【マギレコ】環いろはの正体ネタバレ!魔法少女の強さや能力・死亡する?

2022年4月18日

まどマギの外伝である『マギレコ』。

今作の主人公「環いろは」はしっかり者で気遣いができる少女である反面、人助けでしか他人とコミュニケーションできない少女でした。

しかし性格面を吟味してもいわゆる「どこにでもいる少女」ですが、いろはには本人さえも知らない事実があったりします。

その事実とは何か?

この記事ではいろはの正体や死亡する可能性を考察しつつ、強さや能力についても紹介していきます。

※ネタバレも含みますのでご注意ください。



 

【マギレコ】環いろはの正体ネタバレ!

主人公であるいろはのプロフィールや経歴・能力は「マギレコ」本編にて全て明らかになっています。

宝崎市出身の普通の中学生でしたが、”妹の病気を治す”という願いを持ちキュゥべえと契約し魔法少女となります。

しかしこの時点ではなぜか記憶を失っていたいろは。

これにはいろは本人でさえも知らなかった事実がありました。

それは本来であればいろはは魔法少女にはならない人間”で、それにより妹のうい・友人のねむと灯花は病気によって亡くなってしまう運命だったのです。

これは一体どういうことなのでしょうか?

「アルティメットまどか」が注意する存在

そもそもな話『マギレコ』が『まどマギ』の派生作品である以上、『マギレコ』の世界は「魔法少女の女神様」ことアルティメットまどかの干渉を受けなくてはなりません。

しかしアルティメットまどかは『マギレコ』の世界を感知しながらも見守ることを選択しています。

その理由は『マギレコ』世界に干渉しすぎて『マギレコ』世界を消滅させないためです。

魔法少女たちを救済する概念となったまどか。

そんな彼女はある日、自らの力が干渉できない『マギレコ』世界を見つけます。

『マギレコ』世界ではほむらをはじめ、様々な魔法少女たちが神浜市に訪れたことで自身の運命を様変わりさせていきました。

特にアルティメットまどかが驚いたのはうい・ねむ・灯花の3人です。

他の世界線であれば死んでいるはずの彼女たちは生き延び、ましてやかつてのまどかが願ったことを別なカタチで実現させようとしました。

その起点となったのはいろはで、しかもいろはの運命は「魔法少女にならない」ということを知りアルティメットまどかはいろはを注意深く観察します。

そうして分かったのはいろはがバタフライエフェクトを起こしたことでした。

いろはは特異点

ある日、いろはは学校の近道になるかもしれない路地を確認していたところで、小石を蹴るという行動を起こします。

たったそれだけですが「小石を蹴る」というこの行為は他の世界線のいろはがしていない行動でした。

それによってバタフライエフェクトが発生し、あらゆる魔法少女たちの運命が大転換するほどの嵐になったとアルティメットまどかは結論付けました。

このバタフライエフェクトはほむらがループし続けた事によるエラーの可能性もあります。

しかしいずれにしても、いろはが引き起こしたバタフライエフェクトの影響力が凄まじいのはほむらのループが積み重ねてきた因果もバックアップしています。

つまりいろはは「特異点」となっており、これがいろはの正体だと考察します。

「特異点」とは常識や法則が通用しないポイントで、サブカル作品では大概主人公が絶対に勝てない敵に勝利する際などに用いる設定です。

冒頭でいろはは魔法少女になったばかりの時の記憶がないと書きましたが、これも特異点になった影響なのかなと思います。

思えばいろはは「皆仲良く!」というモットーを様々な魔法少女に言い聞かせ、その説得を成功させていました。

その様子に「なんで皆聞き入れているんだ?」と首をかしげているファンもいましたが、もしかしたらいろはが特異点だったからこそ都合よく自分の願いを実現させていたのかもしれません。

 

 

いろはの強さや能力

いろはの魔法少女としての強さはお世辞にも強いとは言えません

しかしヒーラーとしては優秀で、特に治癒能力は「まどマギ」のさやか以上の可能性があります。

そのため総合的に判断すると、いろははサポートタイプな魔法少女と言えます。

その根拠を詳しく説明していきましょう。

強さ

前述しましたがハッキリ言ってしまうと、いろははあまり強くありません。

どれくらい強くないかといったら、物語序盤では魔女の手下にすら苦戦していたほどです。

魔法少女を強化できる八雲みたまによって強化されたことにより魔女を単身で撃破したものの、原作ゲームの性能としてもそのパラメータは低いほうとなっています。

とはいえその能力ゆえにヒーラーとしては優秀で、ゲームのメインストーリーではヒビが入ったソウルジェムすら治していました

成長すると攻撃と同時に回復も出来るキャラに変わりますが、武器がクロスボウであることもサポートタイプであることを表していると思います。

アニメでも弱い部類の魔法少女として描かれており、ある意味ベテランの魔法少女・やちよと対比している状態です。

能力

いろはの能力(魔法)は治癒能力です。

これはいろはが魔法少女になった時の願い「妹の病気を治すこと」が軸になっています。

「まどマギ」でいえばさやかと同じですが、先述したようにいろはの治癒能力はソウルジェムにすら影響を与えているのでさやかの能力よりも段違いかもしれません。

(実際にいろはもソウルジェムを治せるとは思わず、驚いていました)

またこの能力によって不治の病だったういを完治し、その後の運命を変えたことを考えるといろはの能力のポテンシャルは想像以上である可能背は高いですね。

 

いろはは死亡する?

アニメはともかく、ゲームでは第2部が配信中です。

「マギウスの翼」の残党「ネオマギウス」や神浜への復讐を目的にしている「プロミストブラッド」が巻き起こす事件に神浜市の魔法少女たちが向き合っており、その決着はどうなるかはまだ分かっていません。

いろはもいち勢力「神浜マギアユニオン」として第2部の騒動にその身を投じていきます。

いろはは全てをリセットする

ここで筆者は最終的にいろはが自分の能力「治癒能力」を全開放し運命を「元に戻す」のではないかと考えています。

『マギレコ』では色んな魔法少女たちが傷ついたり覚悟を決めたりなどするものの、彼女たちがどんな活躍をするにしても物語の鍵を握っているのは主人公いろはです。

そのいろはが先述したように「特異点」だったとしたら、最終的に「まどマギ」のまどかと同じく「世界をどうするか?」という選択と決断を迫られると思います。

いろははその気がなかったとはいえ、大勢の魔法少女たちの運命を歪めてきました。

たとえ誰もが幸せな世界だとしても歪んでいる以上、いつかどこかでエンストを起こすのは必至でしょう。

このあたりはアルティメットまどかも懸念していますが、もしも「特異点」としていろはが自身の「治癒能力」によって「歪んだ運命」を治癒(修復)する選択をするとしたらどうでしょうか?

『マギレコ』の世界を「元の世界に戻す」という展開はユーザーにとって裏切りかも知れません。

しかしある意味『まどマギ』へのリスペクトでもあるため、あり得るのではないかと思います。

そのため『マギレコ』世界のいろは結果的には死ぬ……というよりも「いなくなる」といったほうが正しい結末なのかも…。

 

まとめ

  • いろはの正体は運命が歪める特異点?
  • いろはの強さはそれほどでもないものの、治癒能力は優秀
  • いろはは「死ぬ」というよりも「いなくなる」かもしれない

以上が『マギレコ』主人公・いろはにまつわる諸々です。

こうしていろはについてまとめてみると、いろはは『まどマギ』のまどかとほむらの役割を1人で担っているような気がします。

ほむらはまどかを救うためにループし、無自覚に因果を蓄積しました。

その因果を最終回でまどかが解放し、魔法少女を救う概念となります。

現状いろはもまたその気がなくても、多くの魔法少女の運命を歪ませており、それがほむらを思い出させます。

その外見からいろははまどかを彷彿とさせますが、もしかしたらその最期もまどかを彷彿とさせるものになるかもしれません。