かぐや様は告らせたい付き合ってからのキスネタバレ!初体験は何話でやったかも

2022年5月14日

漫画「かぐや様は告らせたい」のように恋愛を前面に押し出した作品のゴールは総じて”キッス”だと思います!

なぜならキスはそれまで距離が縮まらなかった2人が恋人になった瞬間でもあり、その証拠でもあるからです。

アニメではまだ描写されていないものの、「かぐや様は告らせたい」の四宮かぐや&白銀御行もまたキスをしたことで恋人もとい新たなステップへと踏み出していきます。

今回はそんなかぐやと白銀会長のキスのあらまし、そして初体験にまで解説していきましょう!

 

かぐや様は告らせたい付き合ってからのキスネタバレ!

現時点で原作でのかぐやと白銀のキスシーンは3回あります。

1回目は文化祭(14巻136話)で、2回目は藤原家のパーティーから抜け出した公園(15巻140話)、そして3回目は冬休み中のショッピングモール(16巻150話)となっています。

それらのキスがどんなものだったのか、ネタバレしていきましょう。

文化祭のキス:14巻136話

スタンフォード大学の進学が決まったことで腹をくくった白銀。

かぐやに告白するために秀知院学園の文化祭「奉心祭」を完全な私物化にし、なおかつ生徒会メンバーなど告白中に邪魔しそうな人間を立ち寄らせないように工作します。

そしてかぐやだけを屋上に誘導したうえで、文化祭のクライマックスで打ち上げた無数のハートのバルーンをかぐやに贈りました。

実は白銀にとってこのハートのバルーンこそがかぐやへの告白で、「お前もスタンフォード大学に来い」というのはあくまで添え物だったりします。

というのもこの時の白銀はまだ「かぐやと対等になれなくなってしまう」ことを恐れており、「告白したら負け」という考えを払拭できずにいました。

そんな白銀は行動を示すこと、すなわち文化祭とともに語り継がれた伝説「奉心伝承」にかけてハートを贈り、かぐやへの想いをアピールしたのです。

これは見事に功を奏し、かぐやは無数のハートのバルーンが飛んでいくなかで白銀にキスしました……。

が、実はこのキスシーンにはとんでもない余談があったことが明らかとなります。

後にかぐやは早坂愛に白銀とキスしたことを報告するのですが、なんとそのキスはディープキスだったのです!!

後述でも触れますが、恋愛&性知識そして経験も乏しかったかぐやは恋愛の相談相手・柏木由紀のキスを目にし、「好きな人とのキスは舌を突き出すもの」とインプットされていました。

そのため白銀との初キスもディープキスになったわけです。

そしてそれを受けた白銀は顔を真っ赤にさせながら、かぐやがあの時にディープキスした理由についてアレコレ考えを巡らせるのでした。

2回目のキス:15巻140話

その後のキスは現時点では2回です。

原作コミック15巻(140話)と16巻(150話)で、どちらもかぐやと白銀には重要なキスでした。

前者は白銀がようやく素の自分でキスをし、後者は本格的な交際がスタートした合図だったからです。

前者の原作コミック15巻(140話)では氷かぐやの暴走により、白銀が心労で倒れてしまいます。

そんな最中で藤原家でパーティーが行われましたが、クリスマスだというのにお正月ともコラボしていて滅茶苦茶に。

それでもパーティーは進んでいき、かぐやは白銀へプレゼントをこっそり渡します。

それに乗じて白銀もかぐやに用意したプレゼントを渡そうとし……逃げ出しました。

その理由もこの時点でもまだ白銀は「素の自分をさらけ出したくない」という思いに囚われていたわけです。

ですが、公園に駆けつけたかぐやが「そんなあり方も受け入れたい」と告げたことで白銀は決心します。

「……普通でいいなら やっぱこうじゃないか?」

1回目(文化祭)のキスとは異なり、タイミングもシチュエーションも半端なキス。

けれども弱点だらけの白銀をかぐやが受け入れたシーンでもあります。

3回目のキス:16巻150話

そして3回目のキス(原作コミック16巻、150話)をした場所はショッピングモールでした。

冬休み中だった2人はショッピングモールでデートをしたいのですが、そこで生徒会メンバーら&白銀父と遭遇してしまいます。

早坂のサポートや白銀の機転で2人きりになれたものの、そこでついにかぐやは白銀に告白。

お互いにキスをし、

「白銀御行と四宮かぐやの交際開始」

という文字で話は締めくくられました。

この時いよいよかぐやが告白に挑むというタイミングで2人の台詞が少なくなっていき、かわりに白銀父が2人の様子や恋愛模様を代弁するように語ってくれます。

この話が本誌で連載された当時、作者は取材旅行で一度休んだためある意味「第1部完」といった体で締めくくりたかったのかもしれません。

 

 

初体験は何話でやったか

1巻にて「体験済み」と発言していたかぐやですが、それはもちろん本来の意味を知らずに言い放ったもの。

しかし正式な初体験の相手はもちろん”白銀”で、かぐやは一線を越えたことであらためて周囲と向き合うことを決意します。

一方その頃、白銀はかぐやに手を出したことに思春期な男子らしい一面を発揮しかぐやと対比していました。

いったいどんな話だったのか、ネタバレしていきましょう。

かぐやは処女ではない?

そもそもな話、かぐやは初体験について勘違いしていました。

すなわち『初体験=エッチ』ではなく、『初体験=キス』と思っていたのです。

こうなった原因は四宮家の教育が大きく関わっています。

四宮家は財閥グループとして恥じないようにエリート教育を徹底していた分、恋愛や性について教えていませんでした。

それが発端となり、かぐやは文化祭で白銀にキスした際にディープキスをしたわけですが、実はもっと前に初体験についてのドタバタがありました。

そのドタバタとは1巻の3話で描かれています。

場所はいつものように生徒会室、そこには生徒から没収した雑誌がありました。

それを手に取って読むかぐやとその場に居合わせた白銀&藤原、すると「初体験アンケート」というページを読んでいたかぐやがとんでもない爆弾発言を投下します。

「そうですか?」

「私は適切な割合だと思います」

「むしろ少ないんじゃ」

この発言に白銀&藤原は動揺。

藤原はおずおずと「経験があるんですか?」と尋ねると「はい。だいぶ前に」と返しました。

とはいえこの時点のかぐやは「初体験=キス」と思っていたため、本来の意味は知らず直後に藤原がこっそりと教えてくれたことで正しい知識を得ることができました。

(ただし16分経過しても終わらなかった)

そのためかぐやは非処女ではなく、ちゃんとした処女だったんですね。

初体験:22巻210~212話

かぐやと白銀の初体験は210~212話(原作コミック22巻)に収録されています。

白銀家にお泊りすることになったかぐやはそのままお家デートをし、初々しい反応を示しながらお互いの心の内を明かします。

そして恒例の同衾(どうきん)オチで終わる……かと思ったら、まさかの「結局、盛り上がってしちゃった……!」ということに。

さすがにアダルトシーンは挿入されていないものの、その後のかぐやと白銀の反応が生々しかったため胸キュンした読者が続出

またまさかの初体験をギャグ調でスキップ&遠まわしに表現したことに吹き出してしまった読者も相次ぎました。

かぐやのその後

一線を越えて四宮家に帰宅したかぐやは、まず早坂を部屋に呼び事のあらましを報告します。

すると早坂はあんぐりと口を開けた後、かぐやから枕を借りその枕に顔をうずめてジタバタし始めました。

幼い頃からかぐやを知り、また白銀との恋愛模様を見守ってきた早坂にとって「ついに一線を越えた」という報告は嬉しくもあり恥ずかしくもあったのです。

しかしそれはそれとして「焦らずにいこう」と決めたばかりなのにしちゃったことについて、かぐやはこう発言。

「なんだか…好きが100になっちゃたんだもの!」

と勢いで大人の階段を上ったことを正直に言います。

一足早く大人の世界に入ってしまったかぐやに早坂はおずおずと体験の感想を尋ねると…。

「なんかすごかった」「世界の見え方が少し変わったわ」

と色々凝縮した言葉を語るのでした。

実のところかぐやは行為の良さは分からなかったものの、人肌のぬくもりにとても安心感を覚えていたのです

そして衝動的にしてしまったことについては、

「特別な日の特別な夜になんて 別に求めてない」

「もっとありふれているものでいい」

「普通の どこにでもいる高校生カップルって感じがするもの」

と口にし、考えなしに及んだことに後悔はしていないことを告白するのでした。

白銀のその後

一方その頃、白銀はかぐやに手を出したことにヤキモキしていました。

当初はかぐやには手を出さず、優しく頭を撫でるだけで十分……。

と思っていたのに数十分後にオオカミになった白銀。

曰く

「最初の20分は耐えられた!」

「だけど あそこまで 好き好き言いながら キスされまくったら ブレーキ壊れるって!」

とのこと。

思春期を謳歌している男子として、好きな女の子からのキスに耐え切れず事に及んでしまったことは仕方ないと思いますが(汗)

白銀はそんな自分のことを「あぁ、最低男じゃん…」と落ち込みます。

しかし寝転んだベッドでかぐやの残り香を嗅ぎ取った白銀は昨夜を思い出し、早坂と同じくジタバタとするのでした。

なお白銀家には妹と父がいるのですが、妹は白銀が(しちゃったせいで)珍しくピザを食べていたことを不審に思うだけで気付いてはいませんでした。

ですが父は悟っているような感じでしたので、もしかしたら気付いていたのかもしれませんね。

 

まとめ

  • かぐやと白銀のキスは3回
  • かぐやは初体験=キスだと勘違いしていたが、藤原のおかげで正しい知識を得る
  • かぐやと白銀の初体験は210話で、その後の様子は211~212話で描かれている

読者が見られる「かぐや様は告らせたい」のキスシーンはまだ片手で数える程度しかありませんが、裏側ではめちゃくちゃされているようですね(笑)

好きな女の子からのキス攻撃に耐えられず、オオカミになった白銀には共感を覚えます。

一方であれだけ恋愛&性知識に乏しかったかぐやが堂々と一線を越えたことを受け入れ、考え方を改めるところは彼女の成長も感じさせました。

キスシーンが徐々に変化していく描写なら、初体験はやはり大きな転換点となったことが分かりますね。

こうなっていくと、どうせならかぐやと白銀の結婚式』までが見たくなりますね。(*^^*)