映画ラプンツェル原題の読み方と意味は?性的描写もある原作の内容・あらすじ
こんにちは、当サイト管理人「イガイガ」です。
今回はディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の原作について記事にしました。
ラプンツェル以外にもディズニー映画には日本語タイトルと原題が全然違ったり、あらすじも全く異なるものが多いです。
ディズニー作品の原作はほとんどが『グリム童話』から選ばれています。
『塔の上のラプンツェル』もそのグリム童話の1つです。
原作の内容はディズニーと違いかなり怖い内容になっていますので、『塔の上のラプンツェル』の世界観を壊したくないという方は読まないでくださいね(^_^;)
しかもこの原作のタイトルの意味を知ると、この原作の内容に意味が分かるようにも感じます。
そういった所にも注目してみましょう!
目次
映画ラプンツェル英語の原題の読み方と意味は?
tangled(SVL11)[形]〈髪・コード等が〉からまった, もつれた 2〈状況が〉混乱した
『塔の上のラプンツェル』は英題(ディズニー版)だと”Tangled”
髪と状況を懸けていて深い。邦題は難しい。『もつれ姫』では惹かれない。『もののけ姫』とも被る。
※『百式上級編』ならtangleで載ってます! pic.twitter.com/TJeXX1q1LV
— Ota Yoshihiro (@Yoshihiro_Ota) July 6, 2019
『塔の上のラプンツェル』はアメリカで公開された時のタイトルは『Tangle』という名前でした。
このTangleはタングルという様に読みます。
発音するときはタァングルと、少しタの後の音を長く発音するそうですね。
どうして「Tangle」というタイトルにしたのでしょうか?
なぜならラプンツェルという名前があって、英語でも『Rapunzel』と表記できる筈ですからね!
この理由には『塔の上のラプンツェル』の前作にあたる、『プリンセスと魔法のキス』の興行収入が散々な結果だったからだそうです。
この時のディズニーの分析としては、「プリンセスと魔法のキス」というネーミングが女性にしかウケずに男性の興味をソソらなかったからなんだとか!
そのため、男性にも距離を取られないようなネーミングで『Tangle』にしたようですね。
Tangleの意味は原作の内容を示唆していた!?
Tangleの意味というのは「もつれた、絡まった(髪の毛が)」という事だそうです。
この意味を見ても『塔の上のラプンツェル』の作品内容には繋がりませんよね!?
確か髪の毛を束ねて人を塔に登らせたり、ターザンロープのように扱ったりしていました。
ですがそれは原作の内容を示唆しているように思えました。
次からラプンツェルの原作のあらすじを解説しますが、簡単に言うと男性関係でドロドロしてしまうお話なんです(汗)
それは一体どういうことか!?
その詳細は次の項目から!
性的描写もある原作の内容・あらすじ
塔の上のラプンツェルの元のwグリム童話www昼ドラ?w結構www pic.twitter.com/DXLW4Qaj7U
— (り・ω・ご)く4月も虚無… (@appledream1) February 15, 2014
ではここから、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の原作ストーリーについて紹介していきましょう!
原作はグリム童話なのですが、グリム童話あるあるで“ゾッとする内容”になってたりします。
怖いものが好きな方や、昼ドラ的な話が好みの方にはハマるかもしれませんよ(笑)
ラプンツェルは王族のプリンセスではない!?
物語は子供を授かったばかりのある夫婦の物語から始まります。
この母親はなかなか食が喉を通らずに日に日に痩せていきました。
このときに家の隣に見える家の庭に、綺麗で美味しそうな植物「ラプンツェル」が一面に咲いていました。
実はその家は魔女が住む家だったのです。
そのラプンツェルをものすごく食べたいと言う母親のために、父親はその魔女の家の庭に侵入し植物を盗みに行くのです。
母親はそのラプンツェルを美味しく食べたあと、その後も何回も父親にねだります。
盗んだラプンツェルを母親が食べる日が何日も続いたある日に、その家の魔女に見つかってしまいます!
父親は魔女に責め立てられてしまいますが、自分の妻が妊婦である事を明かすと魔女は態度を変えます。
「ここに咲くラプンツェルは好きなだけ持っていくと良い。」
「ただし赤ん坊が生まれた後は、私にその子を譲り渡すんだ。」
これを聞いて父親は了承してしまうのです。
ユージーンは王子様だった
産まれてきた赤ん坊を受け取った魔女は、その赤ん坊を「ラプンツェル」と名付けました。
魔女はラプンツェルが15歳になると、廃屋となっている塔に彼女を幽閉します。
その塔は出入りする階段も何も無い塔だったのです。
魔女は塔の下まで来ると歌を歌うことで知らせ、長く伸びたラプンツェルの髪の毛を下ろしてもらいます。
そして、その髪につかまって引き上げてもらうのはディズニーと同じですね。
そこからまた年月が経ちラプンツェルは23歳にまで育ちます。
そんなある日ラプンツェルが塔の中で歌を歌っていると、たまたまそこを通りかかった城の王子がラプンツェルの歌声を聞きます。
王子はその歌声を聞いて大変気になってしまいます。
しかしその塔の上には登ることが出来ません。
しかし、その歌声の主に会うことを諦めきれない王子だったのです。
この王子というのが『塔の上のラプンツェル』のユージーンのモデルになった人物なんです。
王子はラプンツェルを夜這いしに塔に通う
王子は何日もその塔に通い詰めます。
そんなある日、魔女が長い髪の毛を下ろしてもらっている光景を王子は目にします。
そしてその方法を知った王子は、魔女の留守を見計らってラプンツェルに髪の毛を下ろしてもらうのです。
塔に侵入した王子を見たラプンツェルは、初めて男性というものを目にして驚きます。
しかし優しさに溢れた王子にラプンツェルは直ぐに恋に落ちてしまい、王子と身体を関係を持ってしまいます。
王子はその後何日も夜になると、塔に通い詰めてはラプンツェルと性交渉を重ねます。
そして何とラプンツェルは妊娠し、双子の兄弟を身籠ってしまうのです!
魔女に見つかり王子は目を失う
魔女をいつものように塔に引き上げていたある日。
ラプンツェルはつい口が滑り「わたしのお洋服きつくなっちゃって、わたしの体に合わなくなっちゃったみたいなの。」と口走ってしまいます。
男を知らなかったラプンツェルは、妊娠という事も知らなかったのです。
妊娠した事実を知った魔女は激怒し、ラプンツェルの髪の毛を切り落としてしまいます。
そしてラプンツェルの事を荒野に追放してしまいます。
それを知らない王子はいつものようにやって来て、塔の下でラプンツェルに呼びかけます。
それを聞いていた魔女は切り取った髪の毛をラプンツェルに見せかけて、王子のもとに下ろしてやります。
何も知らずに引き上げられた王子は塔の中に入ってビックリ!
そこにはラプンツェルの姿はなく、恐ろしい魔女の姿が!
そして魔女からラプンツェルがもうココにいないことを聞かされ、王子は悲しみのあまり錯乱し塔から飛び降りてしまいます。
その落下の衝撃で王子は目を潰してしまったのです。
放浪の末の再会と奇跡
それから目の見えなくなってしまった王子は、何と7年間も荒野を彷徨い続けます。
しかし、そんな王子の耳に懐かしい歌声が聞こえます。
その歌声の正体は何と、双子の男女を連れたラプンツェルでした。
偶然にも2人は再会を果たすのでした!
しかし変わり果てた王子の姿を見たラプンツェルは、悲しみのあまり涙を流します。
その涙が王子の目に触れたときに、奇跡が起きて王子の目が再び見えるようになったのです!
これはディズニー版でユージーンがゴーテルに刺されてしまった時に、涙を流してユージーンの傷が癒えた場面のモデルになっています。
そして再会の喜びに包まれた4人は、王子の生まれ育った城に帰っていき幸せに暮らしたのでした。
映画ラプンツェルの原題の意味や原作の内容まとめ
以上、昼ドラ「塔の上のラプンツェル」でした。
ではなくてラプンツェルの原題の意味と、ディズニー版とは全然違う原作のラプンツェルのあらすじでした。(笑)
しかし途中まで完全に昼ドラと変わらないような内容で、とてもではないですが子供に見せられない内容でしたね。
原題の『Tangle』とは“(髪の毛が)もつれる、絡まる”というような意味がありました。
個人的にはこの原題の意味が、「王子との出会いによって、ラプンツェルは魔女との関係がもつれる」というような内容の示唆になっているとしか思えないです。
ラプンツェルは全く王族とは関係ない生まれですし、恋人相手が王子というディズニー版とは立ち位置が逆になってますね!
こういった原作とディズニー版との設定の違いを見るのも、原作との比較の楽しみの1つですね。
気になる方は原作版のラプンツェルも読んでみてください(^^)
それでは今回の記事はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました!
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