約束のネバーランド・七つの壁への行き方ネタバレ!ごほうびについても

この記事ではアニメ2期『約束のネバーランド』で登場してくる“七つの壁”というのは一体何なのか?

その正体についてを解説していきます。

アニメ2期以降の重要なネタバレもこの記事には含まれています。

更には『約ネバ』の最終回に関わる重要な内容についても触れていますので、アニメの先の内容を知りたくない方はこの記事から早急に離脱しましょう。(^^)

 

約束のネバーランド・七つの壁への行き方ネタバレ!

そもそも“七つの壁”とは一体何なのか?

初めて『約ネバ』の物語の中にこの名前が出てくるのが、アニメ2期から登場してきた「ムジカ」が主人公の「エマ」に語る場面でした。

仲間の子供たちが鬼に食べられずに済むようになるために、その方法を探していたエマに対してムジカがこの様に言ったのです。

「七つの壁を探しなさい」

この“七つの壁”とは一体何なのでしょうか?

七つの壁の予想

七つの壁と聞くと、エマたちの前にそびえ立つ物理的な複数の大きな壁というような物?

あるいは7つの数だけある何らかの試練のようなものでしょうか?

ちなみに七つの・・・と聞くと“強欲”“怠惰”と言った人間が持つ、負の感情をまとめたもので有名な「七つの大罪」を思い浮かべてしまいました(笑)

しかしこの“七つの壁”というのは、どうやら物理的な壁であったり試練のようなものではないようなのです。

七つの壁へ行く方法

七つの壁への行き方を探していくエマたちですが、その手がかりを得ることになるのはエマ達が「ジェイムズ・ラートリー」のペンの中に残されていたメモリチップから入手します。

そのメモリチップの中には、「七つの壁を見つければ、鬼との戦争が無くなる」という情報が入っていたのです。

そして七つの壁への行き方が判明するわけですが、その方法は以下の通りでした。

満月が出た夜に金の水の中に自らの血液を入れ、それをヴィダでかき回して開花させる。

すると自動的に七つの壁の入り口にまで飛ばされる。

ここに記されている言葉の中で、いくつか気になるものがあります。

例えば“金の水”とは一体何なのでしょうか?

金の水とは原作103話で発見した寺の中にある天井に6つの塔が描かれていました。

その絵の中に金の水を注ぐ光景もあったのです。

ちなみにこの金の水はGP(ゴールディ・ポンド)内の扉の奥にも存在していました。

 

そして次に“ヴィタ”というのは何でしょう?

ヴィタとは吸血植物の名前のことで、本作で鬼に殺された者の胸に花が刺さっていました。

これがヴィタですね。

“ヴィタでかき回して開花させる”という文言がメモリチップ内の記録に残されていました。

これはヴィタが血液の中でかき回されることで、その血を吸ってヴィタの花を開かせるということではないでしょうか?

この一連の行為を行うことで、自動的に七つの壁の入り口まで飛ばされるということなのです。

七つの壁の正体は鬼の頂点へ続く門

七つの壁の正体とは、実は時空のことを表していたのです。

その時空を通ることによって鬼の頂点がいる場所まで行くための、ある種「門の役割」を果たしていたのが七つの壁と言われていたものなのです。

どうして七という数字が名付けられたのか?

これは七つの壁が方位を表す東西南北の4つ、上下を表す天地の2つ、さらに過去から未来へと続く時間の流れを加えた7要素のことを意味していたのです。

実は103話でエマ達が見つけた寺の中にあったマークも、この7要素を表していたのです。

マークには立方体砂時計が描かれており、立方体は空間(東西南北天地)を表しており砂時計は時間の流れを意味しています。

っこの門を通ることによって鬼の頂点のもとに辿り着くのですが、そう簡単には七つの壁を乗り越えることが出来ないんです

この“空間”と“時空”を鬼の頂点は自在に操れるため、空間を操られ中を通るものは迷路にハマった状態になったり、時間を操作され一気に幼児化する又は年老いてしまうという目に合います。

原作でもエマが一気に小さくなったり、レイが老人になってしまいました。

こんな感じで鬼の頂点には簡単には辿り着けないものという意味では、やはり七つの壁には“壁”という文字が相応しいですね!

これを作り出しコントロールする鬼の頂点曰く、七つの壁はそこを訪れる人達と遊ぶためのもの

試練のようなものではあるのですが、鬼の頂点はそのゲームをクリアできる有能な者と話がしたいのかも知れませんね。

 

 

七つの壁のごほうびについても

七つの壁を見つけることで、鬼の頂点である存在と出会うことが出来るのは分かりました。

では鬼の頂点にエマが出会うことが出来ると、一体何が起きるのでしょうか?

鬼の頂点のもとにエマが無事にたどり着けると、その鬼の頂点が指定する「ごほうび」を献上することによって鬼との新しい契約を交わすことが出来るようになるのです。

“ごほうび”とは?

遠い昔、人間と鬼は争い続けていたそうです。

しかし人間側のリーダーだったラートリーはその状況に限界を感じ、鬼の王とある2つの約束を交わします。

それがこちら。

鬼が人間を狩らずに、人間も鬼を狩らない”

“お互いに世界を棲み分けて、互いの世界に侵入しない”

その時の鬼の王が鬼側と人間側にそれぞれ示したごほうびが以下のもの。

鬼側:「その年に農園で育った最上級の人間の肉を鬼の王に捧げる」

人間側:「世界の平和と均衡を保つためラートリー家が代々門番になる」

というものだったのです。

エマが七つの壁を超えることで、この約束をエマが望む新たな約束に書き換えることが出来るようになるのですね!

「最終回」ネタバレ:エマの要求とごほうびの内容

ここからは最終回の最も重要なネタバレをしていきます。

なので最終回のあらすじをご自分の目で見たい方は、この記事を読み進める事をここでやめましょう。

まずエマの要求した内容とは何だったのか?

それは、“自分たち食用児を人間世界に送ってもらい、二度と人間世界と鬼の世界を行き来することを出来なくする”という内容でした。

このエマの要求を鬼の頂点が飲んだことで、エマたち食用児は人間世界に逃れることが出来たのです。

 

しかしエマは鬼の王から“ごほうび”を要求されました。

その内容とは何だったのか?

答えは「エマが大切にしている家族の記憶」だったのです。

これによって食用児はエマを含め全員が救われたのですが、しかしエマは家族であったノーマンやレイをはじめ食用児全員の記憶を失ってしまったのでした。

最終回ではその後、エマを除く食用児が目を覚ました人間世界で合流し、エマだけが別の場所で目を覚まします。

食用児たちはエマのことを探しに旅に出て、なんとかエマを発見するのです。

しかし記憶を失い自分たちのことを思い出せないエマを見て、他の食用児たちはショックを受けます。

そんなエマでしたが、彼女の中に眠る“家族”を想う記憶からかエマの目から涙が流れるのです

そして最後には、これからエマとの新たな思い出を作っていこうとノーマンやレイが手を差し出し、その手を握るエマがいたのでした。

 

約束のネバーランド・七つの壁への行き方のネタバレとごほうびについてまとめ

『約束のネバーランド』の重要なキーポイントである七つの壁についてを記事にしてきました。

この記事の要点をまとめると。

  • 七つの壁は鬼の頂点と会うための入り口のようなもの
  • 七つの壁とは鬼の頂点が用意した遊びのようなもの
  • 鬼の頂点との約束を書き換えるには、新たに指定された“ごほうび”を提供する必要がある

ムジカの発言によってその存在が明るみになった「七つの壁」だったのですが、やはり物語の重要なキーでしたね。

約ネバの後半の大まかなあらすじは、この七つの壁を探しに行くことと言えるほどです。

七つの壁を実際に攻略する光景を、早くアニメでも見たいですね(^^)

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