バックトゥザフューチャー2に日本人「富士通さん」は誰で何者?理由を時代背景で解説

2020年9月22日

この記事では映画『バックトゥザフューチャー2』のあるワンシーンについて取り扱っています。

そのシーンとは未来の世界で47歳になった主人公「マーティ」が勤めている会社を解雇されてしまうシーンです。

その通告を行う上司が日本人であり、「富士通」という名前なんです。

  • この日本人はいったい誰なのか?

  • そして面白い名前の由来は何なのか?

と言った事について解説しています。

ぜひ最後までご覧ください!(^^)

 

バックトゥザフューチャー2に日本人「富士通さん」は誰?

 

47歳のマーティをクビにしてしまう、未来の日本人上司のフルネームは「伊藤・T・富士通」(いとう・T・ふじつう)といいます。

その映像がこちらです。

 

この日本人がどこの誰なのでしょうか?

調べてみましたが実際に誰がこの富士通さんを演じていたのかは不明でした。

 

伊藤富士通のプロフィール

富士通さんのプロフィールはこの様になっています。

氏名:伊藤・T・富士通

妻:Siva

好物:タイ料理

嫌いなもの:メキシコビール

富士通さんにはSivaさんという奥さんがいますが、子供はいなかったようです。

会社に自分のすべてを捧げているような方で、1985年当時の日本サラリーマンを象徴しているかのような人物ですね!

実際にこの映画に登場したものが日本の『富士通』に関係しているのかは不明なのですが、その後富士通から「FM TOWNS マーティー」という名前のゲーム機器が発売されているのです。

 

 

日本人の登場理由を時代背景で解説

 

この映画ではなぜ、日本人上司という形で富士通さんが出てきたのでしょう?

それには1980年代当時の日本とアメリカの関係にあります。

日本はこの当時バブル全盛期で超好景気の時代です

国力がどんどん上がっていく日本は、アメリカにとってはかなり脅威だったようです。

実際に日本はアメリカの土地を買収したり、アメリカ企業の管理職に日本人が就くなどもあったようです。

かなり日本はブイブイ言わせていたんですね。

そしてバックトゥザフューチャー2では、1985年のマーティは落ちぶれたしがないサラリーマンでした。

その上司に富士通さん、まさに当時の日本とアメリカの関係性を象徴しているかのような状態でした。

結局ここでマーティはクビを宣告されますが、その当時のアメリカでは“自分たちの国内で日本企業にこき使われてクビで終わるのが1番惨めな事”

というように捉えており、未来で落ちぶれてしまっているマーティのイメージ作りとして伊藤富士通さんを登場させたようです。

 

ネーミングは監督の勘違い

この伊藤富士通さんという名前の由来ですが、どうやらこの映画の制作陣が日本人には「富士通さん」という日本人創設者がいると勘違いしたためだそう。

日本では実際にはそんな名前の人はいないんですが(汗)

てっきりその当時の有名な日本人から取られた名前なのかと思ってしまいました(^_^;)

 

バックトゥザフューチャー2に日本人「富士通さん」は誰かと登場理由解説まとめ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Encore!Back To The Future 2🥰 小さいほうのど根性ラーメン🍜 #backtothefuture2 #bttf2 #バックトゥザフューチャー2

atsuko(@atsuko4652419)がシェアした投稿 –

 

映画『バックトゥザフューチャー2』に登場した日本人上司が誰かと、その登場理由についての解説記事でした。

この記事の要点は以下の通りです。

  • バックトゥザフューチャー2に登場した日本人の名前は「伊藤富士通」
  • 当時は日本がバブル全盛で、アメリカでも日本企業が名を馳せていた
  • 富士通さんの名前の由来は、日本企業の創業者の名前だと思った制作スタッフの勘違い

以上がこの記事のまとめでした。

当時の時代背景を知るとまた、面白い映画の見方が出来ますね!

それでは今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

映画

Posted by igaiga