盾の勇者の成り上がり・岩谷尚文はなぜ迫害される?王が嫌う理由とは?

2022年4月26日

アニメ『盾の勇者の成り上がり』はそのストーリー序盤で、なぜか主人公「岩谷尚文」が迫害されてしまうところが印象的です。

物語が始まり、自己紹介も飛ばされるほどの盾の勇者の扱いの悪さについて疑問を感じた人も多いのではないでしょうか?

三勇者と盾の勇者の何が違うのか?

攻撃力の問題で扱いが悪いのか?

様々な予想をしたことでしょう。

この記事ではそのキーパーソンである「メルロマルクの王」についても読み解いていきます。

王が盾の勇者を嫌う理由が明らかに!

過去に起こった出来事も併せて紹介していきます。

 

盾の勇者の成り上がり・岩谷尚文はなぜ迫害される?

盾の勇者はなぜ迫害されるのでしょう。

武器の特性から、弱いというレッテルを貼られているのか?

はたまた盾の勇者は攻撃ができないことで、戦力外と思われているのでしょうか!?

”先代”の盾の勇者のことも含めて見ていきましょう。

四聖勇者の関係性

岩谷尚文以外の三勇者は元の世界に転生した異世界と似たオンラインゲームがあったようで、大体の状況把握ができその世界の多少の知識がありました。

しかし盾の勇者のみそのオンラインゲームを体験したことはなく、スタートから知識の差があったのです。

他の勇者からすると、盾の勇者は防御特化で負け組の職業という認識があったようです。

他にも序盤で人間関係が出来上がっていない内から女性に危害を加えた最低な人間と思われているのも、盾の勇者が三勇者から遠ざけられた要因だと考えられます。

この他の三勇者の結末については別記事で紹介していますので、併せて御覧ください(^^)

盾の勇者の成り上がり・ほかの勇者の結末は?弱いしクズばかりの理由も

不要の盾の勇者

『亜人・獣人国家シルトヴェルト』『人間至上国家メルロマルク』は長い間敵対関係にあります。

それぞれ宗教が違い、メルロマルクは盾以外の勇者を崇める三勇教です。

反対にシルトヴェルトは盾の勇者を崇拝する国でした。

ちなみにシルトヴェルトは盾教と言いつつも、三勇者をさげすむことはありません。

メルロマルクからすると盾の勇者は敵国と同様に危険な存在なのです。

 

 

王が盾の勇者を嫌う理由とは?

メロルマルクの王はなに故、盾の勇者を嫌うのでしょうか?

「岩谷尚文」のことを好きになれない理由とは?

過去の王に何があったのか?

 ここでは、亜人のことも交えて読み解いていきましょう。

盾の勇者と亜人

先代の盾の勇者である「城野守」親を亡くした亜人を庇護したり亜人を大切にしていたためシルトヴェルトは盾の勇者を崇め信仰の対象となっています。

そのためシルトヴェルトに属さない亜人からも、盾の勇者は尊敬される存在になったようです。

王と亜人との関係

メルロマルクの王になる以前のことですが、盲目の妹ルシアを除く家族と親族がシルトヴェルトの亜人のハクコ種に皆殺しにされました。

そしてメルロマルクの王位に就いてから、世界を支配しようと目論むシルトヴェルトの王を倒しシルトヴェルトと和平をしようとしていたときでした。

シルトヴェルトからの来賓が盛った毒薬により息子シゼルが魔物化させられ、王自らの手で魔物化した息子を殺すしかありませんでした。

立て続けに亜人により大切な人の命を奪われてしまい、全ての亜人を信用できなくなった王。

亜人と亜人の国で崇拝される、盾の勇者を恨んでしまうのも仕方がなかったのかもしれませんね。

 

まとめ

  • 先代盾の勇者は亜人を大切にしていた
  • 家族と親族がシルトヴェルトの亜人に皆殺しにされ、息子も魔物にされてしまった
  • 亜人が崇拝する盾の勇者を王は許せず迫害した

先代盾の勇者は亜人と人間の壁を取り除きたかったようですね。

そのため亜人に特別優しいわけではなく、人間として当然のことをしています。

盾の勇者は共通して思いやりのある誠実な人物ですね。

これがメルロマルク王が盾の勇者を嫌い、遠ざけたい理由でした。

個人的な理由が大きくて残念です。

全ての亜人を悪のように考えるのは、一国の王としては恥ずべきことだと言えます。

家族や親族をなくした、オルトクレイ王の立場で考えると亜人を憎みたくなる気持ちは理解できます。

ですが盾の勇者の岩井尚文にとっては、とんだトバッチリだと思いました。

自分の家族を守りたいという気持ちと同じくらい国も守るという意思を示すのが、国王の役割ではないかと思います。

現実でも異世界でも戦争や争いは常について回るもので、欲がある限りはなくならないのだなと感じますね。

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