ファルコ「顎の巨人」は鳥のように飛ぶ?ポルコからの継承と能力も考察

2020年10月6日

『進撃の巨人』でファルコが「顎(アギト)の巨人」を継承しました。

その顎の巨人の見た目は先代のポルコのものとは全く違い、鳥のような見た目の巨人でした!

どうしてファルコの巨人化は今までの顎の巨人とは違うのでしょうか?

この記事ではファルコの継承した「顎の巨人」の見た目の秘密や、どんな能力や強さを持っているのかについて考察したいと思います。

 

ファルコ「顎の巨人」は鳥のように飛ぶ?

ファルコが鳥のような見た目の顎の巨人になった理由は、原作の漫画内でしっかりと明らかにされています。

その理由はジークの脊髄液が入っていたワインを体内に入れてしまったからですね。

フリッツ王家の血を引くジーク特有の能力で彼の脊髄液を体内に入れてしまった者は、ジークの”叫び”によって意思を持たない「無垢(むく)の巨人」に姿を変えられてしまいます。

巨人に姿を変えられたものはジークの意思のままに動かされ、通常の巨人が行動できない夜間であっても動き回ることが出来ます。

元々はパラディ島の調査兵団上層部に対してジークの脊髄液入りワインを飲ませていましたが、反マーレ派義勇軍の料理人「ニコロ」がサシャを撃ったマーレの戦士候補生「ガビ」を衝動で殺そうとします。

その時に「脊髄液入りワイン」を振りかぶりますが、ガビの助けに入ったファルコの頭を殴りつけます。

そして割れたワインの瓶からファルコの口の中に、ジークの脊髄液入りワインが入ってしまったのです。

獣の巨人の脊髄液が原因

ファルコが顎の巨人になって、見た目が鳥のような理由は獣の巨人の脊髄液を飲んでしまっているからなんですね!

なのでファルコが巨人化すると全身が体毛のようなもので被われていて顔はクチバシのような顎の形状両手は鉤爪(かぎづめ)のような形になっていたのです。

ではどうしてジークはオラウータン(手長猿?)の様な見た目だったのに、ファルコは鳥のような見た目になったのでしょう。

これには巨人化した者が頭の中で思い描く、獣を連想させるイメージが反映されているのでは?と思います。

ファルコは鳥をイメージ

『進撃の巨人』の4年後の世界が舞台の”マーレ編”の冒頭にファルコが登場してきています。

この時のファルコはマーレの戦士候補生で、戦場でたまたま見上げた大空で羽ばたく鷹に対して手を伸ばしていました。

ここでファルコは「あの鳥のように自由に世界を飛び回りたい」と思ったのかも知れません。

実はジークも幼少期の頃に、父親代わりに研究者の「トム」キャッチボールをしていました。

この思い出がジークの中では大きく、後の獣の巨人になっての遠投を武器として使うようになったのだと思います。

という事は「獣の巨人」を継承する前の人間だった頃の強い記憶が、「獣の巨人」になった時の姿に強く影響するのだと感じました。

ファルコの名前の由来も「ファルコン(鷹)」なのでは?と予想したので、元々ファルコには鳥に関しての何らかの伏線があったのかも知れませんね。

ファルコが鳥になりたそうに手を伸ばしているシーンは、ファルコが「獣の巨人」の継承をすることを示唆していたようですね。

では鳥のような見た目となったファルコの継承した「顎の巨人」は実際に空を飛ぶのでしょうか?

個人的にはファルコの巨人が空を飛ぶ可能性は十分あると思います。

ただし、それには背中に大きな翼を生やす必要があると思いますが(^^)

そして極めつけはやはりファルコの名前。

ファルコは英語の”ファルコン=隼(はやぶさ)”からネーミングされているのでしょう。

という事は鳥がイメージされたファルコが空を飛ぶ可能性はやはり高いでしょうね!

 

ちなみに『進撃の巨人』では実際に空を飛んだ巨人は未だ登場していません。

となれば、ファルコが空を飛ぶ事になれば唯一の空飛ぶ巨人ということになります。

本来の「顎の巨人」は高い機動力と俊敏な動きで、敵陣に切り込み相手を翻弄させるという戦い方でした。

しかしファルコの顎の巨人は、これまでの”顎の継承者”のどれよりも大きな体格でした。

これには戦い方も少し変わると予想します。

 

 

ポルコからの継承と能力も考察

ファルコは前継承者の「ポルコ・ガリアード」を食べることにより、顎の巨人を継承しました。

これによって顎の継承が完了したわけですが、顎の継承の持つ能力や戦い方には何か変化があったのでしょうか?

共通して継承した部分と、新たにファルコオリジナルの能力を考察したいと思います。

硬質化の顎と爪は健在

ファルコの巨人化は見た目は違えど、その基本能力は変わらないようでした。

硬質化した顎はクチバシの様な形状になっていて、口の部分から前方にせり出しています。

これで相手に噛み付いてダメージを与えます。

実際に最初の巨人化では、敵味方の区別がつかずにピークの車力をその顎で攻撃しました。

ピークの反応からもその攻撃力の高さが伺えますね!

また硬質化した爪も、鳥の「鉤爪(かぎづめ)」のようになっています。

巨人の結晶化でも切り裂くほどの鋭さは健在でしょう!

新た”飛翔能力”を獲得か

これは先ほどから述べている、ファルコの顎の巨人が鳥のような見た目であるところからの考察です。

名前が隼=ファルコンという所もこれを後押ししていますね。

大空に飛び立つことによって、もしかしたら超大型巨人による”地ならし”を攻略するきっかけになるかも知れませんね。

エレンが「始祖の巨人」と繋がり巨大化した姿と戦う展開になったら面白そうですね!(^^)

機動性は落ちてパワー系になる?

Twitterなどでも言われていますが、ファルコの「顎の巨人」はこれまでの「顎の巨人」に比べてだいぶサイズが大きい気がします。

なのでユミルやポルコのように素早く敵陣に切り込んで戦うスピードを活かした機動性でたたかうというよりは、力で押していくパワー系になっているかも知れません。

ジークの「獣の巨人」も岩を遠くから投げ飛ばしてくる力押しな戦い方したが、「獣の巨人」の特性が含まれるとフィジカルで押していく様な性質になるのかも知れませんね!

 

ファルコ「顎の巨人」は鳥のように飛ぶのかとポルコからの継承能力まとめ

ファルコが継承した「顎の巨人」が空を飛ぶのか?

そしてポルコから巨人の能力はどのくらい継承していて、変更されている能力などはあるのか?

などと言ったことを考察してきました。

この記事の要点をまとめると以下の通りです。

  • ファルコはジークの脊髄液を飲んだせいで、獣のような見た目の「顎の巨人」となった
  • 巨人化した姿も鳥のように翼が生えて飛翔能力があるかもしれない
  • ポルコの巨人とは違い機動性は継承せず、獣の巨人の特性でパワー系になっているかも

ここまで「顎の巨人」を継承したファルコが、どうして鳥のような見た目なのかを書いてきました。

初回の巨人化では意識を失い、暴走気味になったファルコでした。

彼が「顎の巨人」を制御し、使いこなすようになった姿を楽しみにしたいですね(^^)

そして先代の「顎の巨人」継承者も、その人物によって見た目が大きく違いました。

そんな違いがあったかは下記の記事に載せてあります。

顎(アギト)の巨人はユミルとポルコでなぜ姿が違う?見た目で強さも変わる?