魔女の宅急便で絵を描く女の子ウルスラの絵が怖いのはなぜ?モデルとなった絵の意味は?

2020年3月21日

こんにちは、当サイト管理人「イガイガ」です。

今回はジブリ作品『魔女の宅急便』に登場してくる“絵”についての記事です。

この絵というのは、森の中の一軒家で絵を描く少女がいたと思います。

その娘が描いた絵画が少々怖いというものです。

なぜその絵が怖がられるのでしょう?

そして絵に込められたデザインの意味とは?

このポイントに焦点を当ててみましたので、最後までぜひご覧になってください。

 

魔女の宅急便で絵を描く女の子ウルスラの絵が怖いのはなぜ?

 

 

『魔女の宅急便』で絵描きの少女が登場してきたのは、物語の中盤で主人公のキキが飛べなくなるというスランプに陥ったときです。

この絵描きの少女の名前は「ウルスラ」といいます。

このウルスラが描いた絵というのはこちらです。

 

 

この絵が一部の人にとって「怖い」・「気味が悪い」と言われています。

 

 

 

 

実は僕自身も子供の頃にこの絵画が怖かったのを覚えています(^_^;)

どうしてこの絵が怖さを与えるようなものなのでしょうか?

 

怖いのは違和感の多い絵だから!?

 

個人的な意見では「一枚の絵の中に映る生き物に違和感がある」という理由に尽きないと思います。

もう一度よく見てみてください。

 

 

1つ目に言えることはペガサス(馬)・牛・女の子が非常に密着した状態で映っています。

こんなに密着させる必要は無かったのでは?

と思えてしまいます(^_^;)

 

2つ目に牛の首だけ、妙に変な角度で曲がっています。

なぜに牛だけ頭の角度が変わってしまっているのでしょうか?

馬と女の子と1体だけ角度が違う牛、これがまず最初の違和感です。

 

3つ目に女の子の顔の位置も違和感抜群です!

馬の頭のすぐ後ろに、女の子の顔が乗っかっているように見えるのです(・_・;)

これって馬の背中に少女の頭が乗っているような…(;´Д`)

これってすごく違和感ですよね!?

この女の子の顔にちゃんと体が描かれていれば、もう少し違和感なく見れたのではと思えてしまいます。

 

また4つ目には、赤い三日月が描かれています。

時々月が赤く見えることがあり、なんとなく赤く見える月は気味が悪く感じませんか?

赤い月にはよく、大地震が来るなどの自然災害の予兆”と言われたりします。

しかもその月が三日月の形なのです。

赤い三日月というのは、かなりレアではないでしょうか?

夜空に浮かぶ赤い三日月、これが気味の悪さにちょっとしたアクセントを加えている気がします。

 

 

ウルスラの絵のモデルとその意味は?

 

 

このウルスラの描いた絵にはモデルがあります。

それが青森県の八戸市立湊中学校の養護学級の学生が作った版画なのです。

絵のモデルとなった作品は『版画』だったんですね!

版画とは、彫った版画版に黒い炭を塗って紙に押し当てて完成するという作品ですね。

この養護学級の生徒さん3,4人が作成したそうで、完成した作品を見た「宮崎駿監督」が版画を気に入ったことで映画に使用されたそうです。

 

 

上の絵がモデルとなった版画です。

版画は1976年10月に制作され、タイトルは『星空をペガサスと牛が飛んでいく』というのだそうです。

モデルとなった版画には女の子の絵がなく、それと別でたくさんの鳥(カラス?)と子供たちが描かれていますね。

 

ウルスラの絵の意味は「魔女の宅急便」の裏メッセージ

 

ここでウルスラが描いた絵の意味を、個人的な考えで考察したいと思います。

まずそれぞれ中に描かれている動物達の意味を調べてみました。

するとそれぞれの動物を象徴する意味が表れてきました。

 

ペガサス:名声、成功、自由

これはキキが大都会に出て、自分の修行を終えて魔女として成功し一人前になるというテーマの象徴な気がします。

 

牛:平和、自己犠牲

牛には平和や自己犠牲といった意味があるそうです。

確かにキキが宅急便の仕事を行なう際、時には雨の中に突っ込んでいってお客さんに荷物を届けるというようなシーンがありました!

これは自分の身を犠牲にしているとしか思えませんね!

 

魔女:ミステリアス、神秘

絵の女の子が魔女なのかは分かりませんが、魔女には上のような象徴があるようです。

確かに『魔女の宅急便』の中では、ホウキで空を飛べるキキは憧れの目で見られることが多かったです。

つまり、キキは神秘的なものの象徴と見えるのではないでしょうか?

 

月:母性、優しさ、女性らしさ

この意味はキキが成長していって、段々と子供の女の子から大人の女性になっていくことを表現していると思いました。

 

これらの事から、ウルスラの絵が意味することは映画のテーマになっている気がします。

「魔女」として「成功して名声を得る(ペガサス)ことを目的にしていたキキが、

「自己犠牲(牛)」の精神で仕事を通じ「大人の女性(月)」に成長する。

まさに映画「魔女の宅急便」の展開そのものですね!

思えばウルスラもスランプに陥ったキキに対して、どの様にそれを乗り越えるかの心構えを説いていました。

その様な意味合いがすでに、この絵に込められているんだと思うと面白いですね!(^o^)

 

魔女の宅急便で絵を描く女の子ウルスラの絵が怖い理由と絵の意味まとめ

 

 

魔女の宅急便に出てくる「ウルスラの絵」がどうして怖いのか?

といったことと、「ウルスラの絵」が持つ意味合いについて記事にしてみました。

調べてみてこの絵を好きになる人と、あまりそうでない人に分かれる絵なんだと思いました。

好きになる人というのは感受性が高く、芸術センスに優れた方なのかも知れませんね!

現在でもモデルとなった絵は見学が可能なようなので、皆さんもぜひ見に行ってみてください(^o^)

それでは今回の記事はここまでとなります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ウルスラのセリフ・名言の意味についてはこちら

ジブリ, 映画

Posted by igaiga