【よう実】アニメ2期の続きネタバレ!小説・漫画は何巻から開始?

2022年9月14日

この記事では大人気ラノベで、アニメ化もされている『ようこそ実力至上主義の教室へ』。

通称“よう実”ですが、現在アニメは第2期まで放送されています。

このアニメ2期の続きはどんな話が描かれていくのでしょうか?

気になったので調べてみました。

またアニメ2期の続きは原作小説と漫画では何巻から開始されるのか?

この記事ではざっくりとした内容でストーリーをまとめていますが、ネタバレがあるのでご注意ください。

 

【よう実】アニメ2期の続きネタバレ!

ではさっそく、『よう実』アニメ2期の続きがどんなあらすじなのかをネタバレしていきましょう。

そのストーリーの見どころや大きな話の展開を主にご紹介しています。

1年生の集大成

アニメ2期の続きでは2学期が終了し3学期が開始します。

主人公「綾小路」達はDクラスからCクラスへと昇進しています。

そこから2年生に進学するまでの物語が描かれていく予定です。

1年生編の完結編がどのように描かれるのかを是非確かめましょう。

見どころ

見どころとしては、これまで出番の無かった新たな1年生が登場してきます。

そして謎めいたキャラである「高円寺」の活躍や、Aクラス・Cクラスなどからも「王美雨(ワン・メイユイ)」Aクラス「戸塚弥彦」「橋本正義」が登場してきます。

そして何といっても綾小路のクラスから初の退学者を出してしまうという展開に・・・。

かなり切ない内容となっていますね。

原作小説の物語を元に、具体的にどんなことが起こるのかは記事の後半で紹介しますね。

 

【よう実】アニメの続きは小説・漫画で何巻から開始?

『よう実』のアニメ2期の続きは原作の小説では何巻から読めるのでしょうか?

結論から言うと、原作小説の8巻からアニメ2期の続きが読めます。

正確には小説8巻~11巻までですね。

ちなみに漫画版の『よう実』ではまだ3学期の事が描かれていません

なのでこの記事では小説版の原作のあらすじを元に書いてあります。

小説8巻

ではここから断片的なネタバレをしつつ、アニメ2期のその後を追っていきましょう。

まずは先ほども書きましたが、舞台は2学期から3学期に移行しているということ。

3学期では体育祭での活躍もあり、綾小路たちはDクラスからCクラスへと昇級していたのです。

綾小路たち=Dクラスのイメージが強いので、慣れないと戸惑いますね(^^;)

そして3学期では全学年合同特別試験『混合合宿』が始まります。

この『混合合宿』は男女別に分かれて、1学年を6つのグループに分けます。

各グループには1年生のほかに2年生・3年生までが合流し、ごちゃ混ぜな一つのチームが出来上がります。

そして最終日には用意された4つの試験を攻略し、各チームの順位をつけます。

上位チームにはプライベートポイントとクラスポイントが付与されます。

しかし最下位チームからはプライベートポイント没収されてしまいます。

昨日まで敵だった者とも共闘しなければならない状況は戸惑いの連続ですね。

詳しい混合合宿の内容についてはこちら。

3学期開始と共に、高度育成高等学校の全生徒は山奥の校舎へと案内される。

実施される特別試験の名称は『混合合宿』。

男女別に1学年を6つのグループに分割。

さらに2年、3年もグループに合流するという。

最終的に所属する全生徒の平均点が高かった上位3つのグループにボーナスポイントが与えられる一方、最下位のグループ責任者は退学となるという。

退学処分有りの特別試験に慄く一同。

そしてグループの分け方は生徒に一任。

敵同士だったはずのクラスと手を組むという感情的なもつれが波乱を生む!

さらに新生徒会長の南雲、そしてあの高円寺にも動きがあるようで――!?      

小説8巻のメインパートは堀北学と南雲雅の対決がメイン回です。

綾小路といえば表立った行動をせずに様子見を決め込むので、8巻ではあまり活躍しません。

物語の進行も綾小路目線で進んでいくために、女子生徒の登場も少なめになっています。

「『よう実』は女の子の活躍がなきゃだめでしょう」という方にとっては物足りないストーリーかもしれませんね。

終いにゃお風呂場で男子生徒同士のイチ○ツの比べ合い&順位付けなんてことも(笑)

この8巻から1年生の今まで未登場だった新キャラも登場します。

Aクラスの「戸塚弥彦」・「橋本正義」の他、Cクラスの「王美雨(ワン・メイユイ)」も登場します。

小説9巻

第9巻のあらすじをザックリまとめると、こんな感じです。

「坂柳有栖」が綾小路に宣言したように、「一ノ瀬帆波」を陥れる展開がまず繰り広げられます。

その内容は他言出来ないような一ノ瀬の黒い過去についてを暴露する誹謗中傷作戦でした。

暴力事件・援助交際・窃盗・薬物など、後半なんかスラム街の出身者が行いそうな到底日本の高校生ではあり得ない内容。

しかしその無実を立証する証拠がない。

Bクラスの神崎たちがこの誹謗中傷を阻止しようと奮闘しますが、その努力もむなしく学校中に噂が広まって行ってしまいます。

この噂の黒幕はどうやら1年Aクラスの様です。

そんな中、綾小路の前にある人物が。

“坂柳を止めてよ。あんたならそれが出来るんじゃないの?”

それは1年Aクラスの「神室真澄」でした。

果たして綾小路はどうするのか?

そんな中「櫛田桔梗」が生徒会長の「南雲雅」に近づき、今後の展開にまた一波乱ありそうな予感が…。

ここで早速ネタバレします。

一之瀬が過去にやってしまったことは「万引き」です。

皆さんも時効になった過去の過ちの一つに、この「万引き」というのがある人も少なくないのでは?

中学生や高校生の時代に、ほんの出来心でやってしまった過去に犯した過ち。

一之瀬は貧しい母子家庭で育ちました。

彼女が中学3年生の時に妹の誕生日があったのですがプレゼントを買う余裕が無い状況でした。

しかし目の前には可愛いヘアクリップがある。

妹思いであるが故にしてしまった出来心。

この万引きを誇大表現で、しかもかなり話を盛って坂柳は学校中に噂を広めたのです。

このおかげで一之瀬は精神的にかなり疲弊し、学校に来なくなってしまいます。

ここで神室から一之瀬の過去を聞いた綾小路でしたが、果たして彼はどうするのか?

結論から言うと、一之瀬を助けることにします。

その理由は一之瀬が綾小路にとって大きな戦力になるから

実は坂柳がうわさを流した理由は、疲弊した一之瀬を生徒会長の南雲雅が助けることで一之瀬を南雲信者にしてしまうこと。

綾小路はそれを防ぎたかった。

ハッキリ言って一之瀬には味方にするとかなりメリットがあるのです。

一之瀬が手駒になることで、南雲や生徒会に対する諜報員として大きく活躍してくれる可能性が高いのです

これを見越して綾小路は一之瀬を助けることに決めました。

そして綾小路は一之瀬を助けるために2つの行動を起こします。

まずは一之瀬の過去の噂をさらに流します

ええぇぇ!!?

これは噂がどんどん大きくなることによって、学校側がこの噂を見過ごせないようにする為です。

そこそこの噂では学校側は相手にしてくれません。

だったらどんどん火に油を注ぎ、さらなる炎上を起こすのです。

これによって2つ目の行動、「一之瀬の心を変える」ように動くのです。

小さい噂では一之瀬はふさぎ込むだけで学校側に報告しません。

しかしどんどん大きくなった噂によって、一之瀬も学校に報告しなければ心を固めるのです。

これによって一之瀬への誹謗中傷は収束するのでした。

しかもこの一件でなんと一之瀬も綾小路に落ちてしまいます。

正妻のポジションとなった軽井沢に続いて、またしても綾小路の虜が生まれたんですね。

やっぱり自分が弱っている時に、話を真剣に聞いてくれるイケメン男がいたらそりゃ惚れちゃいますよね~!

最後に照れながら綾小路にバレンタインチョコを渡す一之瀬は可愛いので、ぜひ9巻を読んでみてくださいね!

 

 

小説10巻

10巻のあらすじを簡単に書くとこんな感じです。

3月になった時点で高度育成高校史上はじめてとなる“退学者なし”となった1年Cクラス。

このことにより特別追加試験『クラス内投票』が開かれることに。

これはどんな試験かというと、“クラスメイト自身が多数決で退学者を必ず選ばなければいけない”という非情で過酷なもの。

これによってCクラスは他人を信用できない状態となり内部分裂してしまうことに。

究極の心理状況、人間の薄汚い部分がかなり垣間見えるサスペンス映画もびっくりの状態。

他のクラスはそれぞれで退学者が決まりそうな展開になっていく中、果たしてCクラスの退学者は誰になるのか!?

10巻で新しく登場したルールとしてプロテクトポイントの登場が挙げられます。

この「プロテクトポイント」とは1度だけ退学を免れることができるという最強の盾のようなものです。

そして10巻の最大の山場である『クラス内投票』のルールを簡単にまとめると以下の通り。

  • 賞賛票、批判票が各生徒1人1人に3票ずつ与えられる。
  • 最も批判票を集めた生徒が退学になる。
  • 自分自身に投票はできない。
  • 同一人物に2回以上の投票は出来ない
  • 無記入は出来ない
  • 首位と最下位が決まるまで投票は終わらない
  • 他クラスの生徒への賞賛票を各自が1つ持つ

これはつまり役に立たない、人気のない人が退学になるという、えげつないルールですね。

この追加試験において櫛田は堀北を退学にさせようと奮闘します。

そのために堀北の悪い噂を校内に流しつつ、自分を中心としたグループを形成していきます。

しかしここで我らが綾小路が見事な策略を張り、なんと櫛田が退学しそうになっていくのです。

一方、綾小路を退学させようとする動きも見えていきます。

それを最初に綾小路に伝えたのは軽井沢恵。

綾小路ははじめ櫛田が犯人だと思いますが、直接電話で櫛田に問いかけると真犯人が「山内春樹」だという事が明らかに・・・。

そしてついにこの『クラス内投票』でCクラスから始めての退学者が出てしまったのです。

果たしてこの試験で退学してしまうのは誰なのか?

続きはぜひご自身で確認してください。

11巻

11巻のあらすじを簡単に解説します。

綾小路の1年Cクラスからついに退学者が出てしまった。

そんな中1年で最後の試験『選抜種目試験』が開催される。

各クラスが自分たちが得意だと思う競技10種を自由に選出し、相手クラスと持ち寄ったすべての種目からランダムで選ばれた7種目で競いその総合得点で勝敗を決めるという内容。

如何に相手クラスよりも有利な競技で戦えるのかといったところがキーポイントだ。

さらに各クラスから“司令塔”を1名選出し、そのクラスが勝つことで司令塔の生徒は特別報酬がもらえる。

しかしその反面、負けた時には司令塔は退学しなければならない。

そこでCクラスの司令塔には綾小路が自ら立候補し、Aクラスの司令塔は坂柳がなることに。

綾小路vs坂柳の総大将戦の火蓋が切って落とされる!

この11巻で繰り広げられる『選抜種目試験』は将棋・トランプ・筆記試験・野球・バスケット・水泳といったように、体育系から文学系までと実に多種多様のものを選ぶことが出来ます。

相手クラスはどの種目が“本命”なのかを知りません。

如何に相手に悟られずに自分たちに有利な種目で勝負を挑めるか?

そんな心理戦要素がふんだんに散りばめられています。

相手とは合計7種目で戦い、1つの種目で勝つごとに30ポイントゲットできます。

仮に全勝できれば210ポイントと大量ゲットも夢ではない?

そして各クラスの司令塔には彼らが就きます。

Aクラス:坂柳
Bクラス:一之瀬
Cクラス:綾小路
Dクラス:金田

ここで一つ司令塔に対してのルールが!

司令塔は直接競技に出場することが出来ません。

反対に全ての種目に関わることが出来て、すべてが司令塔にかかっていると言っても過言ではないかもしれません!

 

いざ試験が始まると、対戦クラスはくじ引きで決まりました。

この結果によりCクラスの対戦組はAクラスになりました。

ここでCクラスの選定した種目を紹介しましょう。

Cクラス選定種目

  • 英語
  • バスケケット☆
  • 弓道☆
  • 水泳
  • テニス☆
  • 卓球☆
  • タイピング技能☆
  • サッカー
  • ピアノ
  • じゃんけん

※☆=本命

こうやって見てみると体育系の種目が多いですね!

Aクラス選定種目

  • チェス☆
  • フラッシュ暗算☆
  • 囲碁
  • 現代文テスト☆
  • 社会テスト
  • バレーボール
  • 数学テスト☆
  • 英語テスト☆
  • 大繩とび
  • ドッジボール

※☆=本命

こちらはCクラスとは反対で、頭脳系の種目が多く選抜されていますね。

 

さっそく1回戦目の結果を発表すると、バスケットボールが選ばれCクラスが勝利します。

幸先が良いですね!

続く2回戦ではタイピング技能(頭脳系)が選ばれますが・・・、ここもCクラスが勝利します。

3回戦目と4回戦目は英語テスト・数学テストが選ばれ、ここは頭脳派Aクラスが勝利します。

5回戦目はというとフラッシュ暗算(頭脳系)が選ばれます。

やはりここもAクラスが勝ってしまい、ついにCクラスは逆転されてしまったのです。

後がないCクラスは7回戦目チェス対決に突入し、ついにここで綾小路vs坂柳が実現するのです。

ここから先究極の心理戦の結果は、ぜひご自身の目で確認してください。

 

漫画

ちなみに漫画版の『よう実』ですが、漫画では小説版の内容がかなり省略されています

正確には小説版の途中までしか描かれてなく、漫画では1年生編のラストが体育祭編です。

一応漫画版も2年生編に突入していますが、小説版で描かれた試験の内容が丸々カットされているような展開です。

なのでアニメ2期の続きを知りたいのであれば、小説の原作で追っていく方がいいでしょう!

 

まとめ

  • アニメ2期の続きは原作小説8巻~11巻
  • 中盤では綾小路のクラスから初の退学者を出してしまう
  • 終盤ではついに綾小路vs坂柳の決着がつく

読んでいて実にハラハラする展開は『よう実』の醍醐味ですね。

アニメ3期の制作もすでに発表されていて、この8巻~11巻の内容になることはほぼ間違いないでしょう。

1つ不安なのは1期のような原作改変がないかどうか。

あったとしても、物語や各キャラクターの原作の良さをそのまま広げてくれるような内容だったらウェルカムなのですが。

いずれにせよ楽しみであることには間違いないですね!