鬼滅の刃・上弦の壱黒死牟の人間時代の強さとは?童磨とどっちが強いかも

「鬼滅の刃」の敵の主軸に当たる十二鬼月。

この記事では上弦の鬼の中でもトップレベルである上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の強さに迫りたいと思います。

上弦の壱・黒死牟、本誌でその正体や強さが明かされた時は騒然としたことを覚えています。

まさに無惨をのぞけば「準最強」と言える力は圧巻でした。

今回はそんな黒死牟の強さを、人間時代の頃を含めて説明していきますね。

さらに黒死牟と肩を並べるであろう上弦の弐・童磨と強さの比較もして実際にはどちらが強いのかにも迫りたいと思います。

(注意!:本記事では黒死牟の強さを説明するために縁壱や童磨と比較していますが、決してキャラを貶めようとするアンチ・ヘイトな意図があっての比較ではありません。)

 

鬼滅の刃・上弦の壱黒死牟の人間時代の強さとは?

人間時代の黒死牟は「継国巖勝(つぎくにみちかつ)」といい、あの“始まりの呼吸”の使い手「継国縁壱(よりいち)」の双子の兄でした。

その強さは常識の範囲ではあるものの、歴代の柱たちのなかでもトップクラスだと思います。

そんな卓越した剣士だった黒死牟の血鬼術は斬撃に特化しており、数百年もの間「上弦の壱」の座に居続けることも頷けますね。

一見すると獪岳の上位互換ですが実は全く違うスタイルなので、そのあたりも踏まえて説明していきましょう。

継国巖勝の強さとは?

本当は嫌なんですけど(泣)

兄・巌勝と弟・縁壱の強さを比べた場合、完膚なきまでに縁壱のほうが強いです。

縁壱の強さはもうチートを通り越してバグで(笑)

  • 身体能力が極限状態である「痣者」
  • 内臓や筋肉の動きが見通せることで相手を先読みできる「透き通る世界」
  • 全ての呼吸のなかで最も強い「日の呼吸」

が縁壱の強さの理由に挙げられます。

他にも幼少期、素振りをしたことがないのに巌勝の剣の指南役を瞬く間に四連撃を浴びせて気絶させたり。

さらに400年経てもなお無惨の細胞に「日の呼吸」のダメージを与え続けていますし。

さらにさらに、晩年に遭遇した黒死牟(巌勝)が反応出来ないうちに首を撥ねかけたなども縁壱の強さが分かるエピソードですね。

では巌勝はどうかというと……。

残念ですがここまで強くありません……!

「縁壱が鬼滅の刃で一番強いのは当たり前じゃん?」

と不思議に思っているかもしれませんが、この様に書くとなんだか巌勝に鞭を打っているようで申し訳ないんですよね汗。

そう思ってしまうのは、巌勝の人生は全て「縁壱を超えるため」「縁壱になりたい」が根底にあったからです。

幼少期の巌勝にとって縁壱は可哀想な存在でした。

忌子として扱われ、成長しても母親にべったりな縁壱を見て憐れみを感じていたものの7歳の時に縁壱のずば抜けた剣の才能を知ってしまいます。

この時「日本一の侍になる」と夢見ていた巌勝は縁壱の強さと剣への執着のなさに挫折を覚えるとともに、縁壱に抱いていた憐憫の感情が変わっていきました。

それが明確に変わったのは母の死後です。

母親が遺した日記により、縁壱が母親にべったりだったのは「半身が不自由になっていた母親を支えていたから」だと知った巌勝は縁壱に嫌悪と嫉妬、憎悪を覚えます。

その直前に縁壱は家を出たので弟への負の感情は時間の流れとともに鎮まるものの、皮肉なことに大人になった巌勝は鬼狩りになった縁壱に救われる形で再会してしまうのです。

再会してしまったことで縁壱の嫉妬や嫌悪を思い出した巌勝は、縁壱並みの強さを手に入れたいがために家族を捨てて鬼狩りになりました。

(この時「鬼に部下を殺されたから」という建前を使っています。)

さて、そんな巌勝の実績や腕前は作中で明確に描かれていません。

ですが「痣」が発現しているのは確かですし、「全集中の呼吸」が生まれた時に居合わせてもいます。

また「日の呼吸」をアレンジした「月の呼吸」の使い手にもなっていることから、間違いなくその強さは鬼殺隊の柱レベルでしょう。

柱は時代によって強さにバラつきがあったそうですが、巌勝の場合はトップクラスの剣士だと思います。

巌勝は自分の強さに納得しなかったからこそ鬼になったものの、普通の柱の中で見たら十分に強かったはずなんです。

(ただ巌勝にしても黒死牟にしても、何かが足りないんですよねぇ……)

それも結局はチート縁壱と比較してしまうが故のことなのでしょう。

こういった話は現実の兄弟間でもよくあるような話なので、なんだか感情移入してしまった読者も多かったのではないでしょうか?

上弦の壱・血鬼術

黒死牟の血鬼術は「全集中・月の呼吸」です。

獲物は黒死牟自身が自分の血肉からつくった刀である「虚哭神去(きょこくかむさり)」で、黒死牟はこの刀を使って剣技を繰り出します。

人間時代に培った呼吸法と鬼になったことで行使可能になった血鬼術の合わせ技、一見すると獪岳と同じように受け取れます……が全然違ったりしているんです。

獪岳は「雷の呼吸」を血鬼術で強化しているスタイルであるのに対し、黒死牟は血鬼術を「月の呼吸」で強化するスタイルです。

順序が逆ですね。

要するに黒死牟にとって単純な剣技はサブ扱いであり、メインでは血鬼術での戦い方となります。

そんな黒死牟の血鬼術とは三日月状の斬撃ですね。

この三日月状の斬撃は鬼殺隊の呼吸法と同じく刀にまとうエフェクトのように見えますが、なんと当たり判定があるんです。

鬼殺隊が使う呼吸法は日輪刀を振るう度に水や炎などそれぞれの呼吸に関した自然物をまとうものの、アレはあくまで演出なので実際には何の効果もありません

しかし黒死牟の「月の呼吸」は違います。

先述したように黒死牟が刀を振るうと三日月状のエフェクトが発生しますが、この三日月状のエフェクト自体が鋭利な斬撃となっているんです。

どうやら月輪状の力場が形成され、この力場に接触したら最後で一刀両断されます。

しかも厄介なことにこの三日月状の斬撃はランダム性を有しており、数秒間は空間に残留したり効果範囲が変わったりなど見極めるのが非常に難しいのです

つまるところ、回避が難しい斬撃を放ってくるのが黒死牟の血鬼術であり戦い方となります。

「剣筋よりも大きく回避すれば楽勝じゃないの?」と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

基本的に黒死牟の刀・虚哭神去は日本刀のカタチをしていますが……黒死牟が本気モードになったら虚哭神去は三つ又に分かれた大太刀になります。

ここからが地獄の始まりです。

三日月状の斬撃の特性はさらに増し、攻撃範囲もえげつない距離となるので攻撃する暇などありません。

さらに言えば黒死牟は虚哭神去を自分の体から複数生やすことが可能なので、全方位に斬撃を放ってきます。

さらにさらに、黒死牟自身が卓越した剣士であるため戦いのセンスもずば抜けているという理不尽ぶりです。

上弦の壱に君臨しているのは伊達ではありませんね……。

 

月の呼吸一覧

「月の呼吸」の特徴は刀の色が紫であり、呼吸音が「ホオオオ」と言っています。

さらに「月の呼吸」は呼吸法のなかで型の数が最多であるというのが挙げられますね。

特に型の数については鬼の特性である永い生を得たことで、剣技を磨けたからです。

もっとも純粋な剣技といえるのは壱の型~参の型までで、あとは血鬼術の面が強いですね。

付け加えるなら、これから紹介する「月の呼吸」には

  • 肆の型
  • 拾壱の型
  • 拾弐の型
  • 拾参の型
  • 拾伍の型

は抜けていますが、これは作中で描かれていないので不明となっています。

どうかご了承ください。

さて、そんな「月の呼吸」はどれも切断力に長けています。

さらに言えば技が洗練されればされるほど、広範囲および遠距離がえぐいことになりますね。

壱ノ型:闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)

抜刀し、水平に一閃する技です。

いわゆる居合切りですが、異次元的な速度と血鬼術の斬撃が合わさっているため回避困難な一撃になっています。

事実、この技で霞柱・時透無一郎は左手を切り落とされました。

弐ノ型:珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)

斜め上に切り上げるようにして正面へ放たれる三連撃で、月輪の刃が対象を取り囲むように切り裂こうとします。

岩柱・悲鳴嶼行冥に繰り出し、悲鳴嶼行冥の顔に傷をつけました。

参ノ型:厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)

三日月状の斬撃をまとわせた横薙ぎを2連続で繰り出します。

風柱・不死川実弥にトドメを刺そうとした時に使いました。

伍ノ型:月魄災渦(げっぱくさいか)

まったく刀を振らず、竜巻のような無数の斬撃を出現させます。

血鬼術に特化した技であるため、鍔迫り合いといったまともな方法でこの技を防ぐことはできません。

この技を受けそうになった不死川実弥も直前までは鍔迫り合い状態でしたが、反射的に回避しました。

陸ノ型:常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)

たった一振りで広範囲に無数の斬撃を放つ技です。

放たれる斬撃の方向は前方向であるものの、縦横無尽に繰り出すうえに「月の呼吸」の性質も踏まえると回避はおろか、間合いの外に出るのも困難となっています。

「反則技」とも称されており、この技によって不死川実弥は致命傷を受けました。

漆ノ型:厄鏡・月映え(やっきょう・つきばえ)

刀を斜めに一閃すると、地を這う斬撃が遠距離かつ複数の方向から襲ってきます。

さらにその斬撃の隙を埋まるように三日月型のうねる斬撃を伴っているのが特徴です。

範囲も広かったため、悲鳴嶼行冥も不死川実弥も回避の一手を取らざるを得ませんでした。

捌ノ型:月龍輪尾(げつりゅうりんび)

壱の型と同じ、居合切りです。

しかしこの技は強力な力で素早く放たれており、また黒死牟が本気モードになっている時に繰り出されていました。

そのため威力は壱の型以上となっており、通常よりも極太な血鬼術の斬撃が襲いかかります。

また距離も範囲も飛躍的に向上し、三日月状の斬撃のランダム性も加わっているためかなり厄介な技です。

切り落とされなかったものの、この技で不死川実弥は足に怪我を負いました。

玖ノ型:降り月・連面(くだりづき・れんめん)

下から上に刀を振るい、対象の頭上から降り注ぐように無数の斬撃を放ちます。

この技の軌道はかなり複雑らしく、不死川実弥は背中を切り裂かれました。

拾ノ型:穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)

回転ノコギリ状の巨大な斬撃を複数並べて放たれる技です。

放たれた技は地面を削りながら、対象をすり潰そうと迫っていきます。

追い込まれた不死川実弥にこの技が襲ってきたものの、時透無一郎の助けで何とかなりました。

拾肆ノ型:兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)

黒死牟を中心に繰り出される斬撃の嵐です。

攻撃のカタチは渦状で要は伍の型と同じであるものの、その量と範囲は伍の型とは比べ物になりません。

あたりを埋め尽くす斬撃を黒死牟は悲鳴嶼行冥・不死川実弥・時任無一郎の3人を一気に仕留めるべく、行使しました。

ですが折しも「透き通る世界」を開眼していたため、間合いを見切られました。

ちなみにこの技には威力が高い分、隙が生じるという弱点があります。

拾陸ノ型:月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)

上空から地面にめがけて縦に突き刺すように複数の斬撃を放ちます。

この時の黒死牟は相手の位置を把握したうえで繰り出しており、その距離はおろか威力もずば抜けていましたね。

距離は数十m以上、威力は地面を貫通してひび割れるほどです。

 

 

黒死牟・童磨どっちが強いかも

黒死牟の強さは斬撃に特化した広範囲&遠距離攻撃ですが、実は上弦の鬼にはもう1人そんな攻撃方法に強う鬼がいます。

それは上弦の弐・童磨です。

童磨の血鬼術は冷気で、その範囲は凄まじいうえに技が多彩となっているため黒死牟に負けていません。

それなら黒死牟と童磨、どっちが強いのか……?

簡単ではありますが検証していきましょう。

上弦の弐・童磨とは?

名前 童磨(どうま)
身長 187cm
体重 86kg
趣味 酒風呂、水煙管煙草、舞踊
武器 鉄扇
血鬼術 冷気

上弦の弐・童磨は新興宗教「万世極楽教」の教祖として人間社会に溶け込んでいます。

宗教家ではあるものの神をまったく信じていない無神論者で、自分のところに駆け込んだ人々を目にして「頭、大丈夫か?」と思ったほどです。

しかしだからこそというべきか、「馬鹿な皆を救うのが俺の使命」と思うようになり、鬼になってからはそれが喰らうことで救済を成立させていました。

(もちろん救われる側はそんなことは望んでいない)

陽気でお喋り、誰とでも親し気に接してくるハンサムな青年ですが、その言動は相手の神経を逆撫でするものばかりです。

特に猗窩座との相性は最悪で、上弦の鬼から徹底的にスルーされているものの本人は気にしていません。

というのも、童磨の本質は生まれつきの異常者だからです。

誰に対しても気さくな態度をするのは童磨自身が自覚している虚無的な性格を悟られないためですが、それゆえに無自覚に相手の気にしているところをグサグサと刺してきます。

これは人間時代から変わらずに受け継いでいるものであり、童磨は鬼になってからも快・不快ぐらいしか心の動きがありません。

しかしその虚無的な性格が戦闘では役に立っており、どんな技を繰り出されても冷静に対応できます。

また相手がたとえ自分より弱かったとしても、今後に役立つために相手の手札を全て切らせて学ぼうとする癖があるのも特徴ですね。

逆に言えば前者は日頃の煽る言動をして相手の戦意を引き出してしまったり、後者は「絶対に最初は本気を出さない」とも言えたりするので強みが弱みになってしまうことはあります。

それから外見も特徴的ですね。

頭から血を被ったような紋様は鬼になってからですが、虹色の瞳と白橡色の髪は生まれつきです。

童磨の血鬼術

童磨の血鬼術は冷気です。

自身の血を凍らせることで冷気を発生させているのですが、この冷気は微細な霧となっているため、吸い込んだら肺が凍りついて壊死してしまいます。

まさに息を吸わなくては強さを引き出せない呼吸法の天敵です。

最悪なことにこの効果はあくまで付与効果でしかなく、

  • かすめただけで凍結してしまう氷の蓮「蓮葉氷(はすはごおり)」
  • 氷の蓮から四方八方に相手を絡めとろうとする「蔓蓮華(つるれんげ)」
  • 相手の眼球を凍結させる効果がある冷気の煙幕「凍て曇(いてぐもり)」
  • つくりだした2体の巫女がもらす吐息によって周囲を凍らせる「寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)」

など多彩かつ広範囲な技も繰り出してくるため、危険です。

強いのは〇〇

「黒死牟と童磨、どっちが強いのか?」

これは難しいテーマですね。

鬼である以上どちらもダメージを与えても回復してしまいますし、どちらも広範囲・遠距離攻撃は充実しています。

あえて分がある方を言ったら呼吸法に対してマウントできるうえに冷静さを維持できる童磨でしょうが、ここは黒死牟を推させてもらいましょう

その理由は簡単で、黒死牟のほうが勝つことに執着しているからです

「無限城最終決戦編」で黒死牟も童磨も首を撥ねられましたが、黒死牟は首を再生させて弱点を一応克服したものの童磨はあっさりと自分の死を受け入れました。

これは童磨が何の感情も執着も持っていないせいからですね。

理由がないからこそ、限界以上のことを童磨がすることはありません。

反面、黒死牟は「縁壱になりたい」と思った一生だからこそ我武者羅に強くなろうとします。

それは首を再生したことが証明していますね。

なので黒死牟と童磨がぶつかったら、黒死牟に一票入れたいと思います。

 

まとめ

  • 明確な描写はないが、巖勝だった頃から黒死牟は凄腕の剣士だった
  • 黒死牟の血鬼術は三日月状の斬撃で、人間時代に培った「月の呼吸」はサブ
  • 童磨とぶつかった場合、精神的な理由から黒死牟の勝ち

本人は納得しないでしょうが、間違いなく最強格なんですよね……。

「どう避けたらいいんだよ!?」という血鬼術もさることながら、素のスペックも強いので十分納得してもいいんですが。

そうならないのは、黒死牟にとって縁壱の強さは本当に焦がれたものなのでしょう。

けれど黒死牟は縁壱に届かないどころか、剣聖とは言い難かった。

それはやはり彼が犯した罪に下された罰で、だからこそ黒死牟の死に際には誰の魂も訪れることはなかった。

鬼のなかでも鬼らしい強さの持ち主なのに、その中身はとても人間らしい。

それが黒死牟の魅力だと思いました。

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