石田雨竜はなぜ強い?裏切りの理由とラスボスになるかや弓の持ち方について

2023年8月21日

2023年夏にアニメ第2クール目が放送開始のブリーチ。

今回は虚(ホロウ)を殲滅する滅却師(クインシー)の数少ない生き残りである『石田雨竜』について解説します。

現在アニメ化されている千年血戦篇は死神と滅却師との戦いなので、石田も少なからず関わっていく事になりアニメ第1クール目の最後には敵側につきました。

そんな敵側についた石田が強いとされていて、ラスボスになる可能性さえもある状況にあります。

この記事では・・・、

  • 石田雨竜はなぜ千年血戦で強いのかの理由。
  • 一護たちを裏切った理由。
  • 本編のラスボスになる存在なのか?

といったことについて深掘りします。

またオマケ要素として、石田が扱う武器である弓矢の持ち方が変な理由についても解説していきます。

 

石田雨竜はなぜ強い?

それでは「石田雨竜はなぜ千年血戦篇では強いのか?」という事について解説します。

果たして彼に、何か秘密があるのでしょうのでしょうか!?

その理由を解説していきます。

石田雨竜のプロフィール

まずは石田のプロフィールについておさらいします。

石田は滅却師の両親のもとで生まれ、祖父の『宗弦』の元で滅却師の手ほどきを受けていました。

祖父の事は尊敬していましたが、父の竜弦の事は彼の「滅却師は金にならない」と言う台詞や、亡くなった母親の体を解剖していたという衝撃の理由から嫌悪していたのです。

しかし、祖父が死神達のせいで亡くなってしまい、石田は死神に深い恨みを持つようになりました。

そして滅却師の方が死神より凄い事を証明するために、黒崎一護と勝負する事になったのです。

これがBLEACH本編に初めて石田が登場してきたときの様子ですね。

ただその勝負は想定外の事態があった事で決着はつきませんでしたが、この出来事を切っ掛けに一護とは腐れ縁のようになります。

 

その後の尸魂界篇では一護達と共にルキアを助けに向かうも、戦いの末に滅却師の力を失ってしまいます。

しかし破面篇では失った力を取り戻し、より強くなって井上織姫を助けるために一護達と共に虚圏(ウェコムンド)に向かいました。

死神代行消失篇では黒幕達によって負傷させられたため、余り登場場面もなく活躍できませんでした。

これが千年血戦篇に至るまでの簡単な石田雨竜の歴史です。

千年血戦篇以前の強さ

千年血戦以前の石田の強さについて解説します。

石田は最初は弧雀(こじゃく)を使って弓矢を形成し、矢を放って虚を倒していました。

尸魂界篇では修行をして散霊手套(さんれいしゅとう)を使いこなせるようになり、護廷十三隊十二番隊隊長の涅マユリを撃破するまで成長します。

しかしその代償として滅却師の力を失ってしまいます。

破面篇では竜弦(石田の父親)の協力によって力を取り戻し、銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)を使えるようになってより強くなりました。

しかし破面篇から急速に強くなり強敵を倒している一護に比べたら、石田の成長スピードはどうしても薄れてしまいます。

死神代行消失篇では黒幕を突き止める働きをしますが、その際にやられていしまいましたので正直微妙な感じですね。

強さの秘密

そんな中途半端だった石田が千年血戦篇で強くなった理由は、見えざる帝国の首魁ユーハバッハから力を貰ったからです

貰った力は聖文字“A”の能力である完全反立(アンチサーシス)

指定した2点の間に既に起きた出来事を逆転させる事ができる能力であり、ユーハバッハの全知全能に対抗できる能力でもあります。

ユーハバッハの全知全能は未来を見通して知った力はすべて無効化でき、霊王を取り込んだ後は見た未来を改変できる力があるのです。

石田の能力をぶつければ、そんなチート能力である無力化や改変を無かった事に出来る可能性が大。

ただその能力をユーハバッハにぶつけていないので何とも言えませんが、この仮説が本当なら本物のチートまさに“最強の存在”になったと言っても過言じゃないでしょう。

 

 

石田雨竜裏切りの理由とラスボスになるのか?

ここからは主人公の一護を裏切り、敵側に付いた理由について解説します。

長くに渡り主人公一護を支えてきた頼もしき仲間であった石田。

彼の裏切りはBLEACHファンにとって大きなショックとなりました。

しかしそれには彼なりの大きな理由があったのです。

本編の大きなネタバレが含まれますので、ご了承できる方のみ御覧ください。

一護を裏切り敵となる

最終章の千年血戦篇で石田は見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の首魁ユーハバッハの配下になり、彼の後継者になりました。

このときの石田には一切の迷いなくユーハバッハに付き従いました

実際、ユーハバッハの行動を阻止しようとする一護達に躊躇なく矢を放っています。

一護側から見ればこれは明らかな裏切りですが、どうして石田はこれまで苦楽を共にしてきた一護たちを裏切ってしまったのでしょうか?

この裏切りの理由については、記事の後半にある『石田がラスボスになるのか?』で詳しく明かしています。

裏切りの理由とラスボスをネタバレ

ラスボスに関しては石田ではなく、やはりユーハバッハです。

石田は一護達を裏切りましたが、その理由と本心は一護達を現世へと追い返して自分の命と引き換えにユーハバッハを倒そうとしていたのです。

石田はユーハバッハが行った聖別(アウスヴェーレン)で母親を失っているため、彼女の仇を討ちたかったのですね。

しかしユーハバッハの力を目の当たりにした際、真っ向から挑む事は不可能だと考え真世界城を破壊してユーハバッハごと道連れにしようとしていました。

その作戦を仲間たちに打ち明けても良かったのでしょうが、ユーハバッハの強さを誰よりも知る石田。

仲間たちを危険な目に合わせるわけにはいけないと感じ、敵味方含め誰にも悟られないユーハバッハ暗殺計画を実行しようとしたのです。

結局誰よりも仲間思いな心を石田は持っていた、という事が分かりそれまでそこまで好きでもなかった彼への好感度が急上昇した筆者でした。

ただその作戦はハッシュヴァルトによって阻止されたので、一護達をユーハバッハの元に行かせた後に1人ハッシュヴァルトに立ち向かったのです。

そのため結果として一護たちと戦うラスボスはユーハバッハになったと言う事なんですね。

 

弓の持ち方について

石田の弓の持ち方について解説します。

石田は本来であれば左手で弓の本体を持ち、右手で弓の矢を引かなければいけません。

しかし逆手で持って戦っていたことが読者の間で話題になったことがありました。

この妙な持ち方には何かしらの意図があるのでしょうか?

石田の弓の持ち方がおかしい理由

ここではちょっと変わった石田の弓の持ち方の理由について解説します。

石田の弓の持ち方は本来の持ち方と違い逆手です。

逆手の状態では普通に矢を射る事は出来ませんが、しかし石田は何の問題もなく矢を射る事が出来ます。

その理由は逆手というこの持ち方が滅却師流だからです。

というよりも正確には滅却師(クインシー)が扱う武器は実体のあるものではなく、『霊子兵装(れいしへいそう)』という霊子を武器の形に具現化したものです。

なので石田もそのように霊子を弓の形に型どっており、逆手であっても問題なく弓を持つことができるんです。

普通だったら間違っていますが、石田や他の滅却師達からすればそれはもう正しい持ち方なんです笑。

 

まとめ

  • 石田は滅却師であり長い間一護達の仲間でしたが、千年血戦篇では敵になったがラスボスではなかった
  • 石田は母親の敵を取るため、ユーハバッハに近づくために敢えて彼の後継者となり一護たちに敵対した
  • 石田の弓の持ち方に関しては滅却師の霊子兵装を使用した武器であり、逆手で持つことも可能

石田はユーハバッハに対抗できる能力を得ましたが、不確定要素も多く実際に通じるかどうかわからなかったんですね。

そのためユーハバッハを道連れにしようとしていたのかもしれません。

そのため一護たちから離れて、自分も死のうとしていたのだと思います。

石田の弓矢の持ち方は普通は変だと思いますが、尊敬している宗弦がそういう使い方だったから気にしなかったのでしょう。

こちらの別記事では、結局のところ石田雨竜が最後に戦ったのは誰なのかとその結果についてを解説しています。

併せて御覧ください。

ハッシュヴァルト死亡で剣にbの文字の意味は?友達バズビーとの関係と過去についても

 

BLEACH, アニメ

Posted by igaiga