約束のネバーランド「おじさん」のクッキーは何?名前があだ名の理由や年齢も

『約束のネバーランド』アニメ2期から登場する新キャラクターの通称「おじさん」

謎に満ちた彼の行動にはたくさんの疑問点が浮かびます。

特に物語の中で彼が大事にしていた“クッキー”“割れても使い続けるカップ”など。

このクッキーなどにはいったいどの様な意味があるのでしょうか?

また決してエマ達に名前を名乗らないおじさんの本名や、彼の生い立ちなど過去に関する情報をこの記事ではまとめました。

物語のネタバレも含みますので、ネタバレを避けたい方は離脱くださいm(_ _)m

 

約束のネバーランド「おじさん」のクッキーは何?

エマ達がミネルヴァのペンが示した“B06-32”というポイントに向かいました。

そこはゴールディ・ポンド」という名前のシェルターであり、元々は食幼児たちを鬼の手から逃がすためにミネルヴァの用意した大型シェルターでした。

しかしエマ達がここに辿り着いたときには既にゴールディ・ポンドは鬼たちに見つかっており、この地は逃げてきた子供たちを狩るための狩猟場と化していたのです。

そこに独り潜んでいたのが「おじさん」でした。

初めはエマ達のことを警戒しており、エマを人質にするような行動に出たおじさんでした。

しかしエマ達がシェルター内の探索を進めることで、彼の正体が徐々に判明していくのです。

おじさんは元食用児

おじさんは元々「グローリー・ベル」(GB)という名の、エマ達とは別の食用児ハウスから逃げ出した子供だったのです。

エマ達と同じく鬼の存在や自分たちが食用児であることを知り、ハウスを脱走した過去があるようでした。

おじさんもエマ達と同じく、ハウスの子供たち複数人と共に脱走したのでした。

ハウス脱走後も鬼の追撃にたくさん遭遇してきたのでしょう。

数々の修羅場をくぐったおじさんは、その戦闘スペックがかなり高く後々に物語の中核をになっていくのです。

おじさんのクッキーは家族との思い出

エマたち脱走児がシェルターに着いた時、子供たちにとって大好物のクッキーを見つけ食べてしまいます。

それがおじさんの大事なクッキーであるとも知らずに。

そしてクッキーが無いことを知ったおじさんは落胆してしまいます。

おじさんが割れたカップを大事に今でも使い続け、クッキーを特別に想うのにはある理由がありました。

エマがシェルターの中を探索していた際に見つけたあるメモ書き。

そこにはこう書かれていました。

「みんな仲良く、楽しいお茶会を」

それを読んでエマは、おじさんにとってクッキーが何なのかを理解しました。

そのクッキーはおじさんがまだ食用児としてハウスで暮らしていた際に、家族であるママや子供たちとお茶会で食べていたクッキーだったのです。

おじさんにとっては鬼の存在など知らず、平和に家族と暮らしていたときの大切な思い出の味。

それがクッキーであり、割れたカップを使い続ける理由なのです。

 

 

おじさんの名前があだ名の理由や年齢

それでは、おじさんがどうしてエマ達に名前を明かさずにいるのかについてです。

彼は名前を明かさないだけでなく、エマ達のことも名前で呼ぼうとしません。

エマのことは「触角チビ」、レイのことは「片目寝不足」とむしろ言いづらいんじゃね?

と思えるようなあだ名を半ば強引に付けちゃっているような感じです。

名乗らない理由は過去の悲しみが原因

おじさんはハウスを脱走した際に、数人の友達と抜け出したと言いました。

その時の仲間で明かされている名前は親友の「ルーカス」、密かに想いを寄せている「ダイナ」、他にも「ニコラス」「ジョン」がいました。

彼らは脱走の後にエマ達と同じく、このゴールディ・ポンドを目指してやってきたのでした。

しかしそこは既に鬼たちの狩猟場となっており、おじさんたちも鬼の狩りの標的になってしまいます。

そしておじさんと共に脱走した友達は皆、鬼の犠牲になってしまうのです。

このゴールディ・ポンドを目指そうと言ったのは、おじさんの発案でした。

その結果大切な家族とも呼べるハウスの兄妹たちを殺されてしまった経験から、それ以来おじさんは他人との交流いっさいを拒否します。

それが他人に名前を名乗らずに、自分の名前も明かさない理由です。

必要以上に親しくならなければ、あんなに酷い思いはしなくていい。

仲間を失った心のダメージは大きく、シェルター内の壁に自分の心の内を書きなぐったものをエマ達も発見しています。

「密猟者」「助けて」

そして「仲間の名前」でさえ壁には書かれていました。

そんな悲しい過去がおじさんの心に蓋をしてしまったんですね。

おじさんの実の名前

このおじさんの名前は物語が進めば明かされることになります。

彼の名前は「ユウゴ」と言います。

エマとの信頼が構築され、自分の事をすべて晒してもいいと思ったユウゴはエマに自ら名前を明かします。

このシーンはカッコよかったですね!(;_;)

おじさんの年齢

ユウゴの年齢についてですが、おじさんというあだ名が付いていますがそこまで年寄りではありません。

彼はハウスを脱走したのが15・6歳くらいと明かしています。

なので彼の年齢は30歳前後ということになります。

男としては若さと渋さが入り混じってくる、1番色気のある世代に突入ですね!(*^^*)

そのおかげか「約ネバ」の中でもユウゴはとても人気のあるキャラクターなんです!

 

約束のネバーランド「おじさん」のクッキーと名前があだ名の理由や年齢まとめ

ここまで“おじさん”ことユウゴのクッキーの秘密や、彼が名前を今まで明かさなかった理由を書いてきました。

要点をまとめると以下の通り。

  • クッキーはおじさんのハウスの中の楽しかった思い出の象徴
  • おじさんはハウスを脱走した後、家族だった仲間をゴールディ・ポンドで失っている
  • おじさんの本名は「ユウゴ」で年齢は30歳前後

ユウゴはアニメ2期の中でも物語を超盛り上げてくれる重要キャラクターです。

アニメ2期『約ネバ』の今後の展開と、彼の活躍っぷりをその目に焼き付けていきましょう!