リゼロ憂鬱の魔人ヘクトールの強さや能力は?正体やロズワールとの共通点も

2021年4月1日

第2期が絶賛放映中の人気アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』の中から、今回はある魔女についての情報をお届けです。

その名は“憂鬱の魔人”ヘクトールです。

魔女というポジションの中で唯一の男性キャラということで、その通り名が“魔人”という彼です。

その彼には多くの謎が隠されています。

この記事ではそんなヘクトールの強さや、正体のヒントになるであろう情報に迫りたいと思います。

 

リゼロ憂鬱の魔人ヘクトールの強さや能力は?

“憂鬱の魔人”ヘクトールが原作内で登場したのは、7大魔女が“嫉妬の魔女サテラに滅ぼされる以前の400年前に1回だけ登場しました。

その時はアニメ2期にも登場した“強欲の魔女”エキドナと、その弟子である初代ロズワール・A・メイザースが聖域にいた頃です。

目的は不明ですがヘクトールはエキドナの不老不死の実験が成功する事を阻むかのように、この2人を攻撃してきました。

この時、エキドナと初代ロズワールはヘクトールに手も足も出ないくらい一方的にやられてしまったのです

これはハッキリ言ってとんでもなくヤバい事なのです。

エキドナは世界に災厄をもたらした7大魔女の1人であり、ロズワールはリゼロの世界に登場する魔法使いの中では最強と言われる存在です。

そんな二人をまとめていっぺんに片付けるヘクトールの強さは、一国の騎士などでは「ラインハルト」を除いて誰も歯が立たないでしょう。

ラインハルトの最強ポジションは、作者の「長月達平」さんも揺るがないと申しておりますのでww

権能は重力を操る?

ヘクトールが使う権能はどのようなものなのでしょうか?

これも聖域に彼が攻め込んできた時に、ロズワールに対してそれを使っていました。

この時には足元に転がっていた小石をヘクトールが蹴飛ばしたら、小石に当ったロズワールが吹き飛んでいました。

そしてロズワールの胴体が押し潰されていったのです。

 

その他にも、対象物に触らなくとも「リューズ・メイエル」の隠れていた小屋を圧し潰したりもしていました。

これらの事からも、ヘクトールは“重力をコントロールするなどして、相手を潰したり吹き飛ばしたり出来るのではないか”と言われています。

確かに上記公式Twitterの画像でも、地面に這いつくばって起き上がれない様なロズワールが見えます。

とてつもない重力に押さえ付けられているという事なのでしょうか?

ヘクトールの再登場は?

この聖域に攻め込んだ時は、エキドナと共にいた「リューズ・メイエル」が自らを結界となりヘクトールが聖域に侵入できないようにしたのです。

これによってヘクトールは聖域から撤退したのでした。

原作ではそれ以降にヘクトールが登場する場面は出てきていません。

ですが必ず本編には登場することでしょう。

おそらく現在のロズワールとヘクトールの喋り方が共通する謎などの伏線が回収されるために、もう一度ロズワールがメインとなるエピソードが起こるはずです。

その時にヘクトールはもう一度彼らの前に現れるのだろうと思いますね!

 

 

魔人ヘクトールの正体やロズワールとの共通点

ここでヘクトールの正体に迫るヒントのようなものがあります。

それはロズワールの独特な話し方と、ヘクトールの話し方に共通点があるんです。

これはヘクトールが原作内で実際に話していた言葉です。

「骨、ガタガタ。内臓、ぐちゃぐちゃ。心、バキバキ。そーぉんなとこでどーぅよ」

ロズワールの体を潰した時のヘクトールの台詞。

「いーぃや、お前の弟子は己を足止めして、健気に時間稼ぎは果たしたよ」

その場に駆けつけたエキドナに放ったヘクトールの台詞。

この様に、妙に間延びしたような話し方がロズワールと同じ様な話し方ですね!

聖域にヘクトールが攻め入った時には確かに敵対関係だったロズワールですが、どうして同じ様な話し方になっているのでしょうか?

ロズワールが憂鬱の魔女因子を所有説

思えば魔女教“怠惰の大罪司教”ペテルギウスも、魔女因子を強引に体内に取り込んだことで話し方がおかしくなりました

もしかしたらロズワールが現在の代まで転生してくる過程で、何らかの原因で魔人の因子を取り込んでしまったのかも知れません。

そうするとロズワールは実は憂鬱の権能を使うことが出来るのかも知れない!?

という事が気になりますが、魔女因子は先代の所有者を殺さなければ取り込めないはずでしたのでヘクトールは既にこの世にいないことになります。

つまりロズワールが魔女因子を保有している事はないということです。

ヘクトールと同じ話し方の真の理由

ロズワールがヘクトールと同じ様な話し方をする本当の理由は、「ヘクトールに受けた屈辱を忘れないために敢えて話し方を真似ている」だそうです。

これについては、原作者の「長月達平」さんが自身のTwitterで明かしていました。

自分を半殺しに追い込んだ憎き相手のことを忘れないために、敢えてその話し方をする。

もの凄い屈辱感を味わいそうですが、これも何かの伏線にしか思えません。

やはりロズワールがこの雪辱を晴らすために、姿を表したヘクトールと再戦するエピソードが書かれるとしか思えません!

ヘクトールの正体はミロード家執事「クリンド」?

ここでもう1人の重要人物の登場です。

ロズワール家の分家にあたるミロード家という方々がいます。

このミロード家、実はアニメ2期の最終回で登場してきているんです。

最終回ではスバルが屋敷の中でエミリアの騎士として任命される誓いの儀式が行われていました。

この会場で儀式の進行を行っていた女の子がいましたね?

彼女は「アンネローゼ・ミロード」

アンネローゼと共に画面に映っていた青髪の男性がいました。

それがこの分家に仕える「クリンド」という人物で、なんと彼がヘクトールの正体という説があります。

ヘクトールの正体については、これが現在の最も有力説とも言われています。

ここに書かれている2点。

  • クリンドが400年前から生きてる
  • ネクタイの形が似ている

これは時系列的にも当てはまりますね。

さらに彼の話し方にはヘクトールと似すぎているんです。

ヘクトールは言葉の間に“憂鬱”というキーワードを入れてきます。

大罪に沿ったその言葉ですが、なぜ関係のないクリンドがこの言葉を?

ここだけ見ると、もうクリンドだとしか思えませんね!(笑)

 

さらにリゼロ外伝の「Golden Siblings」という作品で、血液標本家リオナルドという人物に遠距離攻撃をしかけておりその際のクリンドのセリフがこちら。

『手首、肘、肩の部分で押し潰される。全て青年の拳の開閉に連動した』

『リオナルドの両膝がひしゃげ』

「押し潰される」「ひしゃげ」とは、ヘクトールが400年前に聖域でロズワールを倒したときの言葉。

さらにはクリンドのこちらのセリフ。

『あまり、好ましい手段ではありません、憂鬱』

ここでも“憂鬱”の言い回しが出てきました。

もう同一人物としか思えませんね(笑)

 

しかしクリンドが憂鬱の魔女因子を持っているとして、クリンドが聖域に攻め込んだ理由は何なのでしょう?

それは現在も謎のままです。

ここら辺が今後のリゼロで解き明かされて行くのでしょうね!

 

リゼロ憂鬱の魔人ヘクトールの強さや能力・ロズワールとの共通点まとめ

“憂鬱の魔人”ヘクトールの強さや、ロズワールとの共通点などから正体までに迫ってみました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • “憂鬱の魔人”ヘクトールは“強欲の魔女”エキドナと“初代”ロズワールがまとめてかかっても敵わない
  • 権能は見えない重力で相手を押し潰すようなもの
  • 憂鬱の魔女因子はロズワールにも影響しているが、その正体は分家の執事まとめ役クリンドか?

ヘクトールの謎については6章が完結して以降の、おそらく7章以降に明らかになっていくのでしょうね。

作者の方も11章くらいまで書きたいと言っているので、まだまだヘクトールの謎については先の展開になるかも知れませんが。

その時を楽しみに待つとしましょう(^^)

それでは最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございました!

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