ダンまちはなぜ人気でどこが面白いのか理由を考察!アニメ1期~4期の感想も

ダンまち正式には、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』はとても人気のある異世界系ファンタジー作品です!

現在アニメのシリーズも1期〜4期前半まで放送されており、2023年1月5日より「ダンまち4期後半 深章・厄災篇」が放送されました。

この記事を見ている方は、

  • 「実際ダンまちってどうなの?面白いの?」
  • 「友人に面白い!ってすすめられたけどどういう系の作品か知りたい!」
  • 「なぜ人気でどこが面白いのか理由が知りたい!」

と疑問や興味を持っている方が多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな「ダンまち」の面白さについて個人的な考察を行ない、深掘りしていこうと思います。

 

ダンまちはなぜ人気でどこが面白いか理由を考察!

『ダンまち』って面白いの?

安心してください。

結論から言うと、「異世界系バトルラブコメ」して神作品です。

私個人の主観的な意見に加えて、

  • シリーズ累計発行部数1200万突破(2019年)
  • 小説最高売上部数:182,894部(1巻)
  • 漫画最高売上:73,704部(5巻)

以上のような客観的に見ても素晴らしい実績があるため、正真正銘の人気作品と言っても過言ではありません。

では、詳しく解説していきます。

どんなあらすじ?

舞台は「迷宮都市オラリオ」。

そこでは、冒険者たちが巨大な地下迷宮「ダンジョン」を攻略するために「ファミリア」という神の眷属(ギルドのような組織)の仲間たちと協力しています。

神の眷属「ファミリア」に所属するには、特定の神様と契約する必要があります。

ファミリアに所属した人間は特殊な力「神の恩恵(ファルナ)」を手に入れ、魔法やスキルを使うことができるようになります。

主人公ベル・クラネルは14歳の少年です。

彼は女性との出会いを求めてオラリオを訪れました。

そしてファミリアに所属するべく、様々なファミリアを尋ねるも実力不足で門前払いされてしまうのです。

その中で唯一受け入れてくれたのが見た目が幼女の女神・ヘスティア

そこでベルはヘスティアの眷属になり、冒険者の力を手にします。

 

そんなある日、ベルはダンジョンで命の危機に直面します。

「もうだめかもしれない」と思ったその時、突然女性冒険者が現れベルを助けます。

彼女の名前は「アイズ・ヴァレンシュタイン」

命を救われたベルはアイズに強い憧れを持ちます。

ベルはアイズのような強い冒険者を目指す中で、今後彼に様々な困難や壁が待ち受けていくことに…。

というのが簡単なダンまちのあらすじです。

『ダンまち』が人気で面白い理由

独特な世界観

ダンまちの魅力の一つだと思うのは、ダンジョン・RPG的な世界観であることです。

しかし日本の江戸時代を連想させるような和風の町や、日本神話をモチーフにした「タケミカヅチ」という神様が率いるタケミカヅチファミリアといったユニークな組織も存在しています。

こうしたRPGの世界観でありながら和風も取り入れているところがワクワクするユニークな世界観になっています。

幅のある独特な世界観が好きな方にはおすすめですね!

異世界系では珍しい少年漫画系シナリオ

「ん?どういうこと?」と思うので解説していきます。

ライトノベルが原作である異世界系の作品の特徴は主人公最強系が多いことです。

いわゆる「最初から最強」「転生したら最強」「俺強えええ!」的な物語が非常に多い傾向があります。

その中でも、『ダンまち』は友情、努力、勝利といった少年漫画系に多いシナリオなのでライトノベルが原作である異世界系では珍しい作品となっています。

この物語のコンセプトが他のライバル作品との差別化要素になっており、人気になっている理由の1つではないかと考えます。

キャラクターの豊富さ

『ダンまち』はキャラクターの数がかなり多いことが特徴として挙げられます。

様々な性格、容姿、ストーリーを持ったキャラクターがいるとれぞれのキャラクターにファンができるので、幅広い視聴者ニーズを作品に巻き込むことができます。

つまり、キャラクターが多い=作品に引き込める層が多くなるということが推測できます。

また、大抵キャラクターが多い作品は1人1人のストーリーの充実度が低くなる傾向にあります。

しかし『ダンまち』は登場するキャラクターのストーリー(過去の話など)がしっかりと描かれていることも人気の理由になるでしょう。

声優陣の豪華さ

『ダンまち』は人気声優が多数この作品に関わっているため、その声優のファンの方々がダンまちを視聴するといった流入も考えられます。

以下の表で一部の声優陣を紹介いたします。

キャラクター

声優

声優陣の代表作とキャラクター

ベル・クラネル

松岡禎丞(まつおかよしつぐ)

『ソードアートオンライン』

キリト/桐ケ谷和人

ヘスティア

水瀬いのり(みなせいのり)

『Re:ゼロから始める異世界生活』レム

アイズ・ヴァレンシュタイン

大西沙織(おおにしさおり)

『冴えない彼女の育て方』

澤村・スペンサー・英梨々

リリルカ・アーデ

内田真礼(うちだまあや)

『約束のネバーランド』

ノーマン

命(みこと)

赤崎千夏(あかさきちなつ)

『呪術廻戦』三輪霞

春姫(はるひめ)

千菅春香(ちすがはるか)

『SHIROBAKO』坂木しずか

エイナ・チュール

戸松遥(とまつはるか)

『ソードアートオンライン』

アスナ/結城明日奈

フレイヤ

日笠陽子(ひかさようこ)

『戦姫絶唱シンフォギア』

マリア・カデンツァヴナ・イヴ

リュー・リオン

早見沙織(はやみさおり)

『SPY×FAMILY』

ヨル・フォージャー

ヴェルフ・クロッゾ

細谷佳正(ほそたによしまさ)

『テニスの王子様』白石蔵ノ介

主要キャラクターの一部を上げましたが、かなり豪華ではないでしょうか?

他にも多数の豪華声優陣がダンまちに関わっています!

 

 

ダンまちアニメ1~4期感想

ここでは『ダンまち』のアニメ1~4期の感想を個人的な意見をかなり盛り込んで紹介しています。

なるべくネタバレを無しで書いていますので、これからアニメを見てみようかなと思う方は参考にしてくださいね。

ダンまち1期(全13話)

第1期の世間的な評価を調べると内容面で満足していない評価が多いようです。

実際に私が見て感じたことを踏まえて理由を考察していきます。

満足できなかった理由として挙げられるのは、

  • 第1話で世界観・設定が詳しく説明されておらず理解が難しい
  • 13話(最終話)の展開が早すぎるため中途半端な気持ちになった

という2点になります。

しかし、バトルシーンのかっこよさやキャラクターの魅力度に関しては申し分のないクオリティだったので十分楽しめる内容になっています。

ダンまち2期(全12話)

第2期は結論から言うと、1期よりも進化した内容なので見ないと損をします。

高いクオリティの作画やストーリー設定の奥深さが1期と比べてブラッシュアップしています。

私のおすすめは2期の後半部分であるイシュタル・ファミリアとの抗争が非常に感動的な内容でした。

後半部分のストーリーでは春姫(はるひめ)という新キャラクターが登場するのですが、彼女が抱えている過去にとても感情が動かされてしまいます。

2期を見るために1期を見るくらいの気持ちの方でいいかもしれませんね。

ダンまち3期(全12話)

第3期は2期とはまた違う面白さや感動がありました。

3期では異端児(モンスター)と人間の異種族間交流を題材としたストーリーで、主人公ベルがいかに素晴らしい心を持った人間なのか感じさせられます

私たちがリアルの世界で直面している人種差別的な問題に置き換えて考えることも出来ますので、非常に意義のある時間になりました。

3期を見ると『ダンまち』がただの王道アニメではないことに気づいてしまいます!

ダンまち4期前半(全11話)

第4期と今までのシリーズで決定的に違うところは、原作者の大森先生が初めてアニメのシリーズ構成として参加していることです。

なので丁寧に原作を追った尺になっていますね!

内容も1話から各キャラクターの描写が丁寧であり、今までのシリーズをさらにブラッシュアップしている内容になっているので見ない選択肢はありません!

現在は2023年1月5日より「ダンまち4期後半 深章・厄災篇」が放送されており、迫力ある戦闘シーンと緊迫感でドキドキしております。

シリーズごとに面白くなっている『ダンまち』に今後も期待しています!

 

まとめ

  • 『ダンまち』は独特な世界観でキャラクターの豊富さや、異世界系では珍しい少年漫画系シナリオが面白さであり人気の理由である。
  • 『ダンまち』声優陣の豪華さによって、各声優のファン層が作品へ流れていることが推測できる。
  • 『ダンまち』アニメはシリーズが進むにつれて内容がブラッシュアップされているので、今後も期待できる神作品だと言える。

本記事では、『ダンまち』がなぜ人気でどこが面白いのかを考察した内容をお届けしました。

正直言って、まだ見ていないアニメ好きの方は見ないと後悔するレベルの内容です。

1期に関しては物足りない部分はありますが、2期以降からは自信をもって推奨できる内容です!

これを機に全話見てみませんか?

今後、更にブラッシュアップする『ダンまち』をぜひご覧ください!