リゼロ・エルザの正体は何者?強さの秘密や能力についてネタバレ

2020年9月19日

この記事では人気アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』の第2期で、再登場した「エルザ・グランヒルテ」の正体に迫りました。

“腸狩り”というエゲツない通り名が付いた彼女の強さの秘密や、その過去に付いてもネタバレ込みで書いてあります。

物語の結末をアニメの内容だけで知りたい方は、このまま離脱することをオススメしますよ(^^)

彼女がなぜここまでしつこく登場出来るのかについて、秘密を知れますので興味があればぜひ最後まで。

 

リゼロ・エルザの正体は何者?

通称“腸狩り”こと「エルザ・グランヒルテ」は、北国のグステコ出身でした。

ここは北国というだけあって極寒の地であり、貧民層には生きていくだけでも試練という厳しい貧富の差がある国だそうです。

幼少期のエルザもこの地で生まれ育ちましたが、捨て子として安息の日々は1日も無かったのです。

極貧のエルザは盗み・脅しといった強盗行為で日々の生計を立てる生活で、一時も安住の瞬間を味わったことはありませんでした。

まるでアニメ1期の序盤でエルザが登場した、「貧民街」を思わせる環境ですね。

極寒の中で指先も動かないようなその日も、エルザは盗みを働きにある商店に侵入します。

しかしそこの店主に取り押さえられたエルザは、服を脱がされ陵辱されそうになります。

その時にたまたま手にしたガラス片で、無我夢中で店主の腹を裂いたのです。

この時のエルザは犯される恐怖よりも、凍え死ぬことへの対抗心の方が大きかったようです。

溢れ落ちる店主の腸を触り、その血と臓物の温かさにエルザは生まれて初めての幸福感を味わったそうです。

「血と臓物は、なんて温かいんだろう――」、これが“腸狩り”誕生の瞬間だったのです。

不死身の理由は吸血鬼ではなく呪い

エルザは斬っても、刺しても、真っ二つにしても生き返る不死身な体質を持っています。

これがエルザの怖さを倍増させています。

物語の中でも『吸血鬼』という表現をされていました。

後ほど詳しく解説しますが、この吸血鬼に似た特殊能力によって「ラインハルト」の攻撃でも彼女は倒せなかったです。

しかしエルザの不死身体質は正体が「吸血鬼」でも、「何かの加護持ち」というわけでもありません。

その理由に1章の初めに『ロム爺の酒場』での戦いで、フェルトと戦った際にこの様な発言していました。

「あなた世界から愛されているのね。羨ましいわ。」

「世界から愛される」=「加護を持っている」

という意味で言われたこの言葉から、エルザが加護を持っていないということが予想できます。

ネタバレをすると、エルザの不死身の体の秘密はある呪いをかけられています。

これは原作書籍の15巻の特典ショートストーリー『エルザとメイリィ裏稼業姉妹暗躍日報KILL4』において語られていることで、エルザが故郷の『グステコ』にいたときの話です。

エルザは幼少期にある呪術師の奴隷となりかかっていて、その術者が使う『呪い人形』という呪いをかけられてしまったのです。

『呪い人形』とは”呪術師から『殺したい特定の人物』を標的にし、それを殺すまでは死ねない体になる”と言ったものです。

エルザがどんな攻撃を受けても死なない理由は、この呪術によるものだったのですね!

ちなみにエルザの他にも、この呪いをかけられていた者達がいたそうです。

 

エルザの強さの秘密や能力についてネタバレ

ここからはエルザ・グランヒルテの強さや、その能力について深堀りしたいと思います。

彼女がどのくらい強いキャラなのかが分かると思いますよ(^^)

ククリナイフの破壊力

エルザが実際に腹を裂く2本の武器の名を「ククリナイフ」と言います。

この刀の切れ味は凄まじく、アニメ1期では巨人族の「ロム爺」の持つ巨大なこん棒を真っ二つにしていました。

この武器は実際に北国に伝わる伝統的な武器であり、多様な使い方が出来る優れものなんだとか!

エルザの武器「ククリナイフ」の威力や特徴はこちらの記事へ

呪いの力“異常回復”

エルザは呪い人形になっているという事から、彼女にはとてつもない回復力があります

彼女が傷を負っても致命傷には至らずに直ぐに回復をしてしまうため、戦っている相手は戸惑ってしまうことでしょう。

アニメ1期で剣聖「ラインハルト」との戦いで敗れましたが、死には至っていないのもこの異常回復能力のおかげと言えるでしょう。

アニメ2期のロズワール邸での戦闘で、ラムが魔法で攻撃し片腕を損傷させましたがこの時もエルザは余裕の笑みを浮かべていました。

さらにはベアトリスの魔法によって、体がバラバラになっても回復するゾンビもビックリな展開。

もしかしたらこの異常回復による後ろ盾が、彼女の余裕を作り出している1つの要素なのかも知れませんね!

ウルシャクマ

さらにエルザは「ウルシャクマ」という魔法を使って遠距離攻撃も仕掛けてきます。

アニメ2期では杭を飛ばしてスバルやフレデリカの背後を襲いました。

この攻撃であのベアトリスも心臓を貫かれて死亡してしまう周回があるほどです(汗)

メインの武器ではありませんが、油断した相手はこの攻撃でペースを奪われてしまうことでしょう。

強さは「ヴィル爺」級?

エルザの強さをリゼロの登場人物と比較してみましょう!

実際に物語の中で、エルザと手を合わせた人物は複数人います

まずはアニメ1期では、主人公スバルや盗賊フェルトとロム爺。

彼らは束になってもエルザには敵いませんでした。

そしてエミリア&パックのコンビ。

エミリア単独ではエルザには歯が立たないでしょうが、大精霊パックのお陰でこの時は互角の戦いでした。

まぁパックが本気になったら一方的な展開で圧勝でしょうが。

続いてスバルたちの救援に駆けつけた、剣聖ラインハルトは圧倒的にエルザを打ち倒しています。

(リゼロ最強の座ですから当然w)

 

アニメ2期に入ってからは、ラムやフレデリカと戦っています。

一見この二人がいれば安心と思えた2周期目でも、まったく安心できない展開。

おそらく一対一ならばラムやフレデリカでも勝つのは難しいでしょう

現にフレデリカはロズワール邸での攻防でエルザに何回も負けています。

そしてスバル陣営に加わったガーフィールと戦いますが、彼とは互角でお互いがボロボロの状態になるまで均衡した戦いを繰り広げます

この時は純粋な一対一ではなく、“魔獣使い”メイリィもいましたから単純にはいきませんが・・・。

エルザとガーフィールは同等の強さと言えるでしょう。

ガーフィールの強さや獣化能力についての記事はこちら

ここからは実際に戦ったわけではありませんが、おそらく白鯨と戦った「ヴィル爺」や“鉄の牙”団長の「リカード」もエルザと同じくらいの強さな気がします。

ヴィル爺の全盛期ならばまた違った結果になるかとは思いますが(^_^;)

エルザの最期

エルザは最後にスバル陣営に加わったガーフィールと、最後まで互角な戦いを繰り広げます。

しかし獣化能力と、亜人であるガーフィールの高い戦闘スペックによって最後は敗北します。

お互いに相当消耗しどちらが勝ってもおかしくない勝負になりますが、その戦いでエルザが靴の踵に隠したナイフでガーフィールの喉を切り裂こうとします

この時にはエルザの両手は潰されており既に使い物にならず、おそらく最後の勝機に繰り出した奇襲でした。

これを予期できていたとは思えないないガーフィールでしたが、とっさの判断力かその獣人の強力な牙顎の力で踵の刃ごとエルザの足首を噛み砕きます。

ついに立っていることもできなくなったエルザは、先にガーフィールによって殺されたメイリィの巨大な魔獣・岩豚(ワッグピッグ)の屍を投げつけられます。

そしてエルザはその巨躯に体を押し潰される最期を迎えるのでした。

その後のエルザについての明確な描写はありませんが、今のところエルザはここで死亡した事になっています

リゼロエルザの正体は何者かと強さの秘密や能力まとめ

この記事では“腸狩り”こと「エルザ・グランヒルテ」の戦闘能力について書いてきました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • エルザの正体は、幼少期の盗賊時代の殺人で得た快楽が作り出した異常殺人者
  • 呪い人形による死なない体と、切れ味抜群のククリナイフが武器
  • 最期はガーフィールとの壮絶な戦いの果てに死亡

原作小説で読むと、ラストのガーフィールとの対決は本当に手に汗を握ります。

これはアニメ2期で放送されることが間違いないので、早く映像化された白熱の戦いを見たいですね~!

楽しみに待つとしましょう!

それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました(*^^*)

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