オーバーロード皇帝ジルクニフの強さは?死亡ネタバレやリユロとの関係も
人気アニメ『オーバーロード』に登場する皇帝ジルクニフ。
彼は「鮮血帝」という異名を持つ人物で、その才能ゆえに実力主義の国を築こうとした矢先に異世界転生の宿命に巻き込まれた皇帝です。
この記事の内容としては…、
- はたしてジルクニフは暗君か名君か?
- 彼の強さはどのようなものか?
- 最後に死亡してしまうのか??
- リユロとの関係はどうなのか???
今回はこれらの事についてネタバレしつつ、ジルクニフのあれやこれやに迫っていきましょう。
目次
オーバーロード皇帝ジルクニフの強さは?
AUさんのギルガメッシュとか見るとオーバーロード3のジルクニフ王とかめっちゃ合いそう pic.twitter.com/4b62xRNbp6
— ミキプルーン(サブ垢 (@black_calcium) April 6, 2021
ジルクニフの強さは戦闘ではなく、政治で発揮されます。
「生まれながらの支配者」と言われており、ジルクニフ本人もそれに見合う功績を築いてきました。
皇帝らしくいくつものマジックアイテム(現地産)を所持しているものの、悲しいかなナザリックに通用する道理はありません。
ここでは先ずアインズ(モモンガ)の出現によってずいぶんと人間味を増したジルクニフのアレコレをご紹介しましょう。
強さと性格
「鮮血帝」ジルクニフには戦闘能力は一切ありません。
そのかわりに支配者としての統治能力は優れており、「同じ国を運営した場合、20年後に国を裕福にしている順位」もとい王様優秀度では2位にランクインしました(全12人中)。
レベルは不明ですが
- エンペラー(一般)
- ハイエンペラー(一般)
- カリスマ(一般)
など皇帝に必要な職業レベルを身につけています。
バハルス帝国の現皇帝として圧倒的なカリスマと武力で国を強大化し、国民からは尊敬されています……が、貴族からは恐れられています。
というのもジルクニフは10代の時に前皇帝が亡くなったことで即位しましたが、直後母親である皇后に連なる貴族たちを処刑しました。
実は前皇帝の死は皇后の策略で、それを知っていたジルクニフは皇帝暗殺の容疑で皇后の実家を断絶。
自分の兄弟たちはもちろん、反対勢力の貴族たちも一掃します。
この粛清ぶりからジルクニフについたあだ名が「鮮血帝」でした。
(ちなみに皇后は事故死しています)
おかげでジルクニフは自分の子供にも愛情を持っておらず、いざとなれば見捨てるつもりです。
しかしジルクニフの性格は冷徹なマシーンというわけではなく、むしろ逆です。
支配者として部下たちの前では堂々としているものの、1人になれば喚いたり愚痴をこぼしたりなど人間味のある場面もあったりします。
実はこのあたりに関しては自業自得なところも。
ジルクニフは「歴代皇帝のなかでも優秀」と言われている名君ですが、デミウルゴス曰く「中途半端に賢い男」でもあります。
その原因はジルクニフが情報収集をせず、間違った情報をもとに考察していくから。
この悪癖でアインズを「自身を凌駕する鬼謀の主」と思い込んだり、王国との戦いでアインズに「一番強い魔法」と頼んで大虐殺をしてしまったりなど散々です。
おかげで抜け毛と胃痛に苛まれたものの、魔導国の属国になることを決めてからはストレスからは解放されたとか。
なお性格的には女性嫌いな(あるいは厳しい)ところがあり、特に自分と同じく国を統治しているラナー・ドラウディロン・カルカは「嫌いな女ランキング」トップ10入りしています。
精神防御のネックレス
正式名称は不明。
詳細な効果も不透明ではあるものの、作中ではデミウルゴスのスキル<支配の呪言>を防ぎました。
デミウルゴスの<支配の呪言>はレベル40以下の相手を自由に操れるスキルで、このスキルにかかった相手はデミウルゴスの言いなりになります。
しかしその様な能力ですが、転移した異世界では無敵……とは言い難いです。
というのも<支配の呪言>を発動させるには、デミウルゴスの発声が絶対条件となっています。
そのためわざと言語理解力を低下したり、音波攻撃に耐性を持っていたりなどすれば無効化は可能です。
またこのネックレスのような精神支配スキルの耐性を備えたアイテムを所持することで、<支配の呪言>を防げます。
もちろんレベル40以上にすることでも無効化できるものの、転移した異世界ではレベル上げをするのは難しそうです。
魔法の力を宿すペンダント
この正式名称および効果も不明です。
魔導王(アインズ)に拝謁する際に、同じく拝謁することになった土堀獣人(クアゴア)の王ペ・リユロに贈りました。
待合室で偶然出会った2人は腹の探り合いをするものの、同じ身の上だと分かるや否や意気投合する仲に。
その際にジルクニフがペ・リユロに贈ったのがこのペンダントです。
まだ原作は完結していないため、このペンダントの効果はそのうち判明するかもしれません。
魔法防御を施された魔獣の皮のマント
上記のアイテムと同様、正式名称は不明です。
ただしその効果は説明されています。
外がどれだけ寒くても冷気・寒気を遮断し、所有者が呼吸する時の空気の温度を適温にする効果を持っています。
要するに寒気用の魔法アイテムで、「貴重品」というお墨付きです。
一角獣の指輪(リング・オブ・ユニコーン)
「一角獣の指輪」の効果は治癒です。
毒・病気の耐性をはじめ、1日に一度だけ傷を治癒できる力を持っています。
さらに毒の探知も可能な便利な魔法の指輪です。
皇帝ジルクニフの死亡ネタバレやリユロとの関係
オーバーロードのジルクニフ描いた pic.twitter.com/wmCKbT7a8l
— 翔也 (@UHXzjJXGVTmi9fK) September 9, 2018
「オーバーロード」はまだ原作が完結していません。
2022年6月30日に15巻「半森妖精の神人(上)」が、7月29日には16巻「半森妖精の神人(下)」が発売予定です。
そのためジルクニフは今のところ生存しているものの、どう転ぶか分からないのが実際のところ。
実際にはジルクニフの死亡はあるのでしょうか?
ジルクニフの死亡フラグ
ナザリック勢は一部のキャラを除けば人間を見下しており、「家畜以下の扱い」を画面外でしているようです。
ジルクニフはナザリックに立てつく気はないものの、ナザリック勢の気が変わればその命はあっけなく終わるでしょう。
また魔導国の属国になったことで人間サイドとの対立は確かなものになりました。
ですからその辺についても、個人的にはジルクニフの死亡フラグが立っている気がするんですよね……。
もう一度強調しますがこれはまだまだ個人のイチ考察に過ぎません。
ですから「今後の展開に注目」としか言えませんね!
リユロは親友?
「オーバーロード」の世界では人間と亜人種はあまり仲良くないイメージがあります。
それぞれの生存圏がかけ離れていることもあるのでしょうが、とにかく人間と亜人種の組み合わせは珍しいと思います。
しかもそれが皇帝ともなれば尚更ですが、ジルクニフは亜人種の王「リユロ」と大の仲良しになるのです。
自分が持っていたペンダントを贈っているあたりその仲良し度が伺えますが、どうしてそんなに仲良くなれたのでしょうか?
結論を言えばジルクニフとリユロは唯一無二の親友です。
嘘偽りなく、打算もなく、ホントのホントの友情で結ばれています。
それもそのはず、リユロもまたナザリックの出現によってストレスがマッハなキャラだったからです。
リユロはクアゴア(亜人種)という種族の王で、不世出の英雄です。
文明もろくに開花しておらず、知識も低いクアゴアの出でありながらも自分たちの問題点に気づいて一族の在り方を改革しようとしました。
その一環で鉱物を取り合うライバル種族ドワーフを攻略しようとしたものの、あと一歩のところで介入してきたアインズたちによって台無しにされます。
その後、魔導国の使者がやってきた際に素直に従わないと解釈されてしまい、シャルティアとアウラ相手に同族を殺されてしまいます。
(リユロとしては「魔導国に力があるなら支配してもいい」と伝えたつもりだった)
この惨劇を経てリユロは泣く泣く魔導国が宣言した通り、「一万になるまで」自ら間引きを開始。
以降、クアゴアは魔導国の支配下となったのでした。
仲良くなった経緯
ジルクニフとリユロの出会いは魔導国の待合室です。
2人の拝謁はたまたま同じタイミングだったため、最初はお互いに腹の探り合いをしていました。
ジルクニフとリユロが仲良くなったのは、先述したように同じ身の上だったからです。
ナザリックによって自分の覇道が潰えたどころか、ナザリックに振り回される日々を送ることになった……。
この境遇は実際にそれを体験しない限り、分からないでしょう。
そのためジルクニフとリユロはあっという間に本心を語り合うようなり、ついには「魔導王被害者友の会」と名乗り合うように。
13巻では魔導王崩御の知らせを聞いたジルクニフとリユロはその知らせを信じず、ナザリックに翻弄されるだろう新たな同胞に対して憐れんでいました。
まとめ
@813ARxZC
鮮血帝ジルクニフ(オーバーロード)
LBのカルナとアルジュナは言うまでもないからオーバーロードより pic.twitter.com/LDFPJiaiS4— カーツ (@kirts_t) July 12, 2019
- ジルクニフはハイスペックな皇帝……ただし勘違いしやすい
- 今のところ生存しているものの、死亡フラグが立っていないわけではない
- リユロとは「魔導王被害者友の会」を結成するほどの仲が良い
脚本の都合上で仕方がないとはいえ、異世界転生(トリップ)モノの王様ってホント可哀想です。
どんなにハイスペックでも異世界勢にマウントを取られ、配下になる始末。
現地では確かなブランドモノであるにも関わらず、こうして辛苦を舐めさせられるのには同情さえしちゃいます……。
まぁジルクニフの場合は真剣な勘違いのせいでお笑いを誘うのが卑怯ですが。
ここでアニメ4期の続きが気になる方。
続きの原作小説を無料で読む方法があります。↓↓↓↓↓
『オーバーロード原作小説12・13巻は無料で読める?全巻安い価格の購入方法も』
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません