗窩座が潔く炭治郎の成長を認めた名シーンでもあります。

 

「杏寿郎はあの夜死んで良かった」

猗窩座VS炭治郎&義勇の序盤で一通り攻防したあと、猗窩座が言い放つ台詞ですね。

清々しいまでの真っ向勝負をしながらも、鬼として歪んだ価値観を披露する様はあまりにもギャップがあって不快感を覚えました。

 

「体中の細胞が産毛に至るまで今すぐコイツを殺せと言っている」

戦いの最中、「透き通る世界」を発現させた炭治郎を目にした時の台詞です。

強き者を好んでいるはずの猗窩座でしたが、自分を超えた存在となった炭治郎に対して強い恐れと嫌悪感を感じたようでした。

てっきり炭治郎への殺意のせいかと思っていましたが、猗窩座の過去を知った後ではこの感情は無惨の細胞によるところが大きかったような気がします。

 

「何ともまあ惨めで滑稽でつまらない話だ」

人間だった頃の記憶を思い出した猗窩座の台詞です。

思いきりの自嘲が込められているのを感じますが、それがまた猗窩座の過去を悲しく彩っていてやりきれなくなります。

 

「ただいま」

猗窩座の最期の言葉ですね。

無惨の思念を振り切り、恋雪の魂に抱きしめられた猗窩座はもうすっかり人間に戻っていました。

この前後も名シーンばかりなので、原作を読んでいない方は是非読んでほしいです。

 

まとめ

  • 猗窩座は童顔なイケメンで、戦い方や実は真っ当なところが格好いいので人気が高い
  • 人間時代は「狛治」という腕っぷしが強くて心優しい青年だったが、守ると誓った恋雪と慶蔵を守れなかったせいで鬼になってしまう
  • 「鬼になれ」という台詞以外にも名セリフはたくさんある

書いているだけで辛い鬼でした……。

猗窩座は名前や言動、見た目などその全てが過去と深く関わっている鬼でもあります。

その1つ1つが破壊力があり、知った時はしんどかったですね。

「キメツ学園」では幸せそうですが、原作のほうでも地獄で罪を雪いだら生まれ変わって今度こそ家族と一緒に幸せになってほしいです。

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