炭治郎が堕姫戦で覚醒した理由はなぜ?禰豆子の鬼化と模様の意味ネタバレ

アニメ2期にあたる「鬼滅の刃・遊郭編」。

この話の山場である堕姫戦にて、炭治郎と禰豆子はそれぞれ急激に強くなる展開があります。

その理由は炭治郎には炭治郎の、禰豆子には禰豆子が背負う背景が関わっていました。

今回はそれの理由について紐解いていこうと思います。

  • 炭治郎の覚醒
  • 禰豆子の鬼化と体に浮き出た模様の意味

という事についてこの記事で理解できますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(^^)

※この記事には鬼滅の刃最重要なネタバレも含まれております。

 

炭治郎が堕姫戦で覚醒した理由はなぜ?

炭治郎が堕姫戦で覚醒します。

この覚醒した理由は何故なのか?

一見すると怒りによって体に無茶ができたようにも受け取れますが、そこには別の理由が隠されていました。

その理由とともに、覚醒した炭治郎を見て堕姫が影を重ねた人物やそれをもたらした無惨の細胞の秘密についても触れていきましょう。

覚醒理由

堕姫戦にて炭治郎が急に強くなったタイミングは、堕姫が無差別な攻撃を繰り出した時でした。

今まで炭治郎が鬼と戦ってきた場所は、山や町外れなど人気がない場所ばかりです。

唯一、沼鬼(ぬまおに)下弦ノ壱・魘夢(えんむ)の場合は一般人たちがすぐ近くにいました。

しかし鬼の攻撃力が弱かったり、鬼自体にその気がなかったりしたおかげで被害はありませんでした。

ところが堕姫は気ままに「帯」を振るい、建物ごと遊郭の町を切り裂きます。

当然建物にいた人々も切り裂かれてしまい、なかにはもう助からないだろう人もいました。

間一髪、炭治郎は勘違いで野次を飛ばしてきた男性を身を挺して守るものの、一瞬にして阿鼻叫喚となった遊郭を目の当たりにした炭治郎は怒りのあまり血の涙を流します。

そうして血の涙を流しながら「命を燃やしても構わない!」と言わんばかりにヒノカミ神楽を連発しました。

そのおかげで堕姫を圧倒していき、ついにはあと一振りで首を撥ねられるというところまで進みます……。

が、呼吸すら忘れていた炭治郎の体はそこで限界を迎えてしまいました。

堕姫の目の前で崩れ落ち、必死で炭治郎は呼吸を整えました。

以降は通常の強さに戻っていますね。

何故この一瞬の間だけ急に強くなったのか?

その理由は「痣者(あざもの)」の条件を満たしたからでしょう。

「痣者(あざもの)」は超越的な身体能力に目覚めた者たちの総称で、その全員にそれぞれが扱う呼吸のシンボルが痣として身体のどこかに浮かび上がります。

この「痣者」になる条件としては、

  • 39℃以上の体温
  • 200以上の心拍数

に耐え切れなくてはなりません。

炭治郎は堕姫戦にて目から血の涙を流すほどに憤怒しました。

怒りで体温が上昇することは「心因性発熱」と呼ばれており、一気に高温になるタイプと微熱が続くタイプに分かれるそうです。

とはいえ体温が39℃以上になるのは珍しくありません。

心拍数についても同様で、怒りによって自律神経が乱れた結果心臓に負担がかかるほどに心拍数が上昇します。

おまけに炭治郎は体の負荷を忘れるほどに激怒した結果、ヒノカミ神楽を連発できました。

これにより体温および心拍数がさらに上昇したと考えられます。

実際に炭治郎は堕姫の兄・妓夫太郎の首を撥ねる際のことです。

雄叫びを上げながら炭治郎は最後の力を振り絞ろうとしますが、この時の炭治郎の額の傷は尖ったデザインではなく炎のようにうねったデザインになっていました。

これを分かりやすく描いていただいている方のTwitterを見つけましたので引用させていただきます。

作中ではいまいちハッキリしないものの、炭治郎が覚醒した理由は「痣者」の条件を満たしていたからだという説を推させていただきます。

堕姫の見た無惨の記憶

目から血の涙を流し、鬼気迫る炭治郎と対峙する堕姫は困惑と戦慄を抱きました。

命の尊さを説きながらも怒気を放つその姿に、見知らぬ剣士の影を重ね思い出していたからです。

「見知らぬ」と表現したように、堕姫自身はその剣士に会ったこともなければ話したこともありません。

堕姫にそんな現象が起こったのは、ひとえに彼女の体内にある鬼舞辻無惨の細胞が思い出していたからでした

無惨の細胞が思い出し、堕姫が炭治郎に影を重ねた剣士こそが「継国縁壱(つぎくによりいち)」

歴代の鬼殺隊のなかで唯一、無惨を追い詰めた最強の剣士です。

継国縁壱(つぎくによりいち)の生涯についてはこちらの記事で解説しております。

【鬼滅の刃】日の呼吸初代剣士の名前は?炭治郎の耳飾りや痣の意味も

この時点では「痣者」についても「ヒノカミ神楽」についても謎に包まれていたため、困惑する読者も多かったようです。(・・;)?

後に明らかになった縁壱の常識外な強さは確かに無惨へトラウマを刻むには十分すぎるものでした。

ネタバレになるものの、無限城最終決戦編にて無惨には400年前に縁壱に受けた傷が今でも治っていなかったことが明らかになります(いわゆるスリップダメージです)。

そうでなくても縁壱と遭遇した直後に無惨が…

  • 縁壱が寿命で死ぬだろう数十年間は無限城に引きこもる
  • 数十年後、日の呼吸の才能を持つ剣士たちを襲う「日の呼吸狩り」を始める

など滅茶苦茶ビビっていたことが判明します。

よって細胞レベルで恐れていてもおかしくはありませんが、「はたして無関係な堕姫にフラッシュバックさせるほどの力があるのか?」という疑問も出てきます。

しかしその答えはイエスと言えるでしょう。

なぜなら無惨の血を分けられた者には、「自身の名を口に出したら口封じのため、体内にある無惨の細胞が変異して問答無用で殺す」というものがあります。

通称「呪い」と言われる鬼たちに課せられた枷は当然ながら上限の鬼たちにも施されたままです。

さらに言えば鬼化した人間のほとんどが人間時代と異なり、意地汚くなったり傲慢になったりなど人格および性格が無惨に近くなります。

なので、無惨の細胞の影響力は十分にあり得るというわけです。

 

禰豆子の鬼化と模様の意味ネタバレ

炭治郎の覚醒が終わった後、入れ替わるように禰豆子が堕姫と戦います。

しかしこれまでの死闘とは異なり、禰豆子は急激な強さと成長を遂げて堕姫を蹂躙してみせました

その姿は恐ろしささえ感じるほどで、現に禰豆子には似合わない酷薄な笑みすら浮かべるシーンすらあります。

何故こうなってしまったのか?

またこの時の禰豆子の体に浮かんだ模様は何なのか?

解説していきましょう。

鬼化と成長の理由

禰豆子の鬼化と成長の理由、奇しくもそれは炭治郎と同じく怒りが原因でした。

炭治郎が倒れていたこともありますが、堕姫はそれまで出会ってきた鬼のなかでも無惨の血の匂いが濃かったのです。

この血の匂いによって禰豆子は家族が殺された記憶を思い出し、同時に禰豆子のなかには激しい怒りや憎しみが吹き荒れました。

この激情の波は凄まじく、鱗滝(うろこだき)がかけた暗示すらねじ伏せいつもは抑え込んでいる無惨の血を覚醒させたのです

覚醒した禰豆子は急激に鬼化し、見た目すらも激変します。

  • 体を這うように浮き出た枝葉の紋様
  • 右側の額から突き出た大きな角
  • 逆立つ髪

といった具合に大人の女性に変貌していました。

こうなった禰豆子は通常以上の強さを誇るものの鬼として人間を襲うようにもなります

現に堕姫を追い詰めた際に偶然居合わせた人間を見つけ、鬼の本能が剥くままに喰らおうとしました。

幸いにも回復した炭治郎が間一髪で間に合い、母親が歌ってくれた子守歌を炭治郎が歌ったことで激情が鎮まり睡眠状態に入ります。

ちなみに覚醒した禰豆子は

再生能力であったり、打撃力や血鬼術「爆血」が段違いに向上していました。

例えば再生能力は五体をバラバラにされても、血液を瞬時に凝固して繋ぐことで四肢を動かしたほどです。

これには堕姫も「上弦を上回っている」と驚愕していました。

模様について

禰豆子の体に浮かんだ模様は「鬼の模様」と呼ばれるものです。

例えば下弦ノ伍・累(るい)の顔には蜘蛛の目のような赤い丸がいくつも連なっていました

アレこそがまさに「鬼の模様」となります。

実は「鬼の模様」は物語初期から描かれていました。

累もそうですが、鼓屋敷の鬼・響骸(きょうがい)にも人間時代にはなかった模様が顔に浮き出ています。(こちらは爪跡のような模様です)

無論、上弦ノ参・猗窩座(あかざ)など上弦の鬼たちも同様です。

強弱を問わず、無惨以外の鬼であればこの模様が体のどこかにあるのです。

この「鬼の模様」が取り上げられたのは刀鍛冶編でした。

鋼塚(はがねづか)をはじめ、日輪刀を手掛ける刀鍛冶たちの里を襲った上弦の鬼・半天狗(はんてんぐ)と玉壺(ぎょっこ)。

この2体の上弦の鬼はそれぞれ霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃と対峙します。

この時無一郎と蜜璃は「痣者」になりますが、この「痣」を見た上弦の鬼たちは「鬼の模様みたいだな」と不思議がりました。

「痣」と「鬼の模様」

両者の関係は最後まで解明されることはありませんでしたが、1つだけ共通点があります。

それはどちらも肉体が極まっていることです。

鬼は言うまでもないものの、「痣者」もまたデメリットがあれど人間の領域を超越した存在となります。

思うに鬼滅の刃の世界では、超越者の体にはその印として痣が浮かび上がるのではないでしょうか?

現実でも「バースマーク」という生まれつきの痣があり、「生まれ変わりや使命のサイン」として考えられているものだそうです。

 

とはいえ「鬼の模様」は「痣」とは異なる点があるのもポイントです。

その異なっている部分とは、常に浮かんでいるものであり「寿命の前借り」というデメリットがないという事

鬼の身体能力は人間を遥かに超えており、血鬼術に目覚めていない禰豆子ですら鬼の骨や内臓を砕いたり破裂させたりしていました。

基本的に鬼は異形とはいえ、人体の枠組みからはみ出していません。

必ず人間の手足があり、昆虫化や動物化することはありませんでした。

(玉壺の外見はかなり異形ですが、実は自分で自己改造した結果です)

つまるところ「痣」も「鬼の模様」も根源は同じであるものの、異様な再生能力を持つ鬼には「痣」のデメリットがなくなっているようです。

その代わりとして、鬼になった証拠となる「鬼の模様」になっているのではないでしょうか?

余談ですが、鬼化した禰豆子の体に浮かんだ「鬼の模様」は麻の葉っぱだと思います。

麻の葉といえば禰豆子のシンボルマークで、着物の柄でもあります。

実際の麻の葉はとても細いんですけどね。

麻の葉の柄は「魔除け」「健やかな成長」という意味が込められてます。

しかしそれは和柄ではないことや暴走状態だと禰豆子の着物が着崩していることなどから考えると、

「鬼化した禰豆子は彼女が背負っている願いや祈り(「魔除け」など)からはほど遠い存在である。」

ということを表現したかったのではないかと考えます。

まとめ

  • 炭治郎が覚醒したのは怒りで「痣者」の条件を満たしたから
  • 堕姫の脳裏によみがえった人物は日の呼吸の初代剣士・継国縁壱で、無惨は細胞レベルで縁壱を恐れている
  • 禰豆子の鬼化と成長も怒りによるものだが、枝葉のような模様は「鬼の模様」で、それだけ鬼に近くなってしまった証拠でもある

この記事では遊郭編で、炭治郎や禰豆子が急に強くなった理由をメインに解説してきました。

このように鬼滅の刃では戦いの中で急に訪れるどんでん返しが楽しさの一つと見えるでしょう。

遊郭編以降も鬼滅はさらに楽しくなっていくので、気は早いですが『刀鍛冶編』『無限城最終決戦編』も楽しみに待つことにしましょう!

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