リゼロ白鯨の元ネタが怖い?モデルの大きさや性格を解説

2021年1月27日

この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する魔獣の1つ、「白鯨(はくげい)のモデル」について書いています。

この白鯨はスバル達の前に現れた超巨大な白いクジラですが、その元ネタとなったクジラはどんなクジラなのか?

気になったので調べてみると、候補のクジラが2体出てきました。

読者の皆さんはどちらのクジラが白鯨に似ているのか、といった目線で見てみてくださいね(^^)

 

リゼロ白鯨の元ネタが怖い?

白鯨といえば第1期アニメ版のリゼロで、ラスボス的な立場だった魔獣です。

人類の数多くの命を奪ってきた超巨大なクジラで可愛さなどまるで無い、見ていてかなり怖いクジラでした。

この白鯨の元ネタとなったクジラも怖いクジラだったと言われています。

どんなクジラがモデルだったのでしょう?

 

元ネタはハーマン・メルヴィル「白鯨」

リゼロの白鯨の元ネタと言われる1番の有力説は、ハーマン・メルヴィル作の小説「白鯨」に出てくると言われています。

その理由としては、この小説に出てくる白鯨「モビー・ディック」が、片足を食われた船長の復讐を誓う船員たちとの死闘を繰り広げるというリゼロの「白鯨討伐戦」にそっくりなのです。

ちなみにこの話に出てくる白鯨「モビー・ディック」は、漫画『ワンピース』に登場する海賊白ひげの乗る海賊船の名前にも使われています。

 

小説「白鯨」のあらすじ

このハーマン・メルヴィル作の小説「白鯨」の簡単なあらすじはこうです。

19世紀後半のアメリカでは捕鯨が盛んに行われていました。

その日も捕鯨船「ピークォド号」が出向し、その船の船長エイハブはかつて巨大な白鯨「モビー・ディック」に片足を食いちぎられた過去がありました。

その復讐心を忘れていないエイハブのその狂気すら感じさせる復讐心が、他の捕鯨船のクルーにも伝わります。

結局モビー・ディックへの復讐を果たすため、船団全員で一丸となり白鯨に挑んでいきます。

そして数年間の捜索によってモビー・ディックにたどり着いたエイハブは、船団全員で戦いを挑みますが白鯨に次々やられていく仲間たち。

最後はエイハブもモビー・ディックに海中に引きずり込まれ、捕鯨船も白鯨に沈没させられてしまうのです。

この様に1匹の白鯨によって壊滅させられてしまうほどに凶暴な白鯨が、この小説には登場したのです。

 

ジョーズの元ネタになった?

この小説「白鯨」はモンスターパニック映画の原点になったとも言われています。

人喰鮫で有名な『JAWS』も、この白鯨がモデルになったと言われているんです!

そして「白鯨」は実際に映画作品として、これまで世代を超えて何回も映像化されています。

『白鯨』…1956年

『モビー・ディック』…1998年

『バトルフィールド・アビス』…2010年

『白鯨との闘い』…2015年

特に1956年に公開された『白鯨』は、JAWSの原型になったと言われていますね。

映画白鯨シリーズの中で1番新しい作品ですね。

この『白鯨との闘い』では大きな白鯨の眼がアップされています。

リゼロの小説でもスバルが白鯨の目の前に接近するシーンがありますが、この『白鯨との闘い』がモデルになっているとしか思えません!

 

オーストラリアのミガルー

実在に白鯨のモデルになったと思われるような、巨大な白クジラも存在しています。

名前は「ミガルー」

オーストラリアのクイーンズランド州に生息する白鯨で、とても大きくて美しいクジラなんです!

神々しさも感じるその姿は、思わず手を合わせてしまいそうです(笑)

本当にリゼロの白鯨にそっくりですね!!

このミガルーという巨大な白鯨も、リゼロの白鯨のモデルになったのでしょうか?

ちょっと似すぎてて、リゼロを見た直後だと怖くなりました(汗)

けどご安心を、リゼロの白鯨とは違い人間を襲ってくることはありませんので(^_^;)

オーストラリア現地ではこのミガルーが現れると、翌朝新聞の一面を飾るほどに人気なんだそうですよ!

実際に生のミガルーを見てみたいですね!

 

 

白鯨のモデルの大きさや性格を解説

 

上で紹介した白鯨のモデルとなったクジラはどちらも似ていますね!

皆さんはどちらだと思いましたか?

ここでは白鯨のモデルとなった白いクジラについて、大きさであったり性格といった特徴をご紹介しますね。

 

大きさ

モデルとなった白鯨の大きさは全長で50メートル以上あるそうです。

とんでもない大きさですね!

50メートルという長さであったら、小さな船なら簡単に超えてしまうサイズです!

もし仮に襲われたりしたら、丸飲みにされてしまうほどです(゜o゜;

 

これを考えるとリゼロの白鯨の大きさも50m~70mくらいの大きさな気がします。

そこまで通常のクジラを超えるような大きさでは無さそうですしね。

 

性格

小説版『白鯨』のモビー・ディックは人間を襲うどう猛な性格で、実際に映画化された作品でも人々を襲っていました。

しかし実際のクジラはとても温厚な性格で、エサを取るためにイカなどは捕食しますが理由もなく他の動物を襲うことはありません。

時によってはシャチやサメと言ったどう猛な動物から、他の種類の生き物を守ったりもするそうです。

これは「ザトウクジラ」の話ですが、人間をサメから守ったという話もあるんです。

南太平洋ポリネシアのクック諸島でクジラの調査を行なっていた女性研究者のナンさんが、サメの接近からクジラによって守られたという話なんです。

その女性が自ら実際に撮影していた貴重な映像がこちらです。

本物の映画の映像を見ているかのような、すごい場面ですね!

ビックリです!!

 

リゼロ白鯨の元ネタとモデルの大きさや性格の解説まとめ

リゼロに登場してくる「白鯨」の元ネタになったとされる、白いクジラについての記事でした。

この記事の要点をまとめると以下の通りです。

  • リゼロの白鯨のモデルは、ハーマン・メルヴィル作の小説「白鯨」のモビー・ディック
  • 実際にオーストラリアに存在する巨大な白鯨は「ミガルー」
  • クジラの性格は温厚で、人を助けたという事実もある

クジラが人を襲うというテーマを題材にした作品が、過去にもたくさんあったんですね!

大きなサイズのクジラはもし襲ってきたら・・・。

そんなイマジネーションからこの様な作品が生まれたのでしょう。

それでは今回の記事を最後までお読み頂きありがとうございました!\(^o^)/

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