よふかしのうた吸血鬼(眷属)の死亡キャラ一覧!弱点と殺し方についても

2022年5月27日

主人公とヒロインの変わった恋愛模様を描く「よふかしのうた」

しかしコウの幼馴染・真昼やら、その真昼と親しくなっている吸血鬼・星見キクなど何だか死亡フラグを臭わせるキャラが増えてきています。

おまけにバトルシーンも増えているのため、もしかしたらそのうち死亡キャラが出てしまうかもしれません。

そんなわけで今回は現時点で「よふかしのうた」の吸血鬼(眷属)に死亡キャラがいるのか。

また吸血鬼の弱点・倒し方について迫っていこうと思います。

 

よふかしのうた吸血鬼(眷属)の死亡キャラ一覧

最近バトル展開が多くなったとはいえ、実は「よふかしのうた」で死亡キャラはまだ0人だったりします。

とはいえこれは現在生存中のキャラに当てはまるもので、物語開始以前に死亡したキャラは含まれていません。

そういった意味では故人と化しているキャラは1人だけいます

それが七草ハルです。

七草ハル

七草ハルはナズナの母親です。

七草ハルは吸血鬼であり、吸血鬼・本田カブラは彼女の眷属でした。

このことが明らかになったのは原作の7巻。

ナズナとよく似た看護師の恰好をした女性が表紙を飾っている巻です。

コウとナズナはナズナの過去をはっきりするために、ナズナが持っていた診察券を頼りにカブラが勤めている病院にたどり着きます。

そこで2人はカブラが吸血鬼になった経緯とともに、ある吸血鬼の存在を教わります。

それが七草ハルでした。

ハルは現在カブラが勤めている病院の看護師で、当時のカブラは体質のせいで入退院を繰り返している患者でした。

学校生活や家庭環境が上手くいかないこともありカブラは心を閉ざしていたものの、献身的で明るいハルによってその心はほぐれていきます。

しかし一番カブラの心をほぐしたのはハルが吸血鬼だったからでした。

なるべく自身の正体を隠しておきたいのが「よふかしのうた」の吸血鬼ですが、ハルはカブラに真っ先にそのことを明かしてしまいます。

そして「カブラはどうしたい?」といつも優しくカブラ自身の気持ちを尋ねてくれました。

そんなハルだったからこそカブラは眷属になるのを決め、その後ハルとともに同じ職場に勤めることを選びます。

ところがある日、前触れもなくハルは「人間の男性と結婚しようと思う」と告白してきました。

おまけに「お腹にはすでに赤ちゃんがいる」とまで告げられ、カブラはショックのあまり憔悴します。

そんなカブラを見かねたのか、ハルは置手紙を残してカブラの前から去りました。

そしてハルは人間の男性と結婚するものの、ナズナを産んで間もなく死亡してしまうのです。

父親も死因は不明ですが、ハルの後を追うように亡くなったそうです。

ハルが亡くなったのは衰弱死”ですが、何故衰弱死したのでしょうか?

それは吸血をしなくなったからです。

「よふかしのうた」の吸血鬼は全員、人間の血をご飯としています。

人間の食事などは口に出来なくはないですが、どうやら嗜好品としての一面が強く生命維持できるほどの栄養には届きません。

ハルはナズナを出産する前から生きていくうえで欠かせない吸血行為を一切止めたため、身体が衰弱します。

そして出産がトドメとなり、亡くなることになったのでした。

この他にも主人公「七草ナズナ」の過去や正体についての詳細を別記事で用意しています。

【よふかしのうた】ヒロイン七草ナズナの正体と過去は?年齢や身長も

 

 

よふかしのうた吸血鬼の弱点と殺し方

伝承で伝えられている吸血鬼の弱点といったらニンニク・十字架・銀の弾丸が有名ですよね?

そしてトドメの刺し方は木の杭を吸血鬼の心臓に突き立てることです。

しかし「よふかしのうた」の吸血鬼は弱点も倒し方も変わっており、いわゆる裏技的なものとなっています。

それがどんな方法なのか、解説していきましょう。

吸血鬼の弱点とは?

「よふかしのうた」における吸血鬼の弱点はズバリ、人間時代の思い入れがある品です。

作中では探偵・鶯餡子(うぐいすあんこ)の父親が過去に吸血鬼化した際に餡子からプレゼントされたライターを持ったことで弱体化しました。

餡子の父親は人間だった頃とてもそそっかしい性格だったため、娘のプレゼントであったライターを失くさないよう机の引き出しに閉まっていたのです。

餡子がこのことに気づいたのは暴走直前に見せた父親の様子がおかしくなったことからです。

ですが10年間、吸血鬼の絶滅を果たすために考え抜いた餡子だからこそ見抜いた弱点でもありました。

そもそもな話、「よふかしのうた」の吸血鬼たちは、

  • 生きること
  • 眷属づくりをすること

以外関心がなく、吸血鬼サイドも自分たちの生態がどのようなものなのか分かっていません

事実、餡子が吸血鬼の弱点を開示するまでは誰も知らなかったぐらいです。

もちろんいくら弱点とはいえ、その効果が発揮されるには条件があります。

  • 人間時代の思い入れがある品を持つこと(触れること)
  • その品の思い入れが深ければ深いほど弱体化が深刻になる

こういった事が挙げられます。

吸血鬼からしたら「思い入れがある品を処分すること」が弱点を無くす方法に思われるかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

というのも「よふかしのうた」の吸血鬼たちは吸血鬼として生きている時間が長ければ長いほど、人間時代の記憶が失われています

つまりいざ人間時代のことを思い出そうとしても、すっかり忘れているというわけです。

そのため吸血鬼の弱点である「人間時代の思い入れのある品」を処分しようと思っても「……何だったっけ?」となり、途方に暮れるしかないんですね。

ちなみに「よふかしのうた」の吸血鬼たちは元人間がほとんどなのです。

そんな彼らには、人間だった頃の自分の血を飲むと当時の記憶が復活するというルールが存在しています。

倒し方について

今のところ原作「よふかしのうた」では吸血鬼の倒し方は2通りが明らかになっています。

それが”吸血鬼の弱点を突く”ことと”10年ルールを発動させる”の2つ。

吸血鬼の弱点を突く方法は先述した「人間時代の思い入れがある品を持つこと(触れさせること)」です。

吸血鬼たちの能力は、

  • テーブルをワンパンで粉砕
  • 千切れた腕がくっつけるだけで繋がる
  • 空を跳べる
  • 壁をすり抜けられる

といったように絵に描いたようなスペックとなっています。

人間がどんなに鍛えても、吸血鬼に太刀打ちできないのは必定……。

しかし弱点を突けば、つまり人間時代の思い入れがある品を持たせることが出来れば話は別です。

現に餡子は偶然とはいえ、この手段を使ったことで命拾いしました。

そして2つ目の方法「10年ルールを発動させる」とは何なのでしょうか?

これは餡子が当初狙っていた作戦です。

実は吸血鬼たちは10年間吸血しないと自然消滅するという生態を持っています。

人間に当てはめるなら餓死のようなもので、作中ではこれを「10年ルール」と呼んでいます。

しかし実のところ「10年ルール」で死ぬ吸血鬼は滅多にいません

というのもどんな吸血鬼であっても血を吸わずにいると吸血衝動に苛まれ、理性を失い人間を襲ってしまうからです。

なので現実的には「10年ルール」よりも「思い入れのある品」で攻めた方が良さそうです。

ちなみに鶯餡子の真の目的や、正体についてのより詳しい情報はこちらの記事で深掘りしています

【よふかしのうた】探偵鶯あんこの正体と名前は?死亡するかも考察

 

まとめ

  • 現時点における「よふかしのうた」には死亡キャラはいない(ただし七草ハルのように物語開始前で故人になったキャラはいる)
  • 吸血鬼の弱点は「人間時代の思い入れがある品」で、これを持つ(触れる)と弱体化する
  • 吸血鬼の倒し方は先述した弱点を突くか、「10年ルール」によって吸血鬼に10年間血を飲ませないことで自然消滅させること

「よふかしのうた」の吸血鬼の生態は変わっていますね。

日光を浴びれない・鏡に映らない状態で人間社会に溶け込まなくてはならないものの、人間だった頃のような生活はできない等吸血鬼らしい設定もあります。

しかしながらも、今回触れた弱点・倒し方のようにオリジナリティも発揮しています。

もともと吸血鬼がキーワードになっている作品は数多く「飽きた」という声もあるので、この作品では意外性を狙ったのかもしれません。

個人的には吸血鬼の弱点「人間時代の思い入れがある品」には、恋愛要素と絡めやすそうだなと思いました。

好きな相手からのプレゼントを捨てなくちゃいけないシチュエーションとかエモくないですか?

【よふかしのうた】探偵鶯あんこの正体と名前は?死亡するかも考察