名探偵ピカチュウの主人公ティムはなぜ黒人俳優?映画版の年齢や職業についても

2021年2月14日

皆さんこんにちは、当サイト管理人「イガイガ」です。

今回はハリウッドでリメイクされたポケモン映画『名探偵ピカチュウ』の主人公についてです。

この主人公は映画の中ではしっかりとした年齢の描写がなかったために、いったい何歳くらいの人物なんだろうと思ったのです。

さらに原作のゲーム版『名探偵ピカチュウ』では、主人公が白人の男の子でした。

なぜ映画版では主人公を黒人のキャストに選ばれたのか疑問に思ったので、僕なりの見解や考察をしながらそれらについて書いてみました。

同じ様にこれらの疑問があった方は、ぜひ最後までご覧ください(^^)

 

名探偵ピカチュウの主人公ティムはなぜ黒人俳優?

実はゲーム版「名探偵ピカチュウ」の主人公は16歳の白人少年でした。

なぜ映画版の主人公は黒人になって、年齢も21歳と少し大人にしたのでしょうか?

これにはいくつか理由があると思います。

人種差別問題

この作品で黒人俳優の「ジャスティス・スミス」を起用したことによって、人種差別問題にも訴えるものがあったのかなと思います。

原作のままでなく設定を変えることにより、“ポケモンには国境など無くどんな人種にも平等”といったメッセージを発しているのかなと。

しかし父親のハリーがラストで何の前触れもなく白人で登場だったという事で、観ていた方は謎に終わった方が続出したそうです。

確かに息子が黒人で父親が白人だと、「あれ?」ってモヤモヤする方もいますよね。

まぁ実際に黒人・白人のハーフなんて世界中にたくさんいますし、特に変なことではないですからね。

細かいことを気にする質の日本人にはちょっと納得いかなかったのかもですが、そこはハリウッド作品ですししょうが無いのでしょう!

個人的には黒人俳優を起用してくれたほうが、日本人の僕はハリウッド感がより出てて良かったですけどね(*^^*)

大人の観客を動員したかった

次の理由として『名探偵ピカチュウ』には子供向けのみではなく、大人も映画館に足を運んでもらえるためのエンタメ作にしたかったのだと思います。

原作の主人公の年齢設定は16歳です。

主人公をそのまま16歳にするよりは、少し上の年齢層にしたほうが社会人になっている同世代の共感を得やすいのかなと感じました。

疎遠になってしまった親子の絆”と言ったオトナも楽しめる人間ドラマを含んでいるところなど、日本の仮面ライダー作品とコンセプトが似ているなと言う印象です。

仮面ライダー作品を見たことがない方は、現在放送中の『仮面ライダーゼロワン』を是非ご覧ください。

この作品も親子愛や、近未来のAIテクノロジー仕事に対する向かい方など大人もハマる要素たっぷりですので(*^^*)

話が逸れましたが、この様に大人向けの要素を取り入れることによって映画の興行収入も増えるのではないでしょうか?

ティム役「ジャスティス・スミス」のプロフィール

フルネーム:ジャスティス・エリオ・スミス(Justice Elio Smith)

生年月日:1995年8月5日

出身地:アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルス

代表作:ペーパータウン(2015)、ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018)、最高に素晴らしいこと(2020)

ジャスティスはポケモン好きでも知られていて、初めてやったゲームソフトがポケモンだったらしいです。

それもティム役に選ばれた理由の1つでしょう!

大好きなポケモンは「ワニノコ」で、初めてプレイした際に選んだポケモンだそうです。

1つのポケモンを愛し続ける事からも、ジャスティスは女性の事も一途に思い続ける性格かも知れませんね(*^^*)

そんなジャスティスには2016年から付き合っている彼女がいて、そのお相手は歌手で女優の「ラファエラ・メローニ」です。

2人の2ショット動画がこちら。

仲がいいですね♪

こういった芸能界に所属していると美男美女も多く恋愛と破局を繰り返すイメージがありますが、ジャスティスとラファエラは4年も続いています。

やはりジャスティスの一途で優しい性格の現れかもしれませんね(*^^*)

 

2016年にはテレビドラマ「ゲットダウン」で主演を務め、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でブレイク。

最新作には2020年公開「最高に素晴らしいこと」という恋愛映画にも出演しています。

彼の今後のますますの活躍に期待したいですね!

 

映画版の主人公ティムの年齢や職業について

簡単に『名探偵ピカチュウ』のあらすじを振り返ると・・。

主人公「ティム」は、日々仕事に汗を流す何の変哲も無い青年でした。

この世界にはポケモンがいるので、当然ポケモントレーナーもいますが彼は関係のない仕事をしていました。

警察官のヨシダ警部補から、ライムシティで父親のハリーが事故で死亡したということを聞かされます。

元々父親のハリーとは疎遠だったティムですが、それをきっかけに父親の失踪の真相を探るべくライムシティに向かうのです。

ティムは途中出会うピカチュウの声が聞けるなど特殊な能力もあったり、新人記者のルーシーと協力して事件の真相に迫っていく。

これが今作の大まかなストーリーでした。

ティムの職業

ティムは実は幼少期の頃はポケモントレーナーに憧れていた少年でした。

しかし11歳の時に、母親を亡くしてしまったことによって自らその夢を諦めたのです。

それが原因でポケモンにも興味を示さなくなっていて、目の前の仕事に淡々と取り組む感じになっていました。

少しだけ自暴自棄なところもあったのかなと思います。

しかし言葉が交わせるピカチュウとの出会いにより、その心にも変化が現れますね。

ちなみにこの時の職業は「保険査定員」という仕事でした。

保険査定員とは“怪しい保険金請求が、きちんと正しい手順を踏んで請求されているものかどうかを調査する者”のことです。

この映画の序盤でのティムは、昇進が間近だったにも関わらず父親の死を聞かされるという全てが悪い方向に回っている感じでしたね。

年齢は21歳

ティムは映画の中では何歳だったのでしょうか?

実はティムの年齢は21歳と言われています。

パット見た感じは若くて、おそらくヒロインのルーシーと同じくらいの年齢だったのでしょう。

ルーシーが新米の新聞記者ですから、新卒の社員だとすると22~24歳くらいだと思います。

ちなみにキャストの「ジャスティス・スミス」は映画公開当時23歳ですから、やはり同じくらいの年齢設定と考えていいでしょう。

それにポケモントレーナーはこの映画でも、割と若い年齢層の職業のように思えます。

おじさんがポケモントレーナーになるというのは、それはそれで面白そうですが今作とはテーマが何か違う気がします。

今作のテーマには親子の絆も含まれていますからね。

父親のハリーもけっこう若い見た目でしたから、そこまで歳は取っていないのでしょうね!

 

名探偵ピカチュウの主人公ティムの年齢や職業と映画でなぜ黒人俳優なのかまとめ

実写映画『名探偵ピカチュウ』の主人公ティムの年齢や職業、原作の主人公と違う理由について書いてきました。

映画のテーマなどを理解して見ると、その作品を違った角度で見れてまた面白いですね。

この記事で書いてきたことは、管理人イガイガの個人的な考察が多いですのでご容赦いただきたいのですが、それでもこうやって作品の裏側を考えることは楽しいですね(*^^*)

噂によれば『名探偵ピカチュウ』には続編も作られるとか?

もしそうなら期待せずにはいられないですね!

それでは今回の記事はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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