仮面ライダージオウの最終回で未回収な伏線は?映画との関係についても
こんにちは、当サイト管理人『イガイガ』です。
今回は先日最終回を迎えて終了した仮面ライダージオウについての記事です。
仮面ライダージオウの最終回を見て感じたことや、疑問に思ったことを書いてみました。
そして劇場版仮面ライダージオウとテレビのジオウは果たしてどちらが真の最終回なのか?
というところについても書いてみました。
なかなか疑問に思うところが多いジオウのフィナーレですが、内容をネタバレしながら見ていこうと思います。
まだジオウ最終回を見ていない方はご注意を。
目次
仮面ライダージオウ最終回で未回収な伏線をネタバレ考察
仮面ライダージオウ最終回未回収の伏線とは?
実はジオウ最終回で未回収だった伏線があるのはご存知ですか?
その伏線には以下のものがあります。
- そもそもゲイツはどうやって未来世界でオーマジオウからウォッチを奪ったのか?
- 門矢士がなぜジオウのカードでカメンライド出来るようになっていたのか?
- オーマジオウの君臨する2058年の世界は果たして平和になったのか?
- ゲイツとツクヨミは未来には結局帰らなかったのか?
- 加古川飛流のその後
- ウォズとスウォルツの未来世界での関係性
- タイムジャッカーのウール&オーラはどこの世界の住人?
などなど挙げればかなり出てきました!!(笑)
こういった伏線は未回収のままなので、気になるところですね。
これらの理由としてはやはり決められた放送回数の中で、全ての伏線を回収するというのは難しいようですね。
個人的に思ったのは、最終回は特別スペシャルで1時間の放送枠でもいい気がします。
片方のスーパー戦隊はお休みにして、反対にスーパー戦隊の最終回の時はライダーをお休みにする。
同じ「東映」の枠ですし、最終回の時期がずれているわけですから特に支障は無いのではと思いますが・・・。
そんな仮面ライダージオウには、最終回のその後の物語を描いたスピンオフ作品の制作が決定しています。
その中でこれらの未回収の伏線がいくつかでも回収されるという可能性はありますね。
その名も『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツマジェスティ』です。
予告動画はこちら。
こちらの作品は2号ライダーゲイツを主人公に迎えたスピンオフ作品です。
このスピンオフ作品が、本当のジオウの最終回になる可能性は高いです。
この作品については続報が入り次第、当サイトでまたドンドン発信していきたいと思います!
お楽しみに!
仮面ライダージオウスピンオフ『ゲイツマジェスティ』についてはこちら
仮面ライダージオウ最終回と映画との関係
実は劇場版ジオウのエンディングと、今回のTV版ジオウの最終回の展開がそっくりなんです!
まずTV版ジオウの最終回のストーリーを軽く復習しましょう。
仮面ライダージオウTV版の最終回あらすじ
仮面ライダーツクヨミに変身したツクヨミは、突如時間を止めてソウゴやゲイツの動きを封じます。
そして兄であるスウォルツ/アナザーディケイドにひざまずき、忠誠を誓い始めます。
状況が把握できないソウゴやゲイツ。
そのまま姿を消すスウォルツとツクヨミ。
そんなとき過去のライダーの世界で暴れまわっていた怪人たちやラスボス達が、街で暴れまわっています。
作戦を練り直したゲイツ、門矢士/仮面ライダーディケイド、海東大樹/仮面ライダーディエンドは街に再び戻り怪人たちと戦い始めます。
ソウゴも遅れて自分の家「クジゴジ堂」を出ようとするとき、ソウゴの叔父「常磐順一郎(じゅんいちろう)」に全てのライドウォッチを渡されます。
順一郎は全てのライドウォッチを修理していたのです。
このシーンは本当にジーンとしました(;_;)
「僕は時計屋だからね。修理できない時計はないんだよ。」
と言われ、そのまま順一郎に送り出されたソウゴは戦いの場に向かいます。
街に辿り着いたジオウはグランドジオウに変身し、アナザーディケイドと応戦します。
過去のラスボスを複数呼び出したスウォルツは、そのままグランドジオウが呼び出した平成ライダー達(ビルド・エグゼイド・ゴースト・ドライブ)と戦闘に。
しかし過去のラスボス達の攻撃力の前に、平成ライダー達は討たれてしまいます。
トドメを刺されそうになったジオウですが、その前に割って入るゲイツ。
ゲイツは致命傷を負ってしまい、ソウゴの腕の中で息絶えてしまいます
怒り心頭のソウゴの腰には、オーマジオウドライバーが出現。
ソウゴはオーマジオウに変身します。
圧倒的オーマジオウの戦力に、過去のラスボスは次々倒されていきます。
その姿を見たスウォルツは異世界にいったん逃げようとするものの・・・。
しかしここに仮面ライダーツクヨミが登場し、背後からの攻撃によって深手を負うスウォルツ。
しかしすぐさま振り返ったスウォルツに攻撃を食らうツクヨミは致命傷を追ってしまいます。
最後のライダーキックを繰り出すオーマジオウの攻撃に、ついにスウォルツは敗れるのでした。
そして祝福に歩み寄るウォズに、ソウゴは「この世界を破壊する」とつ告げます。
「破壊と創造」
ソウゴはもう一度新しい歴史を作り直したのです。
場面は変わり、時は2018年へ。
そこには❝普通の高校生❞常磐ソウゴと、❝普通の高校生❞妙光院ゲイツ・ツクヨミ・ウール・オーラまでもが登場します。
そして何の変哲もない、平和な世界で彼らは生きていくのでした。
仮面ライダージオウの最終回はテレビか映画か?
まずひとつ疑問に思ったことが、
「仮面ライダージオウの本当の最終回はTV版なのか?それとも劇場版なのか?」
ということです。
TV版の最終回では、主人公の常磐ソウゴは❝オーマジオウ❞に変身しました。
そして劇場版ジオウでは、オーマジオウからライドウォッチを受け取りジオウ❝オーマフォーム❞に変身しました。
はたして、時系列で言ったらTV版と映画版はどちらが先なのでしょうか?
これを考察するに無視できないことが、劇場版ジオウとTV版ジオウのラストそれぞれに起こる出来事です。
まず劇場版ジオウのラストで、ゲイツとツクヨミがソウゴの前から光となって姿を消し、ウォズは仮面ライダーバールクスの攻撃によって命を落とす。
なのにエンディング直前にはみんな生き返り、元の生活が再開しているということ。
これにはどうやら、TV版のジオウ最終回を見ることによって繋がるようですね。
この劇場版のラストと、TV版のラストがほとんど同じ様な展開で終わっています。
TV版の最終回では死んだはずのゲイツや、消滅したツクヨミが普通の高校生として復活していました。
死んだはずのタイムジャッカー『オーラ』や『ツクヨミ』も登場してきました。
実はこれはTV版ですでに理由が明かされており、オーマジオウになったソウゴの創造の力の作用です。
一旦、時代を破壊しそして創造しなおす。
ジオウの物語中盤でジオウⅡに変身したときに、ソウゴのイメージした未来が出来上がっているという事がありました。
子供の頃にソウゴが想像していた友達代わりのロボットが、そのまま未来の世界で仮面ライダーキカイに変身していたなんてことも。
この能力が「未来を創造し直す力」の端くれだったんですね!
そこでこう考えるとつじつまが合うかも知れません。
TV版の仮面ライダージオウのラストが、ソウゴが創り出した2周目の世界。
劇場版のラストが、ソウゴが創り出した3周目の世界。
TV版ラストでオーマジオウに変身したが、創造し直した劇場版の世界ではオーマジオウからウォッチを受け取りオーマフォームに変身する。
それぞれの最終フォームは別の周期での姿だったということです。
そしてもう一つ、劇場版の最後にウォズが歴史書である「逢魔降臨暦」を破り裂いてしまうシーンがあります。
しかしTVの最終回ではウォズが歴史書を持っていた。
つまり劇場版の方がラストなんだと見れます。
TV版でみんなが普通の高校生として生活していたのに、ウォズだけが記憶を無くさずにそのままの姿でした。
つまりウォズだけが歴史を作り直されておらず、劇場版に登場した歴史の管理者「クウォーツァ-」の任務を継続していた。
そう考えると、真の仮面ライダージオウの最終回は劇場版の仮面ライダージオウになるということですね!
仮面ライダージオウの最終回のネタバレ考察まとめ
以上が仮面ライダージオウの最終回を見ての感想と、真のエンディングは何なのか?
といった事への考察記事でした。
こういった時間や時代がテーマの作品は、1回見るだけでは全貌がつかめないことはよくありますね!
ですからもう一度、仮面ライダージオウを見返してみるというのもまた違った印象を持てるかも知れませんね。
まだまだ回収しきれていない伏線はたくさんあるので、ゲイツのスピンオフ作品以外にもツクヨミや門矢士が主役のスピンオフも出来て欲しいですね!
1年間という期間頑張ってくれたキャストの皆さん、そして制作陣の皆さんには本当に感謝の言葉を贈りたいです。
次回から令和の時代に突入していく仮面ライダー作品。
新しい『仮面ライダーゼロワン』を応援していきましょう!
それでは今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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