もののがたり唐傘(からかさ)の能力と強さ！正体と目的ネタバレ

『もののがたり』のラスボスである唐傘は、主人公である兵馬の姉と兄を殺し喰ってしまいます。

また唐傘の主（あるじ）としている現人神（あらひとがみ）の器、長月ぼたんを常に狙っています。

兵馬やぼたんを護る婚礼調度達にとっての最大の敵である唐傘には、どのような能力と強さがあるのでしょうか？

常世寄りの付喪神である唐傘には名前の付いたものが四体おり、その四体は名のない唐傘に比べて圧倒的な強さを持っています。

本記事では唐傘の能力と言える、この四体についての能力や強さ。

そして唐傘の正体や目的について解説していきます。

 

もののがたり唐傘(からかさ)の能力と強さ！

もののがりの敵である唐傘には、常世よりの付喪神のため他の付喪神とは違う強さがあります。

では、唐傘にはどんな能力があり、強さの程度はどれくらいなのでしょうか。

ここでは唐傘の能力と強さについて解説していきます。

能力1：影移動　　　　

唐傘は影を支配圏にし、影のあるところであればどこにでも移動することができます。

彼女が持つ唐傘を指すことでどこにでも影を作ることができるので、唐傘を捕えることはとても困難を極めます。

能力2：悪天の能力

次に傘で凌ぐことのできる雨や風などを能力として転化することができます。

唐傘の名前を持つことを許された四体は、その名を天日(てんじつ)、時雨(しぐれ)、吹雪(ふぶき)、凩(こがらし)と言います。

彼ら四体は名前に合わせた悪天をまとい、その能力を発動させます。

能力3：眷属化

唐傘は気に入った人などを喰って、ボディにすることができます。

また唐傘が取り込んだ相手ができた能力や思考はそのまま唐傘の能力になるため、秘密情報なども唐傘に知られてしまいます。

能力4：悪天の能力

常世の穢れを現世に放つことができます。

常世の穢れが付いた箇所から浸食され融かされてしまい、現世から消えてしまいます。

これは、現人神の権能（けんのう）の一部を授かった唐傘のみができる能力です。

唐傘の強さ　　　　

一体の唐傘に対して何人もの塞眼や付喪神で戦いに挑まなければならないほど、他のキャラと比べても最強レベルの強さです。

また、唐傘は器の持つ能力以上の強さを身に付けており、さらには現人神から授かった天恵により、穢れを放つことができるようになります。

穢れは、少しでも触れてしまった個所から、全身をむしばみ融かしてしまいますよ。

さらには、常世寄りの唐傘は、延々と常世から生命力が供給され続けるので、塵ひとつ残さないように消し去るまで、動き続けることができます。

 

唐傘の正体と目的ネタバレ

兵馬たちの最強の敵である、唐傘たちの正体や目的が何なのか気になりますよね。

ここでは、唐傘の正体と目的を解説していきます。

正体は藁座廻(わらざまわし)　

唐傘の正体は、原作の7巻で明かされていますよ。

これまでも何度かぼたんの前に現れていた唐傘ですが、これまで正体を名乗ったことはありませんでした。

しかし、原作7巻で四体の唐傘が集合したときに「我らは藁座廻」と、初めて現人神の器であるほたんに向けて名乗っています。

また、これまで原作のなかでは正体が明かされる伏線はありません。

藁座廻しは実は他にも個体がありましたが、名前を持つことが許されたのはたったの四体のみです。

そして穢れの最も濃い吹き溜まりから現れ出てきた、もののけ達なのです。

唐傘の目的

唐傘の目的は現人神を器である長月ぼたんから切り離し、降臨させることです。

なぜなら現人神は、全ての付喪神を遣い統べる存在であり拠り所となる主だからです。

また純粋な現人神を降臨させることで現世と常世をつなぐ門を開け、現世を穢れで塗り替える事を目的としています。

 

まとめ

得体の知れない唐傘について解説してきましたが、いかがでしたか？

常世の深い場所の中でも、さらに深い場所の濃い穢れの中から生まれたモノノ怪である唐傘。

その正体は藁座廻だということがわかりました。

影を支配圏し、喰って取り込んだものの能力を自分のものとして使うことができる唐傘は、まさに最強レベルの強さです。

さらに主である現人神を器であるぼたんから切り離して降臨させることで、現世を穢れで塗り替えたいという目的があります。

四体ともそれぞれに異なる悪天をまとい、その能力を使って戦うシーンはとても躍動的でドキドキさせられますよ！

 

もののがたり, アニメ

Posted by igaiga