【よふかしのうた】ヒロイン七草ナズナの正体と過去は?年齢や身長も

2022年5月23日

『よふかしのうた』のヒロイン「七草ナズナ」

彼女は自由奔放な吸血鬼であり、主人公「夜守コウ」が恋をしたい相手でもあります。

見た目はもう明らかにビッチなパンチの効いた女の子です……が、意外や意外にも彼女は処女なんです。

「嘘だろ!?アレで!?」と思われるかもしれませんが、本当です。

いかにも小悪魔系なのに実は恋愛初心者とか最高のギャップだと思いませんか?

「人は見かけによらぬもの」。

その言葉通り、ナズナもまた見た目からでは想像できない過去や正体を抱えています。

この記事ではそんなナズナの過去や正体に加え、年齢・身長などについて説明していきましょう。

 

【よふかしのうた】ヒロイン七草ナズナの正体と過去は?

恋愛漫画ほど「過去」ってワードが怖いものはありませんよね。

例えばイチャイチャラブラブなカップルだったのに、片方の元カノ(あるいは元カレ)が作中に登場したら大抵殺伐となるもの。

お約束と言えばそれまでなんですが、そういった意味ではナズナの過去も恐ろしく思います。

何しろ主人公・コウとのやり取りだけでドキドキさせてくれるのに、これで元カレの存在なんかが持ち上がった日には。

「胃が痛くなってしまうよ!」

……と思っている方、安心してください。

現在『よふかしのうた』の原作において元カレの話はありません(今のところは)。

ただし恋愛において避けられない厄介なもの、「家族」が付きまとうようですね。
一体どういうことなのか?

ちょっとまとめてみたのでご覧ください。

過去 

ナズナに関して明らかになった過去があります。

それは鶯あんこ(目代キョウコ)との因縁です。

カブラから出生の秘密を聞いたナズナとコウは再びナズナの過去を探ることに。

そうしてナズナが夜間学校に通っていたことを知った2人は、その学校の体験入学に申し込みました。

そこには平田ニコがおり、ニコの思い出とともに描かれたのはナズナの過去でした。

正確にはナズナとあんこ(キョウコ)との友人関係の発覚です。

複雑な家庭環境にストレスを抱えていたあんこ(キョウコ)と出会ったナズナは、彼女の事を「目代先輩」と呼びどんどん仲良くなっていきます。

やがてあんこ(キョウコ)から家庭の事情を聞いたナズナは眷属化を提案。

あんこ(キョウコ)はその提案を一度は受け入れますが、彼女の過去に起きたある凄惨な事件の影響で吸血鬼を憎悪の対象にしか見れなくなります。

※”ある凄惨な事件”とは別記事で解説しています。

【よふかしのうた】探偵鶯あんこの正体と名前は?死亡するかも考察

そのためあんこ(キョウコ)は一方的にナズナとの関係を解消し、ナズナもまたあんこ(キョウコ)の行方を追うことはなかったのでした。

正体 

実はナズナには幼い頃の記憶がなく、一体過去の自分の身に何があったのか覚えていません

あれだけ自由奔放で、余裕があるナズナの言動から想像はできないかもしれませんが、これはマジです。

とはいえナズナは性格がああなので、自分の過去が分からなくても困っていませんでした。

しかし”吸血鬼の弱点(殺し方)”があることを知り、コウとともに自分の過去を探すことにしました。

何しろ”吸血鬼の弱点(殺し方)”とは「人間時代の思い入れがある代物」だからです。

記憶がないナズナにとって、どれが自分の弱点になる代物なのか分からないことは非常にリスキーですよね?

さいわい過去を知るための手がかりは見つかります。

その手がかりであるナズナの診察券をとっかかりにたどり着いた病院で、吸血鬼「本田カブラ」と出会いでした。

そしてカブラから衝撃の真実をコウとナズナは伝えられるのでした。

衝撃の事実とはナズナの正体は純粋な吸血鬼でもなければ吸血鬼化した元人間でもなく、吸血鬼と人間のハーフというものです。

さらにナズナはその出生ゆえに、実は”吸血鬼の弱点(殺し方)”に当てはまらない存在なんだとか。

カブラがそのことを知っていたのは、ナズナの母親である吸血鬼「七草ハル」の眷属だったからです。

カブラとハルの出会いは小森第三病院。

当時患者だったカブラは看護師だったハルが世話係ということもあり、親しくなります。

おまけにハルは看護師としてだけでなく相談も親身になって聞いてくれる人物だったので、学校の悩みを抱えていたカブラはすっかり打ち解けていました。

そのためカブラはハルの眷属になるのですが、ある日ハルが子供を身ごもったこと人間と結婚することを教わります。

本気で人間を好きになってしまったハルは吸血鬼の生命線である吸血行為をしなくなってしまい、どんどん衰弱していきます。

そして出産がトドメとなり、この世から旅立ってしまうのでした。

こうして後に残された子供が「七草ナズナ」なのです。

ハルからナズナを託されたカブラは、”吸血鬼と人間のハーフ”という未知の存在を世話していくことになります。

しかしどういうわけか、生まれたばかりのナズナはすでに現在のような体格だったそうです。

とはいえ精神面は肉体と同じとはいかず、赤ん坊だったと言います。

ちなみにナズナにはこの頃の記憶がないようですね。

そしてナズナは吸血鬼と人間のハーフであるもののどちらかと言えば吸血鬼の生態寄りらしく、吸血行為を糧にしています。

しかしむやみやたらに人を襲うことはなく、営んでいる「添い寝屋」の客から血をすすっています。

ちなみにこの「添い寝屋」は、いかがわしい方ではないです(笑)

この客たちは不眠で疲れており、その客を癒やすことと引き換えに吸血しているあたり、かなり良心的と言えるでしょう。

父親の正体

ナズナの今後について気になるのはコウとの関係もそうですが、やはり父親の存在でしょうか。

未知というリスクを思えばカブラに託されるのは妥当でしょうが、それでも母親「ハル」が好きになった人間の男性がどんな人物だったのか気になります。

また過去についても全容が明らかになったわけではないため、そのあたりも今後の「よふかしのうた」に関わってくるでしょうね。

 

 

ヒロイン「七草ナズナ」の年齢や身長

年齢&身長はキャラのイメージにつながり、またコスプレイヤーたちには要チェックポイントです。

前者はキャラの属性を足す要因となり、後者はコスプレの完成度を少しでも高めるために欠かせません。

特にコスプレには重要なファクターで、現在ナズナのコスプレイヤーは急増中とか。

そんなわけでナズナの年齢と身長を紹介します。

年齢 

ナズナの年齢は大雑把に決めているそうですが、30~40歳前後だそうです。

見えませんよね(笑)

とはいえ吸血鬼(と人間のハーフ)とあって外見は若々しく、女子高校生(16~17歳)ほどでしょうか。

初見では「吸血鬼」と言われても外見年齢の印象が強く、また言動も年齢を感じさせなかったため、本当の年齢を知った時は驚きました。

ちなみに作品内でビールをたしなむナズナですが、この年齢のせいかどうみても非行少女にしか見えません汗

身長 

ナズナの背丈については不明です

男子高校生のコウと並んでもあまり差がないように見えるため、165~170cmぐらいではないかと思います。

女の子にしては平均、もしくは背が高めかもしれません。

コスプレする時はヒールなど背が高く見えるように工夫する必要があるかもです。

ファッション

外見についてのその他の情報では、銀髪のロングヘアーを三つ編みにして両サイドでリングにしています。

フード付きの大きいコートの下はホットパンツにビキニ風なウェアを着ており、露出度は高め。

体は痩せ気味なため、ボンキュッボンな外見ではないものの、逆にそのスレンダーなその体格に色気を感じます。

あと八重歯があるのがイイ。

すごくイイです!!

性格はやや男勝り。

下ネタも大好きなので話していると女の子らしさは皆無ですが、恋愛についてはかなり奥手。

自分が恋愛の対象になると顔を真っ赤にし、照れてしまいます。

そのため恋バナが苦手で、ナズナと仲がいい吸血鬼たちが全員恋バナ好きなので彼女たちの集会に参加しようともしません(笑)

そんな”全然女子っぽくない所”も可愛いですよね。

 

まとめ

  • ナズナは過去の記憶がないが、鶯あんこ(目代キョウコ)とは親友だった
  • ナズナの正体は吸血鬼と人間のハーフで、まだまだ過去に何かがありそうな気配
  • 外見年齢は16~17歳(実年齢は30~40歳前後)、身長はおそらく160~170cmほど

ナズナは「吸血鬼の弱点(殺し方)」に当てはまらない存在でした。

おいそれと死ぬリスクが消えたのは嬉しいですが、吸血鬼と人間のハーフことダンピールともなれば何かしらのギミックがありそうですね。

通常ダンピールとは吸血鬼を殺す存在として伝われており、そのためサブカルチャー作品では対吸血鬼なキャラの生い立ちや能力として描かれることも。

「よふかしのうた」では人間と吸血鬼の抗争はないとは思いますが、ナズナに通常の吸血鬼が行なえる眷属化ができるのかどうかも疑問になってきました。

ちなみにそんなナズナから眷属化されたい主人公・コウの真の目的や、物語のラストの結末についてを別記事で解説していますので併せてどうぞ。

【よふかしのうた】夜守コウは吸血鬼化する?主人公の結末を考察