鬼滅の刃嘴平伊之助の名前の由来は?名字が実在するかや両親についても

2023年5月29日

「嘴平伊之助」といったら鬼滅の刃における主要キャラです。

炭治郎とともに成長していく我流の呼吸「獣の呼吸」の剣士でもある伊之助。

その名前はかなり独特なもので、伊之助という名前にはいったいどんな由来があるのでしょうか?

また苗字の嘴平(はしびら)はとても珍しいと思います。

この嘴平とは実在する苗字なのか?

また嘴平伊之助の両親についても触れているため、興味がある方は是非ご覧ください。

 

鬼滅の刃嘴平伊之助の名前の由来は?

伊之助の名前の由来は彼が頭にかぶっている猪の頭や、「猪突猛進!」という口癖から「猪」だとされています。

しかし漢字だけに着目すると、全く別な意味に変わるのをご存知でしょうか。

ここでは、嘴平伊之助の名前の意味。

また補足として伊之助の子孫「嘴平青葉」の名前についても迫っていきましょう。

「嘴平伊之助」の意味

改めまして、伊之助のフルネームは「嘴平伊之助(はしびらいのすけ)」と言います。

それぞれの名前の漢字を調べてみると

・嘴:鳥などのくちばし、くちばしのように鋭いこと
・平:平面、なだらか、穏やか、普通
・伊:これ、この、かの
・之:ゆく、いたる、この、指示・強意の助字
・助:助ける、力を貸す、すけ

を意味しているらしいです。

苗字については後述にて詳しく説明しますが、基本的に「伊之助」という名前には伊之助のトレードマークである「猪」から名付けられていると考えられています。

この単純明快なネーミングは他のキャラにも当てはまっており、例を挙げるなら炭治郎です。

炭治郎は主人公として「無限城編」にて無惨と一騎打ちする展開を迎えますが、元々は炭焼き売りの少年でありそれは代々受け継いできた家業でした。

そのためか、炭治郎の父・炭十郎や始まりの剣士・縁壱と出会った竈門家のご先祖・炭吉にも「炭」という文字があてがわれています。

そんなわけで「伊之助」、ひいては「嘴平伊之助」という名前には普通には囚われない、猪突猛進系男子というような意味が込められている可能性が高いです。

しかしあえて名前に用いられた漢字から解釈すると、間違っていることは常識とされていても歯向かって助けるような人というようなものでしょうか?

願わくばそのようになって欲しいという母親の願いが込められているような気がします。

初登場した時の伊之助は人慣れ(社会慣れ)していなかったせいで非常識な振る舞いが目立っていたものの、成長するにつれて仲間思いなキャラへと変わっていきました。

なのである意味、この名前は伊之助らしさが込められていると思います。

子孫の名前は「青葉」

「鬼滅の刃」最終回にて炭治郎たちの子孫が登場し、鬼がいなくなったことで平和な日常が続いている様が描かれました。

その子孫の1人として登場したのが伊之助の子孫「青葉」です。

青葉は伊之助に生き写しな美青年であり、鬼舞辻無惨が千年間探し求めていた「青い彼岸花」を研究していた植物学者でもありました。

しかしうっかり研究中だった「青い彼岸花」を枯らしただけでなく全滅させてしまいました。

それが原因で「青い彼岸花」に含まれていた未知の成分が永遠に調べられなくなったため、世間からバッシングされていた人物でもあります。

作中、青葉は1人ベンチに座ってこんな発言を…。

  • 「平和だなぁ 今日も 僕は研究所を馘(くび)になりそうだけど」
  • 「山奥に独りで暮らしたい」

とぼやくコマがあり、本当に殺伐とした鬼との戦いが終わったと共に伊之助の血を感じさせました。

さてそんな青葉は伊之助の子孫である以上、伊之助には結ばれたお相手がいたことになります。

ここからは大きなネタバレです!

そのお相手とは神崎アオイです。

神崎アオイは蝶屋敷で負傷した隊士たちの治療、および回復訓練を指導する女隊員です。

最終選別に合格した正規の隊士ではあるものの、その時に心が折れてしまい前線で戦えなくなりました。

そのため蝶屋敷で看護師として働いているアオイですが、伊之助との関係は当初深い縁はありませんでした。

「那田蜘蛛山編」で負傷した炭治郎たちの介護と回復訓練をつとめたぐらいで、異性として意識した描写は一切ありません。

しかし「遊郭編」後、再び蝶屋敷で治療を受けることになった炭治郎たちの重傷ぶりにアオイは激しく動揺します。

元々炭治郎たちが吉原に向かったのは潜入員として連れていかれそうになったアオイを庇ったことだったため、アオイは意識を取り戻した炭治郎の前で泣きじゃくりました。

その時アオイは「伊之助さん、すごく状態が悪かったの。毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れてしまって。」と涙を流しながら語りました。

もっとも当の伊之助は天井に張り付いて事の様子を見聞きしており、それに気づいたアオイが怒りだすという展開になります……。

が、このやり取りを経て2人の距離がグッと縮まったのです。

そうして決め手となったのは無惨編後の蝶屋敷での出来事です。

炭治郎の怪我が完治するまで伊之助たちは蝶屋敷に滞在していましたが、伊之助は料理をしているアオイの目の盗んで盗み食いをしようとします。

けれどもアオイはそれを見越していたように一喝すると、「お腹すいたならこっち食べて」と伊之助用のおむすびを差し出しました。

このアオイの気遣いに伊之助は心打たれたような表情になり、アオイを意識し始めるシーンが描かれています。

そこから次第に伊之助とアオイは絆を深めていったと思われますが、子孫の青葉の名前は伊之助がアオイと結ばれた証拠として名付けられたような気がしてなりません。

ちなみに青葉とは、そのままの意味であれば”若葉が青々と生い茂って生気をみなぎらせている”ことを指しています。

もしかしたら遠まわしに「伊之助とアオイは元気に暮らしたましたよ」という表現なのかもしれません。

 

 

名字が実在するかや両親について

鬼滅の刃の登場人物の名前は実在してなさそうで実在している。

あるいは存在してそうで存在しないという苗字や名前ばかりです。

伊之助の苗字「嘴平」もそのうちの1つで、実在しているのかしていないのか調べてみました。

また「那田蜘蛛山編」で伊之助の走馬灯で登場した女性(母親)「琴葉」についてもまとめたので、是非ご覧ください。

実在の嘴平さん

結論から言います!

残念ながら伊之助の苗字、「嘴平」は存在していません。

しかし似た読み方をする「橋平(はしひら)」という苗字は全国におよそ70人実在していることが判明しています。

「橋平」が存在する地域は関西圏、特に広島県が多いそうです。

伊之助の両親

伊之助の母親は「琴葉」といい、伊之助の顔はこの琴葉とそっくりです。

となれば必然、善逸がきっと騒ぎ始めるほどの可憐な女性だったわけですが、琴葉の人生は苦難に満ちたものでした。

琴葉は夫や姑から暴力を受け、その矛先が赤ん坊だった伊之助にも向いたことをきっかけに家を飛び出します。

しかし何の後ろ盾もツテもない彼女が頼った先は、上弦の弐・童磨(どうま)が教祖として君臨する新興宗教「万世極楽教」でした。

上弦の弐の初登場回や人間時代についてはこちら。

上弦の弐(二)童磨の由来と人間時代の名前は?いつ出てくるか初登場回も

その時の琴葉は可憐な顔の面影が分からないほど腫れあがり、殴られたせいで片目が失明してしまったそうです。

とはいえその傷も「万世極楽教」で過ごすうちに癒えていき、琴葉は束の間平穏な時間を過ごしました。

そんな琴葉を童磨はいたく気に入ります。

「頭は残念だけど心は綺麗だった」「心が綺麗な人といるのは心地いい」と評して、彼女の寿命が尽きるまでそばに置こうと考えます。

(これはけっこうイレギュラーなことで、童磨は基本的に女性を「救ってあげる」と称して喰らう傾向があるからです)

けれども琴葉は伊之助と同じく触覚に長けており、違和感につれられたせいか童磨が人を喰らう現場を目撃してしまいました。

童磨としても「こうなっては仕方がない」と琴葉と伊之助を始末しようと動き、琴葉はなんとか逃れようと「万世極楽教」から脱走するものの崖に追い込まれます。

最期を悟った琴葉は伊之助だけでも逃がそうと崖下に落とし、直後童磨によってその命は絶たれました。

その後、童磨は琴葉の亡骸を骨ごと喰らい、伊之助については「生きていないだろう」と判断して放置します。

こうして伊之助は命からがら助かり、母猪に育てられながらなんとか成長していったわけです。

ちなみに伊之助の父親ですが、琴葉が「万世極楽教」に駆け込んだことを知ると姑とともに「万世極楽教」に乗り込んできました。

しかし2人に「煩わしさ」や「うるさい」という感覚を感じた童磨はそのまま琴葉の夫と姑を殺害、遺体は山に捨てたそうです。

この時の童磨が感じた「煩わしさ」「うるさい」という感覚は琴葉に暴力を振るった夫と同一性のものです。

「童磨と夫の人間性が似ている」とも言われているものの、個人的には「心」がない童磨にこんなにも影響を及ぼしたのは琴葉だけだろうなと感心しています。

 

まとめ

  • 伊之助の名前は猪をモチーフにしているだけでなく「助ける人」とも解釈できる
  • 子孫の青葉は伊之助のお相手神崎アオイに因んでいる可能性が高い
  • 伊之助の苗字「嘴平」は実在しないが、似た読み方をする「橋平」なら広島県に多い

「鬼滅の刃」では鬼によって人生が変えられたキャラが大勢いましたが、伊之助もまたその1人です。

童磨は母子を手にかける気はなかったものの、もしも琴葉が童磨の本性を知らなかったら伊之助は炭治郎やアオイたちと出会わず。

子孫の青葉も生まれることはなく、そのまま鬼の加護を受けて生涯を終えていたということです。

でもその加護が続いていたら、伊之助は琴葉と幸せに暮らせていたわけで……なんだかとても世知辛いです。

その他の人物の名前の由来についてはこちら。

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