進撃の巨人サシャの死亡シーンでエレンはなぜ笑うのか?生存ルートも考察

2020年9月24日

この記事では『進撃の巨人』の中の1つの謎について書いています。

その謎とは”サシャが死んだという報せを聞いたエレンが、どうして笑ったのか?”という事についてです。

サシャが死んでしまったという衝撃的な展開で、仲間が悲しみに暮れている中でエレンだけが笑っていたのです。

これについて考察をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお読みください。

 

進撃の巨人サシャの死亡シーンでエレンはなぜ笑うのか?

「クックックッ・・・。」

調査兵団の誰もが悲しみに暮れる中、1人だけ笑ってしまうエレン。

この様子に周りの調査兵団の仲間はエレンに対する不信感が募っていくのです。

どうしてエレンはサシャの死を知って笑ってしまったのでしょうか?

ちなみにサシャが最期に遺して逝った言葉は「肉」です。

この言葉が面白くてエレンは笑ってしまったのでしょうか??

流石にそれはあり得ませんよね!?

この笑いには何かしらのエレンの心情が込められているようです。

過去にもエレンは仲間の死で笑っている

覚えている方もいるでしょうが、エレンは過去にも目の前で仲間を死なせてしまって笑っているシーンがあります。

それは幼少期に巨人に襲われていたエレンの事を救ってくれた「ハンネス」が、アニメ2期8話(原作12巻50話)で巨人に食われてしまった場面です。

このときのエレンの心情としては、自分の力が及ばず味方が死んでしまうのを只々見ていることしか出来ない己の無力さを笑っているように思えますね。

その証拠にエレンはサシャが死んでしまい、それを見てサシャの思い出を浮かべながらその表情は悔しさと悲しみに堪えているようにしか見えません。

この事からもエレンは笑ってはしまいましたが、実際には彼女を救ってやれなかった後悔の念が押し寄せていたのではないかと推測できます。

エレンは誰よりも仲間思い

現在エレンは単独で仲間たちの元から離れて、ジークと共に行動をしています。

仲間たちはエレンがジークとの接触を機に変わってしまったと言われています。

しかし実際にはエレンはすごく仲間を大切にしていて、原作27巻108話においてこの様に発言しています。

「俺はお前らに(巨人を)継承させるつもりはない」

「お前らが大事だからだ、他の誰よりも・・・」

「だから・・・、長生きしてほしい」

この発言は紛れもないエレンの気持ちなのだと思います。

これが『進撃の巨人』の最終章でエレンの単独行動の真意が明るみになり、読者を感動させてくれる事になるのだと予想します。

実際には誰よりも仲間想いな男の、苦渋の行動だったんだと個人的には思わせていただきたいですね!

 

 

サシャ生存ルートも考察

もう一つのテーマですが、サシャはもしかしたら生きているのかも知れないのでは?

という事について考察したいと思います。

『進撃の巨人』の登場人物の中でも、「生き残れ組」に含まれていたサシャ・ブラウンです。

その愛されキャラからも死んでほしくなかったという声が大多数です。

サシャが生きているとしたら、どの様な展開になるのでしょうか?

サシャが生きている可能性はどのくらい?

正直に言えばサシャが生きている可能性は限りなく低いことでしょう

だって思いっきり死亡した状況が描かれていました。

これがよくありがちな物で、何かの爆発などが起きて実際にそのキャラが死んだ描写が無く本当は逃げ延びていたという展開があります。

これは実際に死んだ描写はありませんが、サシャの場合はお腹に銃弾が直撃していて、大量の出血があり、血の気の引いた表情になっています。

そして極めつけはコニーのセリフです。

「サシャが、死んだ・・・。」

戦地を生き抜くための訓練を受けた調査兵団が、人が死んだかどうかを見誤る事はありませんよね!?

ですのでサシャが実際に生存しているという可能性は低いでしょう。

生きている場合での展開予想

それでも僅かな希望を強引に膨らませて、サシャ・ブラウンの生存ルートを妄想したいと思います。

まずは銃撃たれたサシャの服の中に非常食用に忍ばせておいた肉が入っていて、その肉に弾の威力が殺されたという説を提唱します。

撃たれたところを見れば出血をしてはいました。

しかしそれでも致命傷を免れており、サシャはコニー達の知らないところで療養をしていたのです。

サシャの最期の言葉となった「肉」という意味には、服の中に忍ばせておいた肉の心配をしていたのかも知れませんね。

 

その次は”始祖の巨人の力”をエレンが行使して、サシャが生き返るという説です。

現在「始祖の巨人」の力はエレンが有していますが、その力にはエルディア人の体の構造を変えられる”というとんでもない能力があります。

この体の構造を変える力をエレンが使用していて、サシャの銃弾が打ち込まれた箇所を癒やしていたとすれば!?

その後死んでたと思われていたサシャがエレン達の前に再登場するという内容です。

しかしこれらの説が実現するとなると、サシャが息を引き取った後に建てられたお墓は一体何だったのかという事になります。

これらについて説明もしなければいけないので、やはりサシャが生きていたというシナリオは厳しいのでしょうね。(;_;)

 

進撃の巨人サシャの死亡シーンでエレンが笑う理由と生存ルート考察まとめ

この記事では「サシャ・ブラウン」が死亡した時にエレンが笑っていた理由。

そして、もしもサシャが生きていたとすればどんな理由なのか?

といったことについて考察をしてきました。

記事の内容をまとめると。

  • エレンは笑っていたが、その表情は悔しさと悲しさで溢れていた
  • ハンネスが食われたときのように、エレンは自分の無力さを知って笑っていたことがある。
  • サシャが生きている可能性は極めて低い

エレンはサシャが死んだと聞いたときに笑っていた、その本当の理由が明かされるのが楽しみですね!

最後までご覧になってくださり、ありがとうございました!