防振り原作小説・なろう小説・アニメの違いは? 面白いのはどれかも

現在アニメ2期も放送されていて、大人気の「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」こと通称“防振り”

今回はそんな防振りの原作小説である『書籍版』と『なろう小説』について基本情報をまとめつつ、アニメとの違いやそれぞれの魅力についてお伝えしていきたいと思います。

これから防振りを見てみようと思っている方や、もっと防振りにハマってみたい方必見の内容となっています。

 

防振り原作小説・なろう小説・アニメの違いは?

ここでは防振りの原作小説(書籍版・WEB版)とアニメについての基本情報を分かりやすくおさらいしつつ、双方の違いについてお伝えできればと思います。

これから本格的に防振りを見ていこうという方は是非参考にしてみてください。

原作小説について

作者 夕蜜柑(ゆうみかん)
掲載媒体 カドカワBOOKS
連載期間 2017年9月8日
発売冊数 15巻

“防振り”の原作は2種類あります。

1つ目が株式会社ヒナプロジェクトが提供している小説投稿サイト小説家になろう』に投稿されたもの(以下“WEB版”)が始まりです。

2つ目が株式会社KADOKAWAのカドカワBOOKS』から2017年9月8日より刊行されています。(以下“書籍版”

そして2016年5月4日から発売開始され、現在も好評連載中です。

ちなみに「何巻発売済みなのか?」と言うと書籍版は現在15巻まで発売しています。

書籍版とWEB版の違い

書籍版とWEB版とでストーリーや設定に違いがあるのかを調べてみましたが、概ねあらすじや設定に違いはないようです。

一応書籍版の方には書き下ろしの短編が入っているという違いはあるようです。

なのでどちらで読んでも良いかとは思いますが、昨今の異世界系アニメを見ていると多くは書籍版の原作をもとにアニメが作られることが多いです。

このことからアニメも楽しみたい方は書籍版の方を購入することをおすすめしますね

一応3つ目の原作(?)になるものとして、コミックス版(漫画版)が小説版と同じく『カドカワBOOKS』から発売されています。

ここで有益な情報を発信してくださっている方がいましたので、引用させていただきます。

上記のように防振りの漫画版はアニメ版を後ろから追いかけているためストーリーがアニメよりも遅いようです

アニメについて

放映期間

1期 2020年1月8日~3月25日

2期 2023年1月11日から現在放送中

アニメ化した原作内容

1期 原作1巻~4巻

2期 5巻~7巻途中(予想)

アニメ2期は今年の1月11日から放送開始しましたが、本来は2022年に開始予定のはずでした

しかしやむを得ずに一旦放送延期になったようですね。

そしてアニメ2期は原作小説の中で、物語の区切りという側面から考慮すると5巻から7巻途中までというように予測できました。

 

 

防振りの原作小説とアニメで面白いのはどっち?

防振りは原作の小説とアニメのどちらも大人気の作品です。

ここでは双方の魅力を分かりやすく伝えていきたいと思います。

小説版の魅力

原作小説であれば物語の展開をいち早く確認できるでしょう

防振りのアニメはそもそも原作となる小説をもとに作られています。

まだアニメ化していない場面までチェック出来るというのは小説版最大の魅力ともいえるでしょう。

 

また好きなタイミングで好きな所まで読めるというのも大きな魅力の一つでしょう。

章の切れ目や場面の移り変わりなど、自分の好きなタイミングで読むのを中断・再開できるのは小説版の魅力といえます。

また気になるところを再び読み返すことも容易ですね。

 

最後に固有名詞・細かい設定が頭に入ってきやすいというのがあります。

いったいどういう事かというと、書かれている文字を実際に目で見て理解するためキャラクター名や技名などの作品特有の固有名詞がまず頭に入ってきやすいです。

そして実はアニメでは原作で書かれている細かな設定が端折られている場合が多々あるんです

例えば原作小説の冒頭でこんなメッセージが書かれていました。

注意事項としてこの作品にはご都合主義的展開があることや、VRMMORPGとして完成されたゲーム性を求める人は読まないでね

これを知らずにアニメから入った視聴者は「舞台の設定がガバガバ過ぎ。」「いきなり主人公が強くなりすぎ。」といった意見が飛び出したみたいです。

これを楽しめる視聴者は「防振り」を受け入れられているみたいですね。

他にもまだあった説明不足の内容として「絶対防御スキルの獲得理由」があります。

絶対防御スキルとは、主人公メイプルが序盤で獲得したチートスキルのひとつなのですが、その獲得条件が以下になっています。

1時間の間、攻撃を受け続け、かつダメージを受けないこと。

また魔法、武器によるダメージを与えないこと。

この条件の明記以外にあった原作小説での描写で、アニメには無かった説明がこちら。

  • 大盾でさらにVITに極振りをしているプレイヤーが皆無
  • 序盤の雑魚モンスター相手に手を出さず、1時間も攻撃を受け続けるプレイヤーがレア過ぎ
  • 大盾を持っていても、VITに極振りでなければダメージを受けないという条件がクリアできない

これをすべて達成できるプレイヤーがほぼ存在しないため、主人公のメイプルだけが序盤で「絶対防御スキル」を習得できたというわけですね。

この他にも小説版では細かな設定が明記されているのですが、それを描いていないアニメ版では見ている側は納得できない場面に出くわしてしまうようですね。

アニメ版の魅力

では、アニメ版の魅力とは何なのでしょう。

まずは動きと音声が合わさることによって重厚感や躍動感が生まれるというもので、これがアニメ最大の魅力といえるでしょう。

文字だけでは表せない作品の奥深さをアニメのほうが表現できるんです。

 

またリアルタイムで感想を共有できるなども言えることでしょう。

テレビなどで放映されることによって、それを見ている人たちとSNSなどを通じてリアルタイムで感想を共有することができます。

アニメ版ならではであり、ファンどうにしによる一体感を感じれますね。

 

さらにアニメ版の魅力の一つで、アニメオリジナルの展開(アニオリ)があるという事が言えます。

原作小説を読んでいる人ならば、小説にはないあらすじや展開を見ることでワクワクできます。

このアニオリは小説版を読んでいる人も、また更にそうでない人も新鮮な感覚で楽しむことができて良いですね。

面白い方とおすすめの順番

先程も述べましたが、アニメ版では小説の設定が端折られて抜け落ちてしまう場面が出てくる可能性があります。

なので物語の詳細な設定や、納得感を持ってストーリーを追いたい方には小説版から読むことがおすすめです。

その他にも物語の展開・結末を早く知れますね。

また一人一人のキャラクターが好きで、動いている姿などが見たいという方はアニメ版ですね。

『鬼滅の刃』でも、「映画館でこの戦闘を見たい」という意見が出たほど戦闘シーンが圧巻すぎて世界でも称賛されるほどアニメの映像美が話題になりました。

こういった迫力・躍動感を求める方にはアニメ版がおすすめです。

またアニメはBGMや声優さんのアテレコによって臨場感も増しますので、よりドキドキ感を味わいたい方にもおすすめですね。

しかし結局は人によって好みは千差万別ですから、自分が取っ付きやすいコンテンツから行くのが正解かもしれませんね。

 

まとめ

  • 防振りは『小説家になろう』で連載のWEB小説と書籍小説の2つの原作がある。
  • 小説版最大の魅力は細かな描写や設定の説明がされるところ。
  • アニメ版最大の魅力は動きや音声がつくことによって、世界観により深く入り込めるところ。

原作小説、アニメともに大人気の防振り。

これからもまだまだ面白い展開が待ち受けていると思います。

期待に胸が膨らみますね!

ここまで読んで頂きありがとうございました。