リゼロ・サテラの正体はエミリアか?愛してるの意味やなぜ二重人格か考察

2020年9月5日

Re:ゼロから始める異世界生活』の中でも最大の謎、”嫉妬の魔女サテラの正体はエミリアなのか?”という事について取り上げています。

400年前に世界を滅ぼしかけた魔女であり、主人公のスバルに「死に戻り」の能力を授けたとも言われるサテラ。

その魔女の正体が今作のヒロインというのは、なかなか衝撃的な話ですね。

そこでこの記事では「嫉妬の魔女サテラ」の正体と、なぜ彼女が執拗な愛をスバルに向けるのかについて考察していこうと思います。

ネタバレを大きく含んでいますので、必要ない方は一刻も早く離脱しましょう!

 

リゼロ・サテラの正体はエミリアか?

なぜ「嫉妬の魔女サテラはエミリアなのではないか?」と噂されているのでしょうか?

それは物語の中でも”サテラ=エミリア”説がたくさん描写されているからですね。

その理由をまずは並べてみました。

外見が似過ぎ

エミリアの容姿は「嫉妬の魔女」の見た目にソックリなのです。

まずサテラは紫紺の瞳を持つ銀髪のハーフエルフ”だという見た目です。

この外見の特徴はまさにエミリアとしか思えませんね。

そもそもエミリアは”銀髪のハーフエルフ”が故に、アーラム村の住人たちから忌み嫌われていました。

そのせいでエミリアは内向的な性格になっていてしまったのです。

アニメ2期でも嫉妬の魔女サテラは登場してきましたが、背格好や髪型はすごくエミリアと似ています。

そしてエミリアはリゼロの1章でスバルと出会って間もない頃、ちょうど最初の死に戻りをするときにスバルに対し自分の名前を「サテラ」と名乗る周回がありました。

結局エミリアのその時のサテラ発言の意味は何だったのか?

その伏線ははっきり回収されていないままですが、エミリアとサテラの何か関係性を暗示しているという事で間違いないのでしょう。

声もソックリ

アニメ2期の9話(34話)でスバルがエキドナの作り出した精神世界から戻ってきたとき、聖域の中には”嫉妬の魔女サテラ”が現れ聖域の中が暗闇に覆われていました。

この時にサテラはスバルに後ろからハグをすると、「愛してる、愛してる、愛してる」と呟くのでした。

僕はこのときイヤホンで聞いていたのですが、本当に自分の背後からサテラの声が耳元で聞こえるように作られていてすごく怖かったです。(^_^;)

さてこのサテラの声なのですが、”エミリアととても声が似ている”と言われています。

ちなみにスタッフロールではサテラの声優は明かされていません。

エミリアの声優は高橋李依(たかはしりえ)』さんですが、これについてはリゼロの公式サイトからも高橋さんからも正式な発表はありませんでした。

ちなみにネット上ではサテラの声がエミリアと同じだという意見が大多数ですね!

僕自身、サテラの声はエミリアのように聞こえました。

もしサテラとエミリアが同じ高橋さんの声ならば、サテラの正体はやはりエミリアに何らかの関係があると見て間違いないでしょうね!

パックはサテラを知っている?

大精霊パックはこれまでのリゼロのあらすじの中で、サテラのことを知っているような描写がありました。

パックは過去にサテラに会ったことがあるようです。

またサテラのことをスバルがパックに尋ねた場面がありましたが、その時にはパックは違和感のある反応を示したのです。

ちなみにパックはエミリアのことを「娘」と呼んだり、エミリアはパックのことを「お父さん」と呼んだりしています。

エミリアがもしサテラの正体であるならば、パックはサテラの父親にもなり得る可能性があるという事なのでしょうか?

 

 

サテラの愛してるの意味やなぜ二重人格か考察

アニメ2期9話で聖域に出現したサテラはスバルに対して「愛してる」と言いました。

これは1期の大罪司教ペテルギウスとの戦いの際にも、同じく「愛してる」と発言していました。

なぜスバルとは面識のないサテラは、スバルのことを愛していると言うのか?

現時点で考えられる事を考察したいと思います。

サテラはスバルを守りたい

”嫉妬の魔女サテラ”がスバルに死に戻りの能力を与えたのには、スバルを死なせたくないというサテラの思いだそうです。

しかもそれはスバルだけに優先されており、アニメ2期の冒頭で存在をかき消されたレムのようにスバルに影響のない状況ならセーブポイント(死に戻りのスタート地点)が更新されてしまいます。

スバル以外はどうなってもいいという意思の表れですね。

どうしてか、それ程までにサテラはスバルを愛しているようです。

ただしここで謎なのは、初めてスバルがエミリアに死に戻りを打ち明けた際にエミリアが死んでしまったこと。

エミリア=サテラ説がありますが、これが本当ならば自分自身も死ぬような権能をサテラはスバルにかけるでしょうか?

サテラは二重人格

ここで大きなネタバレですが、実は”嫉妬の魔女”と”サテラ”はそれぞれ別の人格なのです。

もともとサテラという人物がいて、彼女が”嫉妬の魔女因子”を強制的に体内に取り込んでしまいました

しかしサテラには嫉妬の魔女因子に適応することが出来なかったのです。

これは過去に魔女教穏健派の司教「ジュース」が魔女因子を取り込んで、大罪司教「ペテルギウス」になってしまった経緯と似ていますね。

『リゼロ・ベアトリスとジュースの関係とは?ベティの過去やペテルギウスの正体も』

これによってサテラの中に、新たに嫉妬の魔女の人格が生まれてしまったそうです。

400年前に世界を滅ぼそうとして、その他の7大魔女を滅ぼしたのもこの”嫉妬の魔女”の方の仕業なんですね。

アニメ2期でももうすぐに登場するシーンだと思いますが、実はサテラの方の人格はエキドナの精神世界「魔女の茶会」に現れます。

そこではエキドナや他の魔女からも、サテラの方は無害だと宣言されています。

サテラ=エミリアだからスバルを愛した?

この魔女の茶会にサテラが現れた時に、スバルに対してサテラは感謝と愛のメッセージを伝えます。

その時のセリフを引用します。

「ー私は、あなたを愛しています。あなたが、私に光をくれたからです。

あなたが、私の手を引いて外の世界を教えてくれたからです。

あなたが、一人になった私を、ひとりじゃないと口づけてくれたからです。私はあまりに多くをあなたにもらいました。

・・・・・だから、私はあなたを愛しています。あなたが、あなたが私に全てを与えてくれたからです」

この内容って今までスバルがエミリアに対して行ってきた行動とソックリですね。

「あなたが、私の手を引いて外の世界を教えてくれた」

これはスバルがエミリアをデートに誘ったシーンに繋がります。

あなたが、一人になった私を、ひとりじゃないと口づけてくれた

これはまさに銀髪のハーフエルフと言われ世間から孤立していたエミリアを勇気づけ励まし、さらに聖域の試練ではアーラム村の人々からの信頼を得ることをしました。

この事からも考えられるケースは2つ。

1つ目はサテラはエキドナと同じく精神体となってこれまでのスバルの行動を見て来ており、その事によりスバルを愛するようななった?

2つ目はサテラの意識はエミリアの中に潜んでいて、エミリアを通してスバルのことを見てきた。

といったことが考えられます。

これを考えると、エキドナやロズワールが研究してきた不老不死を得るための肉体から肉体への転生術に近いことをサテラも行えるという事なのかも知れませんね。

”嫉妬の魔女”は東の果ての大瀑布に封印されていますが、サテラの方の人格は精神体となってエミリアに転生して可能性も否定できません。

ここで最後に気になることが1つ、「魔女の茶会」でスバルの前に現れたサテラは「必ず、私を殺しにきてね」とスバルに言います。

これは”嫉妬の魔女”を自分ごと滅ぼしてくれという願いを託したのかも知れません。

それに対してスバルは、俺が、必ずお前を救って見せると言います。

これは最初の死に戻りの際に、エミリアにスバルが言ったセリフと同じなのです

スバルがエミリアと同様にサテラのことも救おうと決意した瞬間なのかも知れませんね!

スバルがかっこ良く見える名シーンですね!

リゼロ・サテラの正体と二重人格の理由を考察まとめ

これまでの事をまとめると、”嫉妬の魔女”サテラの正体はエミリアというのが今のところ最有力な説だと思われますね。

そして嫉妬の魔女とサテラは別人格であり、サテラは世界にとっては有害ではなかったという少し意外な展開にもなりますね。

この記事のポイントは以下の通り、

  • サテラの正体はエミリア説が有力
  • ”嫉妬の魔女”と”サテラ”は別人格で、世界を滅ぼした存在は”嫉妬の魔女”
  • サテラは転生術か何かでエミリアと時間を共有し、スバルと触れ合ったことで彼を愛している?

ここまで考察してきましたが、1つ説明がつかない事も。

別人格の”嫉妬の魔女”はなぜスバルのことを「愛している」と言っているのか?

”嫉妬の魔女”の方もサテラと同じような理由なのでしょうか?

嫉妬の魔女も同じく転生しているとしたら、死に戻りの打ち明けでなぜエミリア本人が死んでしまうような自体になってしまうのか?

これらの謎が解き明かされる日を楽しみに、リゼロのあらすじを見守りたいですね(^^)!

『リゼロ・エミリアが聖域の試練で苦しむ理由とは?過去のペテルギウスとの関係も』