魔女の宅急便キキはやきもちが飛べなくなった原因?トンボに怒ったのはなぜかも

2021年2月3日

こんにちは、当サイト管理人「イガイガ」です。

今回はジブリ映画『魔女の宅急便』の中で、主人公のキキがトンボに怒ってしまった理由について僕なりの見解を書いてみました。

キキがどうして家に帰ってしまったのか?

その理由には映画では語られていなかった、いくつかの理由があったようです。

 

魔女の宅急便キキはやきもちが飛べなくなった原因?

 

 
 
 
 
 
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来週金曜ロードショーで魔女の宅急便公開です ・ ・ #ジブリ #スタジオジブリ #魔女の宅急便 #魔女の宅急便ジジ #魔女の宅急便キキ #金曜ロードショー

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『魔女の宅急便』の終盤で、主人公のキキは魔力を失い空を飛べなくなってしまいます。

これは何が原因だったのでしょうか?

これには様々な理由があると言われています。

 

飛べない理由①不安定なメンタル面

 

まず言われるのが、物語の中盤でキキが仕事で大きなミスを犯してしまいます。

「ニシンのパイ」をお孫さんに届けるというミッションだったのですが、時間に間に合わずにしかもその受取人(孫)は要らない様子。

その後キキは熱を出し、体調を崩して寝込んでしまいます。

その翌朝にはキキの魔法の力わ失われ、黒猫のジジの声も聞こえなくなってしまってたのです。

この仕事の失敗がキキの自信を大きく崩してしまい、魔法の力を失わせてしまったのだろうという理由です。

 

飛べない理由②生理

 

2つ目に言われる理由は、キキが初めて生理になってしまいそれが原因で精神面が不安定になってしまい空が飛べなくなったというものです。

この描写は直接この映画の中では描かれていませんでした。

ですから、「え?そうなの??」と思う方もいるでしょうね。

 

飛べない理由③恋心

 

3つ目にはトンボに対する恋心で、本来の魔女としての状態ではなく人間に近づいてしまったという事です。

これが1番の有力説と言われていました。

ちなみに原作の『魔女の宅急便』では、キキとトンボはめでたく結婚しているんです!!

 

つまりキキの想いは見事成就し、2人は幸せになったんですね!

ちなみに原作版の『魔女の宅急便』の作者は角野栄子さんです。

 

全6巻まで出ていて、映画の魔女の宅急便は2巻までのあらすじなんです。

気になる方はその続編も読んでくださいね(*^^*)

 

 

キキが飛べないホントの理由

 

上記3つの理由の中でキキが飛べなくなった本当の理由を、監督の宮崎駿さんが語っていました。

宮崎駿監督はこう語っていたんです。

 

「キキが飛べなくなった理由は、女の子なら分かる」

「僕は、トンボとキキは恋仲になったとは全然思わないんです」

 

このコメントの中の1段目、「キキが飛べなくなった理由は、女の子なら分かる」に全てが込められています。

そうつまり男の子には明かすことのないこと。

『女の子だけのイベントである“生理”が理由』

ということなんです。

これは正直ビックリでした!!(゜o゜;

だって大多数の人が恋心だと思っちゃいますよね、あの流れなら!?

この様に宮崎駿監督の作品は全てを明確にする事はなく、「ああでもない・こうでもない」という考察を巡らせるような作品作りが特徴的なんですね。

なので人によっては宮崎駿監督のジブリ作品は、「あれって結局何だったの?」というモヤッと感が残ることも!?

 

キキがトンボに怒ったのはなぜ?

 

 

キキの飛べなくなった理由は監督曰く、恋心ではないと言う事でした。

しかし、キキがトンボに対して怒ったことは紛れもない事実です。

そして原作の『魔女の宅急便』では夫婦になるキキとトンボです。

つまり“こっち”では恋仲になっているということ前提で、「なぜキキがトンボに怒ったのか?」について見ていきましょう。

 

キキが怒ったシーン

 

“キキが怒った”というのは、物語後半で友達であるトンボが制作した「人口飛行機」を見せてくれるというくだりです。

この時に2人はいい雰囲気になっていくのですが、そこにトンボの仲間がやって来てキキのことを物珍しそうに扱ってしまいます。

その態度とトンボの行動にキキが機嫌を悪くしてしまい、トンボの元から帰ってしまったのです。

これがキキがトンボに対して怒ってしまったというシーンの事です。

僕が初めて『魔女の宅急便』を観たのは小学生の頃で、その時はなぜキキが怒って帰ってしまったのか理由がわかりませんでした。

だってその当時は、“友達の友達がやって来て、他の場所に遊びに行こうと誘ってきただけ”のように映ってしまったのですから(^_^;)

 

キキの思春期による恋愛感情の芽生え

 

キキが怒ってトンボの元から帰ってしまった原因は、やはりトンボに対する恋心が芽生え始めていたキキの思春期特有の難しい感情からでしょう。

この映画『魔女の宅急便』の物語の中では、キキは13歳という年齢です。

普通の生活をしている女の子ならば中学生です。

そりゃ、好きな人の前で素直になれませんよね?

というかトンボの鈍感すぎな言動もイラッとしてしまいますが(笑)

この直後にキキの相棒である黒猫のジジに、白猫のリリーという彼女が表れていい感じになるシーンがあります。

 

 

その様子を羨ましがるようなキキの描写がありますね。

これもキキの中にある恋愛感情が芽生えた証拠といった感じですね。

ということでトンボに対するキキの怒った様な態度というのは、トンボに対するやきもちと見て間違いないでしょうね。

 

魔女の宅急便でキキが飛べなくなった原因とトンボに怒った理由まとめ

 

 

以上、ジブリ『魔女の宅急便』でなぜキキがトンボに対して怒ったような態度を取ったのかについてでした。

キキはこのやきもちの後に大きなスランプに見舞われます。

魔法が使えなくなり、ジジの声も聞こえなくなります。

しかしそのスランプがキキの成長を助け、魔女としても女性としてもキキを一回りも二回りも大きくしてくれたのです。

この様に主人公の人間としての成長が見れる『魔女の宅急便』は、ヒューマンドラマとして大きな魅力ある名作と言えるんですね!(*^^*)

それでは今回の記事は、ここまでとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ジブリ, 映画

Posted by igaiga