【転スラ】ダグリュールは裏切り者?最後や息子の強さについても
「転生したらスライムだった件」(以下、転スラ)のアニメ第2期2部にて、第1期では明らかにされなかった魔王たちが登場しましたね。
そのうちの1人、魔王ダグリュールはいかつい見た目が印象的でした。
一見すると武闘派のようにも受け取れますが、ダグリュールは魔王たちのなかでも良識かつ常識がある人物です。
何故そう言えるのか?
今回はダグリュールの性格や最後のネタバレ。
さらに彼の息子たちについても触れていきたいと思います。
目次
【転スラ】ダグリュールは最後に裏切るのか?
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— ひろき (@ikehiro_lions) September 7, 2021
クレイマンが主催した「魔王達の宴(ワルプルギス)」にて初登場を飾った魔王の1人、ダグリュール。
アニメ2期2部でも登場し、声優の小山力也さんが演じているダグリュールに感動したファンは少なくないかと思われます。
そんな彼の基本情報と現在明らかになっているネタバレを紹介していきましょう。
ダグリュールとは?
- 名前:ダグリュ-ル
- 種族:巨人族(ジャイアント)
- 称号:大地の怒り(アースクエイク)
魔王ダグリュールは「聖虚ダマルガニア」という朽ち果てた聖域を支配している魔王です。
「十天魔王」の1人にして、ディーノと同じく第2世代の魔王として数えられています。
クレイマン亡き後はそのまま「八星魔王」の1人になっていますね。
大きな体が特徴的な巨人族で、その巨躯ぶりにリムルは驚いていました。
顔もいかついですが、その見た目に反して冷静沈着な性格の持ち主です。
”魔王達のなかでは一番の人格者”とも言われていますね。
実際に「魔王達の宴(ワルプルギス)」にてクレイマンがリムルに濡れ衣を着せようとした際、ダグリュールが待ったをかけ冷静に話をすすめようと促すシーンがありました。
ダグリュールというキャラの性格がよく分かるシーンですね。
そんなダグリュールですが、決して平和主義者ではありません。
魔王らしくというべきか「領土を広げたい」という野心を持っており、「不毛の砂漠」という砂漠地帯を挟んで接している神聖法皇国ルベリオスに侵攻したいと考えているようです。
なので、ルベリオスを支配している魔王ルミナスとは領土をめぐって争っています。
ただ2人の関係は険悪なものではなく、互いに互いを認めているライバルなようなものですね。
魔王ルミナスの強さやスキルについては別記事に上げていますので、そちらも併せて御覧ください。
【転スラ】魔王ルミナスの強さやヒナタ・クロエとの関係は?配下についても
戦闘能力は高く、ヴェルドラとは何度も交戦したことがあるとか。
決着はついていないそうですが、転スラの世界では最強種である竜種と単身で引き分けに持っていけるほどの実力もダグリュ-ルの強さが伺えます。
しかもダグリュールは聖属性をそなえているため、実は覚醒魔王ではないんです。
付け加えるなら、今後も真なる魔王になる可能性は例外でも起こらない限りゼロでしょう。
ある意味、ラミリスと同類といっても過言ではありません。
彼女の場合はギィとミリムの戦いのせいで種族としてのランクダウンをせざるを得なくなり、以来「魔王」と名乗るようになりました。
またラミリスも覚醒魔王というわけではありませんが、その存在は転スラの世界に欠かせないです。
それと同じく、ダグリュ-ルもギィとミリムの戦いの被害を食い止めた過去があります。
ダグリュールの場合は大地への被害の緩和ですが、それでも無傷では済まず当時支配していた土地は不毛地帯となったうえに、現在に至るまで後始末に追われたそうです。
最後は裏切る!?
未だ謎に包まれているダグリュ-ル、情報によれば彼が活躍するのは原作書籍版の20巻からだとか。
現在発売されている書籍の最新刊は18巻であるため、ダグリュールがこれからどうなるか分からないのが実際のところです。
現時点では天使たちとの戦い「天魔大戦」にそなえ、リムルが派遣した「原初の紫」ウルティマを不安に思いながらも迎え入れたところですね。
けれども正史である書籍版がある程度Web版をなぞっている以上、ダグリュールが裏切る展開は大いにあり得ます。
実はWeb版においてダグリュールは魔王でありながらも天使側につき、ルミナスの領土へと進軍をしかけました。
つまり裏切ったというわけです。
これにはダグリュールでもどうにもならない背景があり、それをどうにかするためにもダグリュールは裏切るしかありませんでした。
その理由とは”水の枯渇”。
ダグリュールの支配地兼祖国は数百年後には水が枯渇してしまい、そこに暮らす巨人族は生きることができなくなるとダグリュールは理解していました。
「後世にこの道を残したくない」
ギィとミリムの戦いの被害に奔走したダグリュールは巨人族のために天使側として侵攻に踏み切るものの、彼の前にあらわれたヴェルドラと戦い激しい応戦の果てに敗北します。
しかし自分の体を大地の糧にし、巨人族が暮らせるように不毛な土地の養分となったダグリュールの本懐は遂げられたと言えるでしょう。
ダグリュールの強さ
転スラ魔王落書き_φ(・_・⑧
魔王ダグリュール(ᵔᴥᵔ)ごついw#Twitter交流会会場#落書きギルド pic.twitter.com/WYuRZDxLKh
— みい (@mii46865627) September 24, 2021
ダグリュールには3人の息子がおり、それぞれダグラ・リューラ・デブラと言います。
しかし父親であるダグリュールと3人の息子たちの強さを比べてしまうと、その差は歴然です。
「月とスッポン」「雲泥の差」など色んな表現ができますが、どちらにしても息子たちは父親ほどではありません。
それは何故か、ここではその詳細を語っていきましょう。
竜種並みの膨大な魔素量
これは「魔王達の宴」で初対面したリムルが感じ取ったように、ダグリュールの巨躯には竜種並みの膨大な魔素量があると言われています。
少なくともその魔素量はヴェルドラに等しく、そのヴェルドラは「ダグリュールとは過去に何度も交戦した」と証言していましたね。
そもそも魔素量は魔物としての格であり、これは「器」である種族によって違います。
要するに強さの基準というわけですね。
もちろんシュナやハクロウといったように、魔素量は少なくてもスキルや技術で格上の存在を一蹴できるケースはあります。
ですが、それでも魔素量だけで竜種に匹敵しているダグリュールは種族として稀有な存在と言えるでしょう。
ただでさえ『転スラ』界最強の種族竜種と同等の力を持っていると考えれば、その強さが如何程なのかが分かりますね。
魔王のなかでもトップクラスの耐久力
ダグリュールの耐久力は最強クラスです。
何しろ魔法攻撃であれば完全に無効化し、物理攻撃であっても効きにくくなっています。
同じく魔王の席に座る始祖の吸血鬼ルミナスの本気の一撃を受けても尚、ダメージが通っていませんでした。
これが魔王のなかでもトップクラスの耐久力を誇ると言われる由縁です。
自然災害を用いた攻撃
ダグリュールの攻撃手段は自然災害ですね。
地震や雷、真空波など自然災害を任意で発生させ、敵を壊滅させます。
単体に仕掛けるよりも集団戦で効果が発揮しそうですね。
ちなみに天候の操作も可能なようです。
兄弟との合体技
ダグリュールには兄弟がおり、それぞれをグラソードとフェンと言います。
ダグリュールを含めたこの3兄弟は合体が可能で、合体すればただでさえ強かったスペックがさらに向上します。
その強さはなんとあの星王竜ヴェルダナーヴァと同等なんだとか。
ダグリュールの息子は3人
書籍版にてダグリュールの息子たちが登場したのは8巻でした。
彼らは並外れた魔素量を持っていたためリムルは魔王の子供だと見抜き、彼らは彼らで登場して早々シオンに喧嘩を売りました。
理由はシオンがクレイマンに圧勝してからですが、当然ながら喧嘩を売られたシオンはダグリュールの息子たちを拳のみでボコボコにします。
その後彼らは父親であるダグリュールに「リムルのもとで修業して来い」と言い渡されます。
やってきた3人の事情を知ったリムルは打算で受け入れ、彼らの面倒をシオンに任せました。
当初は「シオンのしごきに耐えられなくなって逃げ出すだろう」と思っていたものの、すっかりシオンに惚れこんだ3人は「シオン親衛隊」を結成し部下になります。
活躍も登場も少ないダグリュールの息子たちですが、それでも簡単にまとめておきましょうか。
ダグラの強さ
ダグラの強さについて分かっているのは、クレイマン(覚醒前)と同等の魔素量を持っていたことぐらいですね。
これはリューラとデブラにも当てはまりますが、進化前(もしくは覚醒前)に多大な魔素量を持っているということは魔物としてかなり強いことを示しています。
とはいえシオンにステゴロで負けた以上、ダグラには魔素量に見合うだけの経験やスキルはなかったのは明らかですね。
リューラの強さ
リューラもまた、ダグラと同じですね。
クレイマン(覚醒前)と同等の魔素量は持っていたものの、経験値があまりにもありませんでした。
「魔王の子供ならユニークスキルを持っていておかしくないか?」と思う方がいるかもしれませんが、ユニークスキルは強い願望や感情が発露してこそ開花する能力です。
転スラの世界に転移した異世界人たちは転移した影響でスキルを保有しています。
しかし元々転スラの世界に生きている人間や魔物の保有率を踏まえると、なかなか獲得できないのでしょう。
進化してようやくユニークスキルを獲得するパターンもありますが、これも本来であればレアケースです。
つまるところダグリュールの息子たちがスキルを獲得していないのは不思議ではありません。
デブラの強さ
デブラについても語ることはありませんね。(泣)
他の兄弟同様、魔素量は恵まれていましたが経験が足りませんでした。
もしかしたらダグリュールと同じく、兄弟による合体技があるかもしれませんが作中で触れられていないので除外しますね。
【転スラ】ダグリュールは最後と息子の強さまとめ
なんかダグリュールってなんていうか思ってたより面白い感じ(?)で好き
脳筋的な感じなのは分かってたけど、なんかもう少し固いっていうかそんな感じだと思ってた#転スラ#tensura pic.twitter.com/gzFg1fXGmT— ひろき (@ikehiro_lions) September 21, 2021
- ダグリュールは種族として強い
- 最後は自分の一族のために裏切る可能性がある
- 父親と息子の強さは圧倒的に違う
ここまで魔王ダグリュールの最後についてのネタバレと、彼や彼の息子たちについての強さを書いてきました。
屈強な身体と種族を想う心優しさもあり、今後のアニメでの描かれ方によっては彼の人気が急上昇する可能性もあるかも?
その他の魔王の強さについてはこちらの別記事にまとめていますので、併せてどうぞ。
【転スラ】魔王の危険度・スキルなどの強さランキング!相関図で関係性も一覧化
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