k-1とキックボクシングのルールの違いとは?レフェリーが試合で見るポイントも

こんにちは、k-1を中学校の頃から見ている格闘技大好きイガイガです。

今回はk-1のルールについてです。

たまに言われるのが「k-1とキックボクシングって何が違うの?」というような質問です。

確かによくわからない人にとっては、k-1もキックボクシングもムエタイも同じ立ち技格闘技です。

どの競技も相手と向かい合って、パンチやキックを打ち合う格闘技ですからね。

さすがに「k-1とプロレスって何が違うの?」

っていう質問には「おぉぉぉぉい!!!」Σ(゚Д゚)

ってなりますが(笑)

ということで、あまりk-1とキックボクシングの違いが分からないというような人は、この記事を参考にしてみてくださいね。

 

k-1の歴史とルール変更の歴史

 

 

まずはk-1のルールというものはずっと昔から同じじゃないということです。

k-1は1993年に第1回大会が開かれて、その後運営会社が変わってルールが大きく変わったのは3回あります。

まずはその3回変わったルール変更について見ていきたいと思います。

 

石井館長が主催するk-1創世期

 

1993年に第1回大会として開催されたk-1ですが、その主催者が『石井和義』さんです。

石井さんは当時の運営会社「ケイ・ワン」の経営者であり、直接打撃制(フルコンタクト)空手の団体正道会館の創始者です。

この頃のk-1は無差別級制であり、今と違って細かく階級分けされていませんでした。

すると自然とスーパーヘビー級全盛の時代が訪れるようになるのです。

 

ルールは今とは少し違っていて、ワンマッチの試合では最大5ラウンド用意されていました

ちなみにトーナメントでは今と同じ3ラウンド制でした。

しかもこの頃は首相撲や相手のキックを掴むなどもOKでした。

しかしその分、首相撲が得意な選手の試合だと膠着(こうちゃく)するような形になってしまいやすかったです。

 

谷川貞治氏【FEG運営】の運営するk-1中量級時代

 

その後2003年にケイ・ワンからFEGへと運営会社が変わった際に、石井館長から『谷川貞治』さんがk-1プロデューサーを引き継ぎ、同時にFEGの社長にも就任しました。

このFEG体制になってからは中量級の時代へと突入します。

この時代にカリスマ魔裟斗山本KID徳郁、須藤元気などのレジェンドたちが活躍します。

k-1ワールドMAXをはじめ、総合格闘技イベントHEROES(ヒーローズ)やDream(ドリーム)が格闘技ブームの火付け役になりました。

この頃のk-1から膠着を抑制するために、ルールで首相撲禁止などが取り入れられました。

 

現在の新生k-1で軽量級の群雄割拠の時代に突入

 

そして現在の新生k-1へと時代が移っていきます。

旗揚げは2014年で、その時のイベントプロデューサーは元キックボクサーの『前田憲作』さんがやっていました。

運営会社もFEGではなく、(株)グッドルーザーという会社が運営をしています。

プロデューサーはKrushも兼任していた『宮田充』さんが行っていましたが、2018年の末に格闘技ライターの『中村拓己』さんが引き継いでいます。

特徴としては50kg~67.5kgの軽量級が全盛というイベントになっています。

ルールもまた変更されていて、相手の攻撃を掴むこと禁止、首相撲禁止、肘打ち禁止という事になっています。

 

k-1とキックボクシングのルールは何が違うのか?

 

 

ではk-1とキックボクシングのルールで違うところを見ていきましょう。

まずは大きく違うのが以下の3つのポイントです。

 

  1. 首相撲禁止
  2. 相手の蹴り技をキャッチ禁止
  3. 肘打ち禁止

 

1番と2番の理由は前述しましたが、試合の膠着を防ぐためだと言われています。

やっぱり動きがしょっちゅう止まってしまう試合は面白くないですからね。

3の理由としては選手の身体を守るためと、テレビにk-1を放映させるために出血の可能性が大きい肘打ちを禁止していたのかも知れませんね。

つまり積極的にメディアへの露出を図っていたのではないでしょうか?

 

反対に言えば、キックボクシングは上記3つのポイントがすべてOKなので、k-1よりもより多様な攻撃パターンを見ることが出来ますね。

さらにキックボクシングは1試合5ラウンド制が多いと言われていますから、完全決着を見ることができやすいと言えます。

これに対しk-1は1試合3ラウンドしかないので、よくジャッジ泣かせな判定になりやすいような気がします。

 

クラッシュとk-1のルールはここが違う

 

ちなみに現k-1と同じ運営会社の格闘技イベント『クラッシュ』ですが、このk-1とクラッシュ2つの試合ルールにはほとんど違いがありません

なぜならクラッシュはk-1への登竜門的な位置づけだからです

多くのk-1で活躍する選手たちが、クラッシュで経験を積んでからk-1に参戦してきている流れがあるからですね。

 

ムエタイとk-1のルールはここが違う

 

ではk-1とムエタイとではどうなのかというと、ルールの違いはかなり沢山あります。

と言ってもほとんどはキックボクシングと同じ様なルールです。

なぜならキックボクシングはムエタイに対抗して日本で作られた格闘技だからです。

ですからキックボクシングとムエタイとでは、認められる攻撃や禁止ルールなどはあまり大差ないです。

 

話を戻しましょう、例えば1試合のラウンド数がk-1は3ラウンドなのに対してムエタイ(キックボクシングも)は大体5ラウンドあるからです。

※キックボクシングでも主催者の意向により3ラウンドのみの試合もあります。

その他にもムエタイには首相撲があります

首相撲は相手の首をがっしりと掴み、膝などを見舞っていく戦い方です。

k-1では膠着(こうちゃく)が増えるとしてこれを禁止しています。

さらにムエタイは相手のキックを掴んで攻撃を繰り出してもいいです

これもk-1では禁止なのですが、k-1での試合経験が浅いタイ人は身体に染み付いた癖で相手の蹴り足をよく掴んでしまうことがあります。

また肘打ちも当然あります

 

こう見てみると、キックボクシングのルールとほとんど同じ様な感じです。

ではキックボクシングとも違う部分は何かと言うと、頭部につけるモンコンと呼ばれる輪っかの衣装を身に付けたまま試合をしなくてはいけません。

また試合の直前にワイクルーと呼ばれる踊りをしなければいけません。

これは自分の師匠に感謝を表すための儀式と言われています。

 

k-1とキックボクシング・ムエタイの採点基準の違い

 

よく言われるのがk-1やキックボクシングの採点はダメージ重視で、ムエタイは手数やヒット数が採点に重要視されると言われます。

さらにムエタイは攻撃の綺麗さや当てる形も採点に反映されると言われます。

ちなみにムエタイではパンチがほとんど評価されないという事もあってか、試合数の割にKO数が少ない選手が多いんですね。

つまりk-1の採点基準はよりKOを生み出しやすい採点基準ということなんですね。

ちなみにk-1の公式HPには採点の優先順位が明記されています

こちらにも引用させていただきますね。

 

k-1公式ルール 第11条

採点の優先順位

  1. ダウン数
  2. 相手に与えたダメージの有無
  3. クリーンヒットの数
  4. アグレッシブ度(攻撃点) とする

引用:k-1公式HP 

 

 

 

k-1のルールでレフェリーが見ているポイントとは?

 

 

k-1のレフェリーが試合中に見ているポイントですが、キックの掴み・クリンチ・首相撲禁止といったところ以外にも、ダウンを取るタイミングなどがあります。

例えばそんなにダメージが有るようなパンチでなくても、パンチが当たるタイミングで転んでしまうとダウンを取られてしまうことがあります。

タイミングだったとしてもパンチがあたって倒れたという事実は変わらないわけですから。

またダウンを取ったあとにその選手が続行可能かどうか、これ以上試合を続けることが危険だと判断すれば選手が立ち上がって来ても試合を終わらせることがあります。

 

この記事のまとめ

 

 

  • k-1の試合ルールは運営会社とイベントプロデューサーの変更によって変わる可能性もある
  • k-1ではルールで「首相撲禁止」、「相手の蹴り足をキャッチ」、「肘打ちでの攻撃禁止」といったものがある
  • k-1はダメージ重視の採点で、ムエタイはキックの当てた数や綺麗なキックかどうかを採点基準にする
  • レフェリーはよりアグレッシブな試合展開になるように、キックボクシングにある首相撲などの行為を注意監視している

 

こういったルールの違いを知っているだけで、試合の見方や楽しみ方が大きく変わって来そうですよね!

自分でも判定になったらどちらが勝ったのかなどを予想しながら見ていくと、その試合を何倍も楽しめることでしょう。

是非やってみてください!

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!