【マギレコ】黒江の正体は何者?武器や過去の謎・願いについて考察

2022年4月16日

「マギレコ」に登場する黒江とはアニメオリジナルキャラクターで、3月28日まではその正体が伏せられたままでした。

というのも「マギレコ」第2期は黒江が自身のドッペルに飲まれたシーンで終わってしまい、ゲームでは未登場のままだったからです。

しかしゲームでは3月28日~4月8日までピックアップキャラとなり、イベント「Little Bird’s Star」でもスポットライトを浴びることになります。

4月3日から放送予定のアニメ3期(Final SEASON)でも、2期の終わり方からしてメインキャラとなるのは避けられないでしょう。

この記事ではそんな黒江について以下のことについて取り上げています。

  • 正体
  • 武器
  • 願い
  • 過去

など現時点で分かっていることを、おさらいしていきましょう。

 

 

【マギレコ】黒江の正体は何者?

「黒江」はいろはが住む宝崎市の魔法少女ですが、いろはとの関係は薄いです。

情報交換や魔女討伐の同行などはするものの親しくなる様子はなく、2人一緒にいても無口な女の子でした。

性格は臆病で内向的。

良くも悪くも普通の女の子であるため魔法少女であることと向き合ういろはとは異なり、「マギウスの翼」に加入するなど弱いところが目立ちます。

そんな黒江はいろはと接して少しずつ前向きになっていくのですが……。

黒江は本当に「魔法少女になっただけの普通の女の子」なのでしょうか?

まず黒江の正体として考えられるパターンは2通りあります。

1つは現在判明しているように「魔法少女になっただけの普通の女の子」パターン。

もう1つは「普通の女の子ではない」パターンです。

それぞれを1つずつ深掘りしてみましょう!

普通の女の子

1つ目の黒江の正体として考えられること、

「好きな人と付き合いたい」という願いと引き換えに、魔法少女になったことを後悔している普通の女の子

というパターン。

この場合気になるのは魔法少女になった経緯ですが、額面通りに受け止めるなら。

当時好きな人がいて、その人と交際したくてキュゥべえに願った
 ↓
しかし結局初恋は叶わず、残されたのは魔女と戦い続ける日々
 ↓
そんな日々に疲れている

といったことになるのだと思います。

別の魔法少女によって生み出された存在

今度は後者の場合について考えてみます。

後者は「普通の女の子ではない」と言っている。

すなわち「黒江に関する情報はフェイクである」ということ。

これについては「否定しきれない」というのが実際のところです。

現時点でも黒江は謎に包まれており、その謎に迫るには情報が不足しています。

そのため「実は黒江は別な魔法少女が生み出した存在なんだ!」というシチュエーションになってもおかしくはありません。

というか筆者はそう考えています。

では何故「黒江=別の魔法少女によって生み出された存在」説を考えたのか?

  • 黒江のフルネームが伏せられたまま(「苗字か名前か分からない」という設定のため)
  • 宮沢賢治の「よだかの星」をモチーフにしている
  • ゲーム「マギレコ」のサブキャラ「黒羽根」を引用している節がある

という3つのポイントがあるからです。

実は「黒江」という名前は苗字なのか名前なのか分からないという設定で、今後それが明らかになるかどうかも分かりません。

次に何故か黒江のドッペルのモチーフになっている宮沢賢治の「よだかの星」ですが、恐らくコレは黒江が魔法少女のなかでも性能的にも精神面でも弱いからでしょう。

しかし「よだかの星」といったら、よだかが疲れてしまい死んでしまうラストが印象深いです。

もしかしたら黒江の未来を暗示しているのかもしれませんが、もしもこのラストが「既に起こっていた場合」かなり黒江というキャラの意味合いが変わります。

そして最後の「黒羽根」の引用について。

基本的に「黒羽根」とは「マギウスの翼」の構成員を指しますが、ここでの「黒羽根」は期間限定イベント「アラカルトバレンタイン」の暁美ほむら編に登場したサブキャラです。

ほむら編の「黒羽根」は見滝原市内の病院に入院していた魔法少女で、「匿名希望」と名乗ります。

ほむらとはバレンタインデーのために入院生活時代に知ったお菓子屋さんへと向かっていたのですが、知り合いの婦長が魔女に襲われているところを助けている時に出会いました。

「マギウスの翼」の構成員として要注意人物であるほむらを警戒し、ほむらもまた「黒羽根」を警戒していたものの同じ病院に入院していたことなど共通点があったため、次第に仲良くなっていきます。

しかし「黒羽根」はほむらに嫉妬していき、ソウルジェムが穢れていった結果そのまま魔女になってしまいました。

黒江はこの「黒羽根」を引用している節があり、そうでなくても黒江のコスチュ-ムは「黒羽根」とよく似ています。

つまり何が言いたいかと言うと、メタ的に黒江は「死」がつきまとっている(あるいは存在があやふやしている)のです。

もしかしたら3期で黒江の過去が明かされ、「普通の女の子」だと証明されるかもしれません。

けれどそうでなかったとしたら、やはり黒江のあやふやしたところが気がかりです。

何にせよ続報が待ち望まれますね。

 

 

黒江の武器や過去の謎・願いについて考察

黒江の武器は棒状手榴弾で、願いは「好きな人と付き合いたい」となります。

過去についてはまだ分からないものの、少なくとも初恋の人との交際は続かなかった模様です。

そんな黒江の武器や願い、過去などを解説していきましょう。

武器

黒江の武器は棒状手榴弾です。

1期第1話ではメイスとして使っていました。

しかし2期第3話にて自身の武器を投げて爆発させていたことから、メイス→棒状手榴弾となりました。

しかし正確なことは分からず、もしかしたら「先端に爆発機能がついているメイス」なのかもしれません。

なお手榴弾が生まれたのは16世紀。

その後17~19世紀にかけて多くの戦場で使われ、1904年の日露戦争をきっかけに第1次世界大戦で再び用いられました。

有名な棒状手榴弾を挙げるなら、ドイツの「シュタイルハンドグラナーテ」です。

過去

残念ながら黒江の過去は現時点ではまだ分かっていません。

分かっているのは以下の事だけです。

  • 魔法少女になる時に願ったのは「好きな人と付き合いたい」
  • しかし物語開始時点ではその相手は存在しない

ということだけです。

このことから黒江は過去に魔法少女になって願いは叶ったものの、理想通りにはならなかった」と見なして間違いないでしょう。

願い

黒江の願いは「好きな人と付き合いたい」です。

魔法少女たちは魔法少女になる際に願った内容によって能力・魔法が変わっていきます。

黒江の場合それほどの強制力はないものの、好意がある対象に心変わりをさせ「付き合う」という行動を課すという魔法のようです。

 

まとめ

  • 黒江は宝崎市に住む魔法少女で普通の女の子
  • 過去・正体はまだ分からないものの、武器・魔法は判明している
  • 黒江の願いは「好きな人と付き合いたい」で、黒江の魔法もそれを軸にしている

総監督もつとめる劇団イヌカレー氏曰く、黒江は「メインキャラの役割を奪うようなことにはならず、あくまでストーリーありきの立ち回りをしてもらう予定でいます」とのこと。

つまりスポットライトが当てられても主役になることはなく、あくまでもストーリーを補助する役をしていくのが黒江の役割です。

そのため「この先、死ぬかも……」とも言われてもいます。

ゲームはともかく、アニメではどうなってしまうのか。

気になりますね~。