もののがたり椿の死亡ネタバレ!唐傘の眷属にならなかった理由とは

もののがたりの作中では、何度も繰り広げられる唐傘との戦いの中でたくさんの登場人物が死亡してしまいます。

そんな中で椿(つばき)も死んでしまうのかが気になりますよね。

実は椿は物語の中で唐傘に致命傷を負わされてしまうのですが、その時に唐傘の眷属になるようにすすめられます。

本記事では、

  • 椿は唐傘との戦いで死亡してしまったのか?
  • 眷属にならなかったその理由とは?

といったことについてをネタバレ解説していきます。

 

もののがたり椿の死亡ネタバレ!

原作では「椿が死亡したのではないか」ということについて、12巻でその答えを知ることができます。

椿の父親である門守大樹は、討伐隊の唯一の生還者より生存者の人数報告を受けます。

その内訳は討伐隊13名のうち、純粋な戦死者2名、唐傘に喰われたもの10名、そして生還者は自分ひとりだけというものでした。 

椿は唐傘の追跡部隊に志願して出撃しましたが、唐傘の内通者がいたために情報が漏れ討伐失敗に終わってしまったのです。

そして生還者から、椿が唐傘のひとりに取り込まれたといういことを聞き知ることになります。

椿の強さ

椿は8歳の時に京都塞眼の最終修行である十器組手を果たします。

そして10歳の頃には兄2人はおろか、熟練の塞眼すらも凌駕し門守の麒麟児と言われる程の強さになります。

常に自分の力を持て余しており、力の強い相手は椿の心を満たす「おもちゃ」として見ていました。

唐傘との関係

椿が小さい頃から良くしてもらい、そして遊び相手だった鼓吹と隼人。

彼らを奪われたことで、初めて椿が自分の手で倒したいと思った付喪神が唐傘です。

初めは彼女にとってこの動機が『より新しい刺激を求める為』というものだったのかも知れません。

しかし唐傘との戦いのなかで、自分でも気付いていなかった本当の気持ちについてを考えるようになります。

そこで椿は本当はただ2人のことが好きだっただけで、そんな2人の仇を取りたかったんだという事に気付いたのでした。

椿の死亡理由

椿は唐傘との戦いの中で、存分に暴れて楽しんだあとに致命傷を負ってしまいます。

そこで終わりだと思った今際の際に、唐傘から同じ仲間にならないか」と勧誘を受けるのです。

そうして生きた状態の身体を穢れによって内側を塗り潰され、常世側の欲望に沿う奴隷に作り替えられてしまったのです。

 

椿が唐傘の眷属にならなかった理由とは

唐傘が眷属にする目的は3つあります。

まず1つ目は、殺して意志をもたない捨て駒にするパターン

次に2つ目は、能力が有用だったり姿形を気に入り全てを乗っ取って現世でのボディにするパターン

最後に3つ目は、自分の意思で動く唐傘もどきの同族にするパターンです。

この3つのパターンを目的に、唐傘は眷属にすることができます。

椿の復活理由

椿は上記のいパターン3である、穢れによって自分の意思で動く唐傘もどきの奴隷に作り替えられます。

しかし椿は生き延びられる可能性に掛け、自分の意思を強く持つことで自分を取り戻すことに成功しました。

結果として人間ではなくなってしまいましたが、新たな門守椿としてしっかりと自分の意思を保ったまま復活することができたのです。

唐傘もどき(眷属)の能力

椿は唐傘の眷属になったことで、影を使って移動する能力を身に付けました。

また元塞眼式術の総師範で、特例最古参の引手の付喪神である難敵「辻塵外(つじじんがい)」を倒すほどに椿至上最強の実力となったのでした。

 

まとめ

  • 椿は原作の中で死亡します。
  • 門守の麒麟児と呼ばれるほどの強さで、常に自分の力を持て余しています。
  • 好きだった鼓吹と隼人の仇をとるために唐傘を追っています。
  • 死に至るほどの致命傷を負いますが、死に際に唐傘の眷属になる選択をし人間ではない形で復活します。
  • 唐傘の眷属になったことで、塵外師匠を討伐する力をつけ最強となります。

以上、もののがたりの椿について解説してきました。

独特の雰囲気を持つ椿ですが強い相手と戦うことを望み、自分を満足させてくれる戦いの中では笑い声まで出てしまいます。

唐傘の眷属になったことで自分至上最強となった椿の戦いは、ダイナミックで臨場感に溢れるものに進化。

椿の強さを見るだけで『もののがたり』の世界に引き込まれますよ。