【よう実】平田洋介はなぜdクラス?闇落ちした過去や正体をネタバレ

2022年7月4日

『ようこそ実力至上主義の教室へ』(通称:よう実)の平田洋介は物語序盤から登場する男子生徒で、dクラス内のキーパーソンでもあります。

その優等生ぶりから「なんでコイツdクラスにおるの?」と言われ続けていましたが、そこには彼の意外な過去があったのです。

今回の記事では平田の実力でなぜdクラスにいるのか?、そして闇落ちこと学校で頂点を取った過去とその正体についてネタバレしていきましょう。

 

【よう実】平田洋介はなぜdクラス?

「平田洋平」はdクラスのまとめ役であり、ルックス・成績・人格すべて良しなイケメン生徒です。

そのステータスはAクラス相当で、能力だけで見るなら文句なしに勝ち組です。

しかしながら「よう実」の学校が評価しているのは成績だけでなく、その他もろもろも含まれています。

それは何なのか?

dクラスの概要を踏まえながら、改めて平田のステータス&プロフィールを解説していきましょう。

dクラスは問題児クラス

「よう実」の舞台・高度育成高等学校。

この学校のクラス分けはa・b・c・dといったようにアルファベット順になっており、1年ごとのクラス替えはないです。

そのため入学した時点でクラスは固定されるわけですが、クラス替えがありません。

というのもこのa・b・c・dの順番には「隠された意図」があります。

その「隠された意図」とは生徒の能力のレベル分けです。

高度育成高等学校のクラス順は生徒の能力(レベル)で分けられており、aが最も優秀な生徒のグループとなっています。

そしてbからどんどんレベルがダウンしていき、最下位であるdクラスは問題児のグループというわけです。

実際に作中で何度もdクラスは不良品の集まり”という侮蔑を投げつけられていました。

ただし「よう実」の学校における「不良品」とは、「能力が足りない」といった意味合いではないです。

能力を上手く引き出せない、もしくは引き出そうとしない

という少々、屈折した意味となっています。

dクラスには山内春樹のように、学力・身体能力ともに平均あるいは平均以下の生徒もいる一方で、堀北鈴音のような学力・身体能力だけで見たらaクラスにふさわしい生徒もいます。

すなわちピンキリです。

普通の学校ではこうした様々な生徒が1つのクラスにいるのは珍しくないものの、dクラスのシャッフル具合には勿論ちゃんとした理由があります。

「よう実」の学校では学力・身体能力といった成績だけでなく、協調性・社会貢献度・経歴も「実力」としてカウントされています。

例を挙げるなら「dクラスの3バカ」の1人池寛治は、学力&身体能力は良くなかったもののコミュニケーションは誰よりも秀でていました。

つまるところ学力は問題ない反面、性格や経歴に難がある生徒もまたdクラスに分類されるわけです。

代表的なケースは堀北&高円寺で、堀北は他人を見下す性格が、高円寺はやる気のない立ち振る舞いがdクラス行きの材料となりました。

物語序盤でこの点は明らかになっていたものの、それでも櫛田&平田が何故dクラスになったのか?は長らく伏せられていました。

何しろ櫛田は(本性はともかく)クラスのアイドルで、平田はクラスのリーダーです。

しかし話が進むにつれ、2人がdクラスになった理由が明らかになっていきました。

平田洋介は成績優秀

それではここで平田のプロフィール&ステータスを見ていきましょう↓

  • 学籍番号:S01T004698
  • 誕生日:9月1日
  • 身長:174cm
  • 所属:dクラス
  • 学力:B+(76)
  • 身体能力:B+(79)
  • 機転思考力:B(75)
  • 会貢献性:A-(85)
  • 総合:B+(78)

めちゃくちゃ優秀ですね!!

B以下なステータスがありません。

さすが公式でも「OAAの総合値が上位者」「aクラスレベルの実力者」と言われるほどです。

イケメンでもあるため女子からの人気も高く、そのコミュニケーション能力の高さのおかげで男子も平田の言葉に耳を傾けてくれます。

性格は世話焼き・仲間思い・誠実

入学して早々、顔を合わせたクラスメイトたちに向かって真っ先に自己紹介を提案したり、孤立している綾小路や堀北にしょっちゅう声をかけたりしています。

能力および性格は高校生以上のレベルではあるものの、それは常識内での話。

策略・暗躍・搦め手がまかり通る場にはめっぽう弱く、自身の能力を活かせない描写が何度もありました。

また平田の「誰に対しても平等」というスタンスは平田の弱点となっており、問題解決よりも保守的な態度でトラブルに関わらないようにしたことも。

そのため綾小路と堀北から不信感を抱かれましたが、実はそのスタンスにこそ平田がdクラスになった過去が隠されています。

 

 

平田洋介が闇落ちした過去や正体をネタバレ

平田がdクラスになった理由……それは平田が龍園みたいなことをしていたから

「みたいなこと」とは平田がインテリヤンキーだったのではなく、平田があの龍園よろしくクラスを恐怖で支配していたこと。

あの平田がなぜそんなことをしたのか。

常日頃の平田は嘘なのか。

その辺りについて詳しく迫っていきましょう。

友人のいじめ

話は平田の中学生時代にまで遡ります。

平田には杉村という幼馴染がおり、小学生まではその幼馴染と一緒だったものの、中学に入学してからはクラスがバラバラになりました。

当時の平田はいわゆる日陰者ではあったものの、新しいクラスに馴染んで新しい友達とともに学生生活を送っていました……が、杉村はいじめのターゲットになっていたのです。

我が身が可愛かった平田はいじめられていた杉本を見捨て、それを悟った杉村は飛び降り自殺を決行。

結果、杉本は脳村状態になりました。

恐怖によるクラス支配

しかし杉村の自殺を受けても学校からはいじめがなくならず、それどころか自分のクラスから新しいターゲットが生まれたことで平田は絶望します。

そうして平田が取った行動はなんとcクラスのリーダー・龍園翔と同じ恐怖による支配でした。

揉め事が起これば平田が介入し、揉め事の当事者たちを全員殴ったのです。

そんな平田に恐れをなし、トラブルの関係者はおろか、いじめのグループたちも沈黙していくようになります。

そして生まれたのが平田以外の生徒全員がスクールカースト最下位という学校でした。

けれどもその代償として全てのクラスが機能不全に。

この事態に学校側も無視できなくなり、1つの学年を解体・再編成。

おまけに卒業式を迎えるまで監視体制を導入。

この学校側のイレギュラーな対応は、地元では有名な事件として持ち上げられたとか。

これが平田がdクラス行きになった原因です。

実は入学試験の時点では平田はaクラスへの配属が決まっていたものの、この事件が学校側が知りaクラス行きは見送りになったという裏話があります。

正体は正義感が強く仲間思い

上記でも触れたように平田は仲間思いで、正義感が強く、面倒見もいいです。

率先してクラスをまとめていこうとする振舞いからクラスから支持されているものの、トラウマのせいでクラスメイト同士がいがみ合うようなシーンが苦手です。

実際に1年生時の無人島サバイバルでは悪化していくクラスの雰囲気を解決できず、体育祭編では須藤を宥められず殴り飛ばされてしまいます。

そうしてクラス内投票編でついに退学者を出してしまったことで、彼のトラウマスイッチが入ってしまい自暴自棄に。

綾小路に発破をかけられたことで正気に戻り、以降再びdクラスに協力していくようになります。

堀北にしてもそうですが、正面からの勝負が強い分搦め手に弱いタイプです。

また中学生時代のトラウマもあってか、リーダーをするよりもサポートに徹するのが得意なタイプに思えます。

いずれにしても中学生時代の事件は確かに平田の一部ですが、お人好しな平田も平田である事には間違いありません。

 

まとめ

  • dクラスは能力を上手く使えないけど見込みがあるグループ!
  • 平田の実力はaクラスレベルだが、中学生時代に行ったスクールカースト大改革が問題視されてdクラスになった!
  • でも性格はぐう聖で、仲間思い・正義感が強い・誠実・面倒見がいいなど至れり尽くせり!

軽井沢のカレシのふりをしていたのも、彼女から過去にいじめを受けていたことを相談されクラス内の立場を守るために取った手段なんですよね。

今ではその役割を綾小路に託すカタチで引いていますけど、もしも綾小路がいなかったらdクラスは完全崩壊待ったなしだったでしょう。

そうだとしたら平田はもう一度、クラスを守るために恐怖支配をしていたかもしれませんね。

それでもdクラスには必要な存在となっている平田のことを、今後も応援していきたいですね!

 

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