エスノトの素顔が怖いし笑顔も恐怖!過去や最後に死亡するかもネタバレ

2023年8月24日

「BLEACH」の千年決戦篇にて、尸魂界に侵攻を開始した滅却師軍勢「見えざる帝国」ことヴァンデンライヒの星十字騎士団(シュルテンリッター)。

そのメンバーであるエス・ノトは、シュルテンリッター内で特に個性的なキャラクターとして有名です。

不気味な雰囲気を醸し出し、どこかホラーゲームのクリーチャーを彷彿させる様相。

その素顔はかなり怖いし、やっと作った笑顔も恐怖に満ち溢れたものです。

この記事で知れることは、そんなエス・ノトの過去や戦闘能力、最後には死亡するのかといったことについて今回は解説をしていきたいと思います。

 

 

エス・ノトの素顔が怖いし笑顔も恐怖!

彼の見た目は口元をマスクで常に隠している痩せた長髪の男性という、見るからにして何か危なく恐ろしい雰囲気があります。

しかし読者からは「能登さん」との愛称で呼ばれているなど、人気は高くもあります。

素顔は唇の全てが削ぎ落とされており、正面から見ると歯茎が剥き出しになっているといったホラーそのものな素顔。

雰囲気も怖ければ、笑顔もそれに拍車がかかってしまいさらに不気味で怖くなってしまうという始末。

言動もボソボソ声の片言と、余計にホラー感を醸し出し周囲を恐れさせています。

しかしこれは彼の固有能力的なものでは全くなく、自然にまた無自覚に恐怖を与えているとも言えます。

身体には施術した痕が在り在りと残っておりと、まさにクリーチャーのような見た目ですね。

エス・ノトのプロフィール

名前はエス・ノトと言い、性別は男となっています。

所属は星十字騎士団で階級は聖文字「F」となっています。

使用する斬魄刀は無く、卍解は「恐怖(The Fear) 」と呼ばれている能力。

どんな相手にも恐怖を与えるなど、いわゆる竦みを武器にして戦う精神系の攻撃を得意としています。

誕生日は不明で身長に体重も不明とあり、身体に関しては謎の多い人物と言えます。

そんなエス・ノトは凄惨な人生を送っています。

彼はこの世に産まれ落ちてから人工呼吸器に繋がれていた、まさに管理された生”にしがみ付いていた重病人だったのです。

生命維持をしなければ普通に生きていく事すらも出来ない程に、身体を重病によって犯されていました。

いつこの世から去るとも知れない程に、微かな命にしがみ付き、自分の生きている意味をつかめない程に弱っていた彼の前にユーハバッハが現われます。

そして彼の力によって生き永らえたエス・ノトは、その呪われていた人生を大きく変える事になっていくのです。

素顔について

さて冒頭でも触れましたが、エス・ノトの素顔は「あまりに凄惨なまでの拷問を受けたのか?」と想いたくなる様な顔をしています。

唇が全くになく、まるで剃り落としたかの様な歯茎丸出しの素顔。

目は見開き、血涙を流しきった痕もありと、まるで拷問を受けたような顔といえます。

またエス・ノトの素顔を然る事ながらに、彼が笑えば間違いなく場は凍り付いてしまう事でしょう。

彼の笑顔は好印象を持つ事の出来る素晴らしい笑顔とはあまりにも真逆すぎで、実に周囲を和ませない笑顔と言えます。

はたして仲間内では上手くコミュニケーションを取れているのか?と疑問に思える程。

 

この素顔に関しては実は謎が多くあり、それは「一体いつからこんな醜い顔になってしまったのか?」というもの。

その答えは彼の過去に大きな関係があるのかもしれません。

そもそもエス・ノトが入院をしていた際には綺麗な顔をしていました。

つまり滅却師として活躍する様になってから以降、この様な顔になったということです。

強さや能力

エス・ノトの強さに関して言えば、それは彼そのものを象徴する“恐怖”にあります。

この能力は光の棘を無数に対象者に飛ばし、刺さった相手の恐怖心を増加させ発狂しそのまま殺害されてしまう能力となっています。

精神を直接攻撃する能力であり、威力は非常に強力で朽木白哉を圧倒し瀕死に追い込んでしまう程です。

エス・ノトの巧みな話術も精神攻撃となり、肉体的にだけでなく精神的にも両面で相手を殺傷する戦法なのです。

また完聖体となる「神の怯え(タタルフォラス)」は茨の翼を展開し白目を剥いた怨霊の様な容姿となり、相手への恐怖を増加させることも可能です。

自身の姿を見た相手に対して無数の目玉を向けた幕を使い、相手をその幕に閉じ込め発狂させて死に追いやります。

ちなみにエス・ノトは精神面での攻撃を得意としているだけの相手と思われますが、恐怖を与えるだけの能力に頼り切っている訳でもありません。

高い霊圧と戦闘力も持ち合わせ、使用する武器「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」は滅却師が得意とする霊子の矢を放つ技に使われます。

恐怖で相手を縛り付けトドメを刺すために神聖滅矢を放つなど、彼は戦闘においても優秀な一面を持っているのです。

また滅却師完聖体ともなればエス・ノトの「神の怯え(タタルフォラス)」はさらに強化され、対象の精神面にさらに恐怖が刻まれる様になっていきます。

 

 

エス・ノトの過去や最後に死亡するかもネタバレ

ここからはエス・ノトの過去に何があったのか?

また最後に死亡してしまうのか?

これらについてネタバレ込みで解説していきます。

過去

エス・ノトはかつて聖別の被害者だったのです。

しかしそれでは死に至らず、酸素マスクと生命維持装置を装着した重篤状態となって生き延びました。

微かな生にしがみ付き毎日を懸命に生きる為に呼吸しか出来ないと、辛うじて生かされている境遇に恐怖していました。

苦しみが続く生の恐怖と、さらなる激痛が待ち受けている死の恐怖よって縛られていき、生と死への恐怖が増すだけの日々を過ごすエス・ノト。

そんな彼の前にユーハバッハが現れ、彼に聖別の力を与えたのです。

 

また彼の過去は明かされてはいませんが、混血の可能性があります。

ユーハバッハはアウスヴェーレン(聖別)で能力を吸い取っていましたが、これにはアウスヴェーレンの能力から逃れられる者を探している目的もありました。

滅却師(クインシー)はアウスヴェーレンを受ければその能力を消失してしまいます。

純血の滅却師であるエヒト・クインシー以外は死亡してしまうのですが、エス・ノトはアウスヴェーレンを受けても生きていたのです。

エス・ノトは聖別で生き残ったことで滅却師として特別な血筋を持つ可能性があった事を示唆しています。

現にあの石田雨竜も聖別の能力から生き残れた人間であり、もしかしたらエス・ノトもユーハバッハの次期後継者としての才能を持ち合わせていた可能性もあります。

もしかしたら彼が半死半生で生き残れていたのには、雨竜と同じ混血であったが為に生き残れていたのでは?と考えると面白いです。

最後をネタバレ

では最後にエス・ノトがどうなったのかをネタバレします。

結論を言えば結局エス・ノトは命を落としてしまい、ユーハバッハの後継者とはなれずに死を迎えてしまいます。

エス・ノトの持つ恐怖は例えどんなにも強い人物であろうとも、その力の前には抗えず恐怖に敗北してしまう強力な能力とも言えます。

しかしこれは対象の細胞活動が完全停止すれば脅威ではなくなります。

仮死状態であれば、その恐怖が通じなくなってしまうという弱点が存在しているのです。

エス・ノトの相手をした者の名は「朽木ルキア」。

彼女がどうエス・ノトを攻略したのでしょうか?

答えはルキアは袖白雪の能力を使い、自身の身体を凍らせることで細胞活動が完全停止する状態、つまり死を偽装したことでエス・ノトの恐怖を克服したのです。

恐怖の力を完全に無効化してしまったルキアの前に、エス・ノトは氷漬けにされてしまったのでした。

しかしユーハバッハに対する恐怖心と忠誠心から、エス・ノトは完聖体を発動させました。

ルキアのピンチかと思ったところで、兄白哉の加勢もあったことで一気に攻勢に打って出ることに。

そしてルキアの渾身の卍解によってエス・ノトは敗北する事になるのです。

多くのものを恐怖に突き落としてきたエス・ノト。

その最期は自身の死という恐怖に襲われ死んでいくという皮肉で締めくくられてしまうのでした。

 

まとめ

  • エス・ノトの素顔は唇の全てが削ぎ落とされており、正面から見ると歯茎が剥き出しになっているホラー顔
  • 扱う能力は相手の恐怖心を増加させ死に追いやるという精神攻撃
  • 最期は己の恐怖と向き合い活路を切り開いた朽木ルキアによって倒される

以上がエス・ノトの素顔についてと、ラストに迎える結末のネタバレでした。

こう見るとエス・ノトのその癖の強さがむしろかっこいい。

「ノトさん」と親しまれるのも他の滅却師にはないクールさが際立ったためなのかもしれませんね。

皆さんは「ノトさん」の人気の理由は何だと思いますか?

是非コメント欄からいけんを頂けると嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)

 

BLEACH, アニメ

Posted by igaiga